表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
144/488

144

誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



「了解。秘匿回線03に切り替えて言い直す。・・・・



俺はこれから、DYを通りジャナシスのエレベーターを使い格納庫ハッチから彼女を引き渡します。準備のほどをよろしくお願いします。スチュワートより・・以上」



【こちら、副艦長。シチュー君の隠語を確認これより総員に対して命令を下す。



まず、格納庫ハッチに陣取っているすべての危険物を直ちに撤去。航空機などは爆破される恐れがあるため、第三格納庫あたりに格納せよ。


続いて、上部甲板にて周辺警戒に当たっている者については引き続き監視を続行。


内部にて、侵入者の確認作業を行っていた者は、隔離Bに居た二人と鉢合わせをせずに格納庫ハッチに隠れるように待機。


乗降口にて待機中の治安隊はすぐに格納庫ハッチから入るように指示。乗降口にいる者は、すぐにその場で隔離閉鎖を行うことを告げ、乗降口を封鎖せよ。


格納庫ハッチで治安部隊と合流してから5分後に任務を開始する。


スチュワート少尉へ、返事をせずに聞くだけに止めておくように。

君たちの向かうエレベーターは格納庫ハッチから一番遠い場所。艦橋のエレベーターを使用し、10分後に格納庫ハッチに到着するようにせよ。時間は前後1分はずれて構わない。



ネーニャに対し、拘束するために動いた時点で治安部隊は拘束できるので、ネーニャさんが行動を起こさないように保護する方向で、動いてください。スチュワート少尉の独自判断でかまいませんので最悪、反抗的な態度で、保護して我々が動ける時間を確保してください・・・・・以上です。各員持ち場について指示があるまで待機を】



と、艦内放送を使用しないで各自の持っているイヤホンに無線で知らされる。

ちなみに、先ほど智也に送られた通信は、艦内放送での呼びかけであり、隠語を使用したことに気づかせるための作戦である。これに気づいた全員がイヤホンから聞こえる本当の指示内容と、今の現状が伝えられて、準備に着くための最終段階に入った。



その後、後部ハッチ側から侵入(乗艦)してきた治安部隊と喋りながら、無線の一時的に使用できないエリアに連れてきて、フルボッコにした挙句、声真似がうまい奴に無線で『合流したので、大佐も合流を』とうその情報を流し、背後関係の洗い出しをすることに。







そしたら、出るわ出るわの大量のゴミが出てくるしまつ。すぐさま監査室に報告すると、ゼルセルタ航空宇宙軍の3個師団が派遣されてきて、すべての軍事施設を鎮圧・制圧し、それでも言うことの聞かない奴らには、最終手段である暴力に移ることになるのであったが、最終手段は使われずに済んだようだ。


彼らからしてみれば、正当性があるため、そこまで酷く抵抗しなかったそうだ。


但し、それは彼らだけであり外部からすれば、大問題の大不祥事に発展すること間違いなしだった。


今回の案件は正式に全世界へと情報を発信するとともに、今回関わったもの以外にも、過去にさかのぼって、同盟国家の仲間入りを果たした辺りまで遡り調査することが決定したそうだ。





ちなみに、今回の案件は全員が全世界のさらし者になった挙句、二度と故郷の土が踏めない別の惑星の開拓惑星に送られるそうだ。



一生。


過去の自分を反省すればいいが、そういう思想の持ち主たちをこれからココに連れてくるので、改善は見込めないそうだ。




まぁ、使える人材は矯正を施し、おかしな言動が無くなったと判断されれば、故郷の土を踏めないだけで、重労働はしなくていいそうだ。



そして、生き残ったのは、全体の1%以下だったそうだ。



ほとんど誰も居ない結末だったそうだ。


まぁ、あとで聞いた話だが彼らはホームシックになりやる気は最悪もう絶望しているところに自殺はできないようにしていたから寿命を削って凌いでいたそうだ。

耐えきれず、心が折れたそうだが。








「そんな暗い話は、ココまでにしようか」

終ったことだし、オレに最後まで後処理頼まれていないし。


「そうですよ、隊長。ね、ネーニャさん」

はぁ、結局最後まで付き合わされた。私補欠扱いの通信士なのに。


「い、いいんですか?」

ホントに、ココに居ていいのでしょうか?今からでも艦を降りろと言われればいくらでも入りるのに?


「いいの、いいの。智也君がココまでって言ってるんだからいいでしょう。それに2週間くらい今回の件で引っ張りまわされてたんだから、もう大丈夫だよ!」

きっと君のことも俺が守ってあげるんだから大丈夫だよ!



「『お前が、言うな!今回の主犯格!!』」

ネーニャさんとスチュワート少尉以外が心からそう思った。本当にそう思ったら、ついつい口から出てしまうくらい。




「酷くないすか、皆さん」

おれ、悪くない。可愛いが正義なのだから















「あいつ、いまいち反省していないぞ。艦長のお兄さんの方がまだ反省してる気がするぞ」


「ハ、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」

反応に困るコメントどーもありがとーな。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ