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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第八章 追跡・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


「(星の海の中でもひときわ目立つ、航行灯。

星の海でその光が見えるそれこそ、船がいる証拠。


この広い星の海で、照らす意味は、『自分がココにいる証』宙賊は付けない目印になる。宙賊からしたら、餌みたいに思うかもだけど、正確に言えば、救難信号など緊急性の事態に陥ったときに必ず、役に立つため、全ての航行者に義務化されたものとなる。航行灯を付けていないものは、軍関係か、犯罪者くらいになる。軍関係者は、索敵範囲が民間船よりも優秀なため、前もって連絡が来ていることも多いくらいだ。だから、今回の合流もそんな風にしているのだと思っていたのだけど・・・・・・・)」




遠くに見える、あれは、・・・・・・・。







戦艦、蒼。



私たちの艦と比べても大きい艦。







そして、そんな艦が点けているのは、航行灯。それも普通なら、四隅と後方・前方・上と下くらいなのだが、あの艦はさらに、艦の端から端までを明るくしている。




ぶっちゃけ、これを指示した者には、正直頭おかしいのではと聞きたい。


だって、目立つもの。









「あーちゃん。もうすぐ接舷だけど、誰がやりたい?」


「もちろん、私がやりたいです、クリス艦長!」


「じゃ、任せるわね。あの光輝く、縦長四角になっているところに接舷して頂戴」



「了解しました!」






合流。



言葉にするのは難しいけど、私たちの実地訓練込みで行われた新人研修。


最初の仮入隊は2週間で気に入らなければ艦を降りることもできたけど、全員がそろって下りないことを宣言。




そのあとに待っていた、今まで以上の厳しい訓練と研修。横に張り付いて、行われる実地訓練は私たちの想像のさらに上を行く内容であり、新しい技術は取り入れられ、停滞することが無いように行われる仕事。




時に遊んでいるように・・・・・遊んでいた時もあるけれど、メリハリをきちんとしていることが私たちとの違いだとしっかりと、刻み込まれることになった。




ゲームをしていても、アラートがなれば、すぐに持ち場に着く、すぐに仕事モードになるとは、私たちの甘さを上塗りにするには十分だったろう。



今では、緊張感がある仕事と、休憩時間での緩急がある体制の時間帯をうまく精神と体を、コントロールできるようになってきた。


こういう事を言っていて、何言ってるんだと思うけど、実際に行っていたら、先輩たちができるようになってきたなって言ってくれたから、サボらずに頑張ろう、って気持ちになる。



ココに到着するまでに1か月くらいかかったけど、私たち幹部候補生学校出身者は、一人の脱落者を出さずに済んだ。



ただ、ミッドガルツ学園の生徒は、脱落者が出てたらしいけど。何人落ちたかは、私たちは知らなくていいそうだ。






そして、これより、この艦に接舷してすべての権限を委譲したら、終わりらしい。






私たちの一か月近い、この壮大な旅にも幕が下りる。ただし、私たちは、これが最後の旅じゃない。









これから、始まるんだから。旅で会った人たちがこれから先二度と会えないなんてことはない。




同じ部隊の人たちなんだから、会おうと思えば、いつでも会える。






「あーちゃん。接舷まで、残り500mよ、慎重にね」


「ハイ、クリス艦長!」


私たちの師弟関係ももう終わり、私のお姉さんと言ってもいいくらい、私も大好きな人。そして、私が付き合いたいと思ってる人があの艦に乗っている。





その気持ちをもって、今、接舷します。







「接舷まで、残り10m・・・・・・8m・・・・・・・・5m、2m・・・・・接舷シールド接続を確認。接舷します」




・・・あ、軽いショックが来た。




接舷したことを示す、ランプが点灯。



【お疲れ様です。これより、蒼海の権限は副長のクロが委譲します・・・・・・・完了しました。これより、蒼海を格納庫に居れます。少しの間お待ちください】





!?


「クリス艦長」


「ん?あぁ、初めてだったわね、そうよ、この艦はその大きさを活かして、艦を数隻格納できる仕様になっているの。だから、もう少し待っていてね。外の景色がきっと楽しいことになるだろうから」



「わかりました」


すごい、すごい!私たちの居た場所の横。接舷していた場所はクレーンでロックされて、艦の中に引き込まれていく。




横の格納庫が開くとすぐに格納庫が見れるのではなくて、何かシールドみたいなものが点灯しているのが分かる。今さっき見えていたのは赤色だったけど、今は緑色のシールドになった。




後で聞いた話だけど、信号と一緒で、赤は出入りできない硬化シールド、黄色は緊急時の進入しか出来なくて、緑色は出入り自由。青色は出る専用だそうだ。




色で分かりやすくしている以上に、中も殺伐とした倉庫だと思ったら、色々な船舶なり、航空機が見えていて、なかなかに広い空間に所せましと並んでいる。その一角に私たちの船も停泊することになった。



「ようこそ、第七大隊所属 第七大隊大隊長専用運用艦 蒼へ!」



「・・・・・・。」

そういった人物は、私と以前、同じ部屋で共同生活していた、智也が居た。








「あれ?滑ったかな、まぁいいや、初めての者たちが多そうなので、自己紹介させてもらう。

俺の名は、

仮入隊員の習熟度 現在 100%


ついに智也たちと合流出来た!






そして、初投稿から1年が経過!!


まだまだ、続きます!

応援よろしくお願いします!


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