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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

※2022/10/18、誤字脱字発見したので修正しました。



「そんなの決まっている!」

↑シチュー君。



「!?」

↑ネーニャさん


「君は、生きたいんだろう!


なら、答えは出ている。

君は俺たちと一緒に旅に出るんだ!


君の夢はなんだ!」



「!?・・・・」


私の夢?


「俺の夢は、もちろん君と一緒に生きていたい!」








「(なぁ、クロ?)」


【(どうした?智也)】


「(シチューが勝手に割り込んだのはいいが、既にプロポーズみたいな事を言っている気がするんだが)」


【(最初からアレではダメだろう。彼女自身ここまでの疲れから、独り言のつもりが、口に出てしまっているのだから)】


「(それに、プロポーズするなら、他所行ってからやってくれないかな?)」


【まぁ、そう言わずに。人がいるところでやらないと、嫌がっているのに無理に押し倒そうとするやつを監視できるじゃないか】


「・・・」


【なんだ?】


「クロ。単にお前が見たいだけだろ?」



【・・・・そうとも言う】


「はぁ、もういい。出航準備を進めてくれ。次の目的地はナバロシェム星系の、えーとどこに行こうかな?」


【あそこは居住可能惑星が170個ほどは見つかっているからな。今回は経由だからその次の目的地であるドヴェルゴ星系のほうによれる星を選択すればいいのでは?】


「そうするか。この星系でさえ、他にも回れる星々が有るからな。いつかきっとすべてを巡ってみたいな」


【壮大だな】



「だろ、俺は、任務じゃなくて冒険がしたいんだ」


【なら、上から文句を言われないように、彼をできるだけ早く送り届けないとな】


「そうだな」


ほんとにそうだよな。こんなところで油売ってる暇なんてないんだよな。








































あれから、数日待ち続け、ようやくこの日、


U.C.1813/7/20 出航許可が下りた。



取り敢えず、今回の件での何回目かの嫌がらせを実行した。



シチューと兄貴である陽平に。出航まで暇だったともいうが。





俺が、直々に持って行ってあっげた。彼ら二人の顔は持っていくたびに、顔面()白。


まさに、艦の名前の由来通りの色を出してくれる。



だから、俺も喜んで、冷凍庫から事前に出した、前回残った白飯。凍っているご飯を、茶碗に盛り、地球産の梅干しの種を一緒に置きお盆に氷水たっぷり入った水一杯を彼らの所に持っていく。必ず、こういってから置く。

「お待たせ、今日のメニューは、冷や飯です。30分後にブリーフィングに入るから、急いで食べて集合ね?」






って、言うと、不憫に思った奴らからおすそ分けをもらう。


但し、お湯などの暖かい系を渡したら罰として、三日三晩同じものにするといえば、彼ら彼女らは、あきらめて沢庵やその他のおかずを渡してた。





但し、俺も鬼ではない。


ちゃんと休みか、仕事終了のタイミングでしか出してないよ?それ以外は通常だし。


ブリーフィングという名のトイレに行かさないで、30分内容のないミーティングをするけど。




そして、ネーニャさんだけは、毎度この嫌がらせを行うと文句を言いに来るようになった。




俺に怒るが、たまに、ニャー、ニャー言ってるように聞こえる時が来て微笑ましくなり、ついに昨日吹き出してしまった。



彼女はなぜ俺が噴出しているのか分かっていなさそうだったがな。








そんなことより、出航できる。





出来るんだ!!







というわけで、今回はサササっと出航してます。


何回も、何回も、ネーニャさんから、「飛んでる!この艦飛んでるよ!大丈夫なの!!」


って聞いてきてたから、途中から、副長に頼んで、俺は外で笑いまくっていました。




もうね、猫みたいにおっかなびっくりしてて、尚且つ、顔面蒼白のうえ、二度見してからの、このセリフを吐いているんですよ。

「飛んでる!この艦飛んでるよ!大丈夫なの!!」



・・・。あなた、サバイバル免許どこで取ったの?って思って聞いたら、他の星に行けることですでにテンション高かったようで、窓のない船に乗った瞬間、気を失って、着いたら訓練場。帰りは、疲れて、窓はあったけど、席に座ったとたん、寝てたらしい。



勿体ね。まぁ、いいけどさ。



それと、母さんにちょっと前に定時連絡みたいな連絡していたんだけど、まだ、ミッドガルツ学園に到着していないことが発覚。


もう、どちらが先に着くか先行き不安だよ。


二週間近く、足止めを食らえば、そうなるけど、どうしようもなかったといえば、そうなんだけど、





そうなんだけどね、それにしても、先行して発進してるのに、最初の星系で、最初に降りた星で、早々にやらかして、足止めを食らうんだから、もう、しばらく、艦を降りたくないね。



これで、ネーニャさんとブラナルズミナス星系の話はおわりのはずです。


次回。別の星系に降りるかも?たぶん。降ります。

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