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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。




あの後、艦長である智也隊長とAIであるはずのクロさんが、ずっと悪い顔をして悪巧みの計画を立てていた。



私としては、そんなとこは私室にでも戻ってから二人でやってほしかった。



「なんで!艦橋でやるかね!!」


と、私の親友でもある酒友達の同性の友達に愚痴る。


「と言っても、一応艦長ですからね、私たちに拒否権は無いと思うよ」


「そうは言っても限度ってものがあると思わないかな?かな?」


まずい、飲み過ぎじゃないけど、悪酔いしてるせいか、目が座ってきてる。。。


「ねぇ、レンちゃん。聞いてる?」

はぁ、今日も長くなるかな、この愚痴大会。


「聞いてるよ~、それであんたは、そんな場所から出れたんだから、良かったじゃない」


もういい加減に話を切り上げさせて、私も疲れたから~。


「それが、わたし、トイレで立っただけだったの、」


「は?」




「・・・・・だから、こんな長時間、しかもお酒飲んだら、もう戻らなくてもイイよね?」


確信犯か!!

「わかってて、飲んでたのか!!!すぐに帰れ!」













「痛ったいなー、何も本気で拳骨落とさなくてもいいじゃない。あんなにすぐに起こるから、男ができても、その本性見破られて続かないんじゃないのかな?」


って、通路でぼやいていたらどこかから、余計なお世話だーって聞こえてきた。幻聴でもする。今日は体調不良でこのまま休ませてもらおう。あんな悪巧みに善良な隊員を巻き込まないでほしい。


「と、言うことなので、帰らせてください!」


「おい、酒飲み娘、テメェの言い訳は、終わりか?」


「!?」


「こっちには艦内の治安を守る、AIが付いてるんだぞ!お前の業務中の飲酒は、服務規程違反に該当するため、厳罰をもって対応する。クロ!」


【艦内での、通常航行モードでの服務規程は、業務中の飲酒などの過失が高いものを筆頭に厳罰を重くしているが、現在は確かに、他の隊員は休暇を与えられているが、それ以外の者たちは人数が少ないため、1時間前に準警戒態勢を取っていたことが、ログから確認されており、貴官も承諾の了承確認を受諾しており、今回の件は極めて悪質ではあるが、艦長から、始末書の提出のみを求められており、それ以外の懲罰は行われないことが、話し合いでついた。が、私もこの艦に乗る一、副艦長として貴官に罰を申し渡す。準警戒態勢依が解かれる、または正規メンバーが戻るまでの間、通信担当に従事せよ。



以上】



私の、処分がすでに決まってた!!



「返事はどうした?」


「はい。ご命令通り、任務を果たします」


「それと、始末書は、通信業務の傍ら行えるようなものを用意したので、きっとすべて書き終えるだろう?もちろん、今回に限り、データでの始末書提出は禁止とする」


「!?(そ、そんな~!)」



それから、正規メンバーが戻る12時間職務に従事し、私の下船許可は取り消された。






悪いことはするもんじゃないと痛感した、一日になった。










































それから、しばらくして、ある発表がされた、この艦にさらに一人の隊員が乗ることが決まったそうだ。






それも、追加情報がある。



あの、シチューことスチュワート・B・ラングストン少尉の待望の恋人になった、人物がこの艦に乗ること、その人物にいらんちょっかいをかけると、少尉がキレてやってくると一時期、噂になった。




それを知らずに踏みに行った者たちの末路があまりにも悲惨だったため、すぐに信用された情報だとわかった。



















「ネーニャ・アインクルード・トト 2等宙尉です。皆さん、これからよろしくお願いします!」


と、片耳だけ垂れた犬耳を持つ美女に、ある一部の者たちは興奮を抑えきれずに、拍手と声援をもって応えた。



約一名は、そんなもの達を睨みつける。


(そう、怒るなよ。お前の彼女だと、さっき彼女自身が自己紹介の時に言ってたんだから、あきらめろよ。有名税みたいなもんなんだから)



「えーと、彼女の所属は第七大隊の・・・・・」


「隊長!彼女の持つ技能が活かせる部署を希望します!」


と、かっこをつけたがる、彼氏。それに反応し、照れる彼女。




「そんな反応をしながら、イチャイチャするなよ、それするなら、どっかよそでやれよ。俺が彼女いないのは、わかっててやってるけど、目の前でされると、イラっとするな」


【智也、独り言のつもりだろうが、口に出てる。彼らには聞こえていなくとも、出てる】


「・・・・あぁ、悪い。口から出てたか。幸せな気持ちは分かるが、口から砂糖が出てきて、気分が悪いな」



【私にはわからないものだな。砂糖を吐くというと、どういうことなのだ?】


「それについては、オレにさっき始末書持ってきた娘が教えてくれる」


「えっ!?」

(まって、隊長!そんな無茶ぶり聞いていないんだけど!!)


【そうか、教えてくれるか?】

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