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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



【ファルムス隊が現宙域を出たとこで、老害だったとされて組織から監視対象になっている者たちを拘束して、本隊合流に備えてください。本作戦終了後、貴方には大樹の杜の組織殲滅任務に就いてもらいます。ただし、派遣する部隊には本案件を伝えずに合流させますので、】



『もう、言わなくていい。極秘作戦だナ』




「・・・こっちから声がするということは逃げ遅れた者か、助からないと判断されたのではないかの」


「そうかもしれんが、確認して、捕縛しなければならんだろう」



『・・・・』

(声が聞こえていたとは誤算だったな。だが、都合がいい。早速拘束させてもらおウ)



「な、なにをする!」

(なんじゃ、この小童!)

「!?」

(こんなガキ、組織におったか?)



「・・・・」

(反応が遅い、仕方がないのか、老人だったしな)




「オイ!やめろ、儂を誰だと思っているんd」


「こやつ、まさか坊ちゃんの命を狙う刺客では!」



「・・・・・・・」

(坊ちゃんって、たぶんこちら側の人間の雰囲気だったぞ。それに、誰か知っているから猿轡させて拘束してるんだロ!)



もうこんな時間だ。早く本隊合流してくれないかな~?





























殲滅でもなんでもするから、宇宙の()()にある中継拠点から出たいよ。






【T1・・・・・T1聞こえますか?】


『音声通信とは、どうかしたんですカ?』



【本来、貴方に乗艦してもらう部隊にこの任務が終了次第行ってもらうつもりでしたが、情報が遅れて到着したため、貴方に殲滅任務をしてもらう話は無くなりました】


『・・・・・』


【それでなのですが、貴方は今後どうしたいですか?まだ、グレーな仕事をしたいですか?それとも、真っ当な仕事をしたいですか?】


『。。。。。グレーな仕事をしたいかと聞かれたら、誰も一度は拒みませんか?一応、オレは元から、裏で生活してきた人間だ。だから、今更真っ当な仕事ができるとは思っていないが、参考までに聞きたい。真っ当な仕事とは、何をするんだ?』



【新たに軍養成学校に入るなら、真っ当な部署に行くことが確実です。ですが、それ以外の仕事は、やはり軍人ですから、威力諜報活動に近い諜報活動に行くと思いますが】



「(ここいらデ、真っ当な生き方が出来るカわからないが、一度くらいは真っ当なことをしてみたいものだと常々思っていたんだ。今なら、いけるかもしれないな・・・・)ヨシ」


『PB1、真っ当な仕事。まずは、軍養成学校に入ることだったか、ちょっと年が行っているが、いいのか?』


【T1。大丈夫ですよ、貴方が養成学校に入ることを希望した場合の段取りもすでに決めてあったので大丈夫です。では、本隊合流まで、後10時間です。それまでに、情報の回収をお願いしますね】



『・・・・・そこは、無茶ぶりしてくれるのナ』


【今は、まだこの仕事してる隊員さんですもの。ガンバって!!!】






無茶ぶりだよ!まったく、




















・・・・・でも、

真っ当な仕事が出来るか


・・・・少し、期待していてもいいのかな?




































「・・・・、お前が本当にゼルセルタ航空宇宙軍に所属しているとどうやって証明するんだ?」



「こればっかりは、うちの部署の誰かにつながないとまずいから、連絡させてくれ」



「ダメだ、仲間を呼ぶかもしれないからな!」



「・・・・」

話が、進まない。


「どうした、図星だったか?」





めんどくさいな。確かに長期間拘束されて、薬も使われていたとしたら、疑心暗鬼になるのも頷けるけど、どうしたものか。




たぶん、もう少ししたら、本隊が来てくれるから、それまで待つのが最善かもしれないな。




「ジェダ親分!前方からゼルセルタ航空宇宙軍らしき艦影を確認」



「通信をゼルセルタ航空宇宙軍専用コードにして発信。・・・・それと誰が、親分だッ」

と、ソナー担当に拳骨を落とす。


「そういうところが、親分なんですよ!」


「へ、屁理屈を言うな!」


「イテッ!!」



「ヨシ、あいつらが敵かどうかも含めて、確認しようじゃないか」



【こちらゼルセルタ航空宇宙軍 組織犯罪対策対応部隊・OCCU ナジェロ・ギロイ・コナミュッシュ】



【こちら、ミッドガルツ所属24師団指揮司令 四季司令と艦に乗っていた乗組員70名がこの艦に乗船しています。現在、この船の所有者がゼルセルタ航空宇宙軍を名乗っているため照会願いたい】


・・・・アレ?


「なあ、この声と名前聞いたことないか?」


「だよな~確か、第七の航空隊支援機で来てくれたパイロットじゃないか?」



「オイ、お前たち知ってるのか?」


「!?」

「聞いていたんですか?親分」


「お前たち、あとで締めるぞ・・・・で、知ってるのか?俺は第七と言えば、智也君くらいしか分からんのだが」


【四季って?あの!?】


「・・・・おい、いい加減教えろよ。お前たちは敵か?味方か?」

(ほんとにゼルセルタ航空宇宙軍なのか?それにしては、智也君の乗っていた艦じゃないしな)


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