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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第八章 追跡・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。





・・・・・アイシャ!?アイシャーーーーーーー!





んッ、まぶしッ!?






ピピッピピッ!



【こちらはゼルセルタ航空宇宙軍所属艦、第19大隊ジュス隊だ。所属を名乗れ!】


「・・・・・・」


【聞こえているのか?・・・ダメか。おい、誰でもいい、あの機体回収しろ。明らかに軍の所属コードを発信してはいるが気を失っているのかして応答しないようだ。誰でもいいから、行って回収してく、、、お前が行ってくれるのか、ありがたい。頼む。・・・・オイ、パイロットの奴、聞こえるか!そちらにこれからうちの回収班が行ってくれるから安心してくれ!聞こえてるか・・・・】







安心しろと俺にそう言っている、そんな声が聞こえた。










数時間後。



「ハッハッハッハッハー。マジか、超新星爆発のあった星に降りていたのか。それで緊急避難したと。そいつは大変だったなー」


と、なんか笑っているこのおっさんは、この艦の整備長で、周りからはおやっさんの愛称で親しまれているそうだ。


そして、この艦はドラゴンナバロニクスハウウェザー星系の巡視船だったそうで、今は、母港に戻っているところで、蒼海ともヤーハー達とも連絡もついていて、全員の合流もその港で合流することが決まって巡視船で一緒に向かわせてもらっているところだ。



「えぇ、最終的には超空間の光速道路に逃げたんですけど、そちらはそちらで、超新星の爆発で飛び散った破片が高温になって溶けて溶岩流になってそれが光速道路に」


「流れ込んできたと。それでどうしたんだよ?」



「逃げてたんですけど、軍の緊急無線で危険な区画をブラックホールに移動して、消滅させることが決定しましたとか言って来たので速攻で高速を降りて逃げたんですけど、それがダメな行為だったんでしょうね。気づいたら、夢の中?夢にしては現実的な感じでしたけど」


「微睡の世界か・・・・」


「!? 知ってるんですか!」


「微睡の世界のことか。あれは宇宙と宇宙の狭間であり、平行線であり、過去と未来であり、もう一つの世界だな。あれは。本来あり得なかった未来なんかはあの世界じゃ、ありだもんな」


「船乗りの伝説か・・・・あれは行きたくて行けるわけではないからな。あり得なかった世界からの住民が助けに来てくれるそうだ。だから、本当に助けたいと思われていたら助けに来てくれるけど、これは諸説あるからな。」


「へぇ~」


「だって、そうだろ、本来だったら親が助けに来てくれるだろうけどそんなわけないらしいからな」


「あぁ、確かに」


「で、だれが来てくれたんだ?昔愛した女か?」


「妹でしたよ。最愛の妹でしたよ。妹が死んだのは4歳くらいでしたし」


「そうか、そうか。なら、ココに茶色の液体(超高級なお酒)があるからな。ココで彼女(妹さん)に献杯しないか?」


「いいね、ラス君の妹さんに献杯しようじゃないか、なぁ!みんな」


「『おう!』」


「ありがとうございます」


「ヨシ、グラス持って来い!それと、艦長がココに来たってことはもう到着かの?」


「あぁ。後50分くらいだな」


「なら、誰が言う?・・・俺が言うのか?ラスじゃないのか?まぁいい、『ラスの妹、アイシャさん!ラスをこちら側に来れるようにしてくれてアリガトウ!また、いつか会える日を願って!  献杯!』」





『献杯!!』














到着した。宇宙港の中でもこの港は外れに位置していて蒼海が来る場所は別の場所なので、ついさっき別れた。今は戦闘機で移動中だ。




「いい船だったな。俺たちの船もいつかこんな風になりたい」




【こちらドラゴンナバロニクスハウウェザー星系、通称ドラゴン星系入国管理局。接近中の戦闘機、接近する目的を告げよ】


「こちら、ゼルセルタ航空宇宙軍所属 特殊特務大隊所属 特殊特務大隊第七大隊所属 戦艦蒼海所属 航空隊 隊長 サクシェラス・エンバスク 中尉 です」


【認識コードをおねがいします】


「FK43D9Y-RE900TW1M753」



【認識しました。789番ポートに向かってください。戦艦蒼海はすでに接舷されていますよ】


「ありがとうございます」


【いえいえ、改めましてようこそ、ドラゴンナバロニクスハウウェザー星系へ!】


「ありがとうございます」







さぁて、色々ごたついたけど、やっと本来の旅に戻れるかな。








見えた! 見えたぞ! 俺が帰るべき場所『蒼海』がそこに!!



「蒼海へこちらサクシェラス・エンバスク。蒼海への着艦を許可されたし」



やけに引っ張るな。通信が来たらなるべくすぐに出てほしいんだけどな。


もう一度、通信送ってみるか?


「蒼海へこちらサクシェラス・エンバスク。蒼海への着艦を許可されたし」





・・・・




返信が来ないな。今度は認識コードも送って聞いてみるか?


「蒼海へこちらサクシェラス・エンバスク。認識コード FK43D9Y-RE900TW1M753 蒼海への着艦を許可さ」



【ザザッ・・・・・ザザッ・・・・・こちら、蒼海、着艦は許可できない。現在トラブルが発生中のため着陸は見送る、待機せよ。艦周辺への立ち入りも規制し制限する。その場にて待機せよ。こちらの指示があるまで待機せy・・・・】


無事に蒼海までたどり着いた!だけど着陸できない不測の事態(トラブル)が発生中とは!?


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