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書き溜めはしていますが、更新ペースは遅いと思われますが気ままに見ていってください。
本日は3本投稿してます。
みんな、おはよう。外は真っ暗だ、寝すぎて夜が来てしまったようだ。。。。そんなことがあるか!さっきまで宇宙空間にいたんだ星がない時点でおかしいだろ、しかも停電ではない、なぜなら艦橋の計器類の電気がついているからだ!
すでに小惑星に到着しているのだろうか、思い出してほしい。この艦なかなか大きいんだ、そんな艦が入れるスペースの小惑星なんて小さくない気がするのは俺だけか?
寝て起きて、今7時間すでに外の様子が気になる智也君です!
結果が分かりました。
クロのやつ本格的な格納庫いや宇宙船のドッグだな。
出発したときに使っていた格納庫は、出航時は反対側の海からだったから違和感あったけど、本来あそこには戦闘機が入っているはずだものな。
クロのやつ本気出して作ったドックは中でも生活できて、自分の分身?分身的なAIを接続しているからこの小惑星型宇宙船ドックも移動可能だそうだ。誰得だよ!俺らしか基本的に使わねぇよ。
まぁ、前回の武器の試射で欠陥が分かったので、そこの修繕を行うらしい、ついでに、俺が思いついたのは浪漫系武器、防衛装置をクロのやつが作れるという奴だけ取り付けてもらう段取りにはなってる。
今のところ思いついたのは、記憶があった頃に読んでいた漫画雑誌を読み返している。
なんで今かって?簡単な話だ俺が思いついたのと武器調整に手間取っていてこちらに話す余裕はないらしい。話す処理能力を別のところに生かしておきたいと15時間前に言われた。
だからずっとここで独り言言ってる。
まぁ他にも流行ってた映画なりドラマも観てはいたよ。立体映像作品で。どこからも見れて好きな視点で観れる作品は好きだ。なにせ画面に映すタイプは作者側の見せたい視点のみしか見れないが立体映像作品は自分の好きな場所で観れるという素晴らしきメリットがあるんだから。まぁ映画館とかに行くと席固定になるから観るのが辛い視点もあるそうだけど、ここなら広いスペースにキャスター付きの椅子を使ってみれるから僕は好きなんだけどな。今時席料払って行くより映画一本2日で借りるこのシステムがいい。なぜって金さえ払えば映画館でやっている新作でも観れるから、宇宙を飛ぶ仕事や旅行する人は基本この課金制度のフルパッケージ買ってるしな。
話が逸れた。すまん。
ん?
。。。俺、なんで自分の独り言に謝ってるんだ?
【疲れているからではないでしょうか?】
「どういうことだ?クロ」
【先程15時間と言ってましたが、すでに3日たっていますよ。最新映画と最新ドラマで2日、漫画で1日と15時間。。。確かに3日目の15時間目では、あります】
「…やらかした?記憶にないんだけど、そういえば確かに映画観たしドラマも観てはいた3日目だと。俺寝てないのか?飯食った気がするんだけど、気のせいか?」
【大変言いづらいのですが、照明を消して映画とドラマを観ていたので時間がずれていると思われます】
「。。。」
なかったことにしとこう、俺は暇つぶしをしてたんだから別にいいとは思うけど気にしたらなんかいやだし。
「それで、クロが俺に話してきたということは修理、改修が終わったからなんだよな?」
【もちろん。すべて完了した。実射もすでに完了している、今から別の軍港によって乗務員を探しても大丈夫なくらい艦は安全だ】
安全。その言葉が異常なくらい耳に残る言葉なんだがな
「安全とはどういうことだ?」
【修理、点検をしていく内に分かったことですが、実際に活動できる範囲と説明書にはだいぶ違いがありました。実験器具の一部を下ろしたときにできた亀裂、不備があってエンジンルームと艦橋の廊下と実験室とは遠かった範囲では大丈夫ですが、今言った範囲でもし少しでも衝撃があったなら、穴が開くこと間違いなしでしたから】
。。。。。。
「怖っ!!」
「えっ、待って、整備してそれって、もしかして出発してから無茶なことしてたら死んでたってことでしょ。例えばいきなり探索始めたり、困っているとこの応援に出たりしたら大迷惑に発展して俺が怒られるじゃねえかよ。どうなってんだよ、実験器具を下ろしたはいいけど無茶苦茶なことするなよな。
何してんだよまったく。何もなかったからいいものの。」
【だからこそ二度とこんなことが起きないように人間の神経を参考に艦全体を物理的ネットワーク化して次どこかで何が起こったとしても即座に対応できるように改良は完了した。痛覚なんてものはもちろんない。それにエンジンがたとえ不具合で動かなくなっても自前の発電機で動かせるし、もしそれも動かなくても、何重にもバックアップを動かしているから問題なく対応できる!】
「俺はその話にどこから突っ込めばいいんだ?」
神経?痛みを感じないがすぐ修理できる機能搭載って、カメラなのかな?まぁ俺が分からなくても何とかなりそうな部分は任せればいいか。
ちなみについさっきまで、俺の読んでいた漫画が医療関係を扱っていたけど俺はそれに関して何も知らん。結構忠実に書いてある医療漫画ではあったな。
「まぁいいやとりあえず、この格納ドックは破棄するの?」
【いえ、ちょうどいいので小惑星での移動も可能にしておきましたから、智也の行きたいエリアを指定してもらえばそちらに先に移動させておいて情報収集させておくこともできます】
「了解した。では惑星探査で手が回っていない地域と軍が把握している境目で待機、別命、指示があるまでその場で警戒しながら調査しろ」
【了解、艦長!】
「では、出発する。」
【了解、エアロックシステム起動、格納庫内の空気抜き取り完了。ハッチ開放中...開放完了。補助エンジン始動、動力を推進力に回します。。。メインエンジン圧力上昇中。。。。ガントリーロック解除、、、解除確認完了。発進します】
「発進、進路そのまま、微速+0.5」
【了解。進路そのまま、微速+0.5、補助エンジン出力52%】
【格納庫からの完全離脱まで後10、9、8、7、6】
【5、4、3、2、1、離脱】
【…艦が格納庫からすべて出たことを確認】
「速度を50に切り替えろ」
【了解、速力50に変更】
「格納庫のシャッターを閉めて目標地点に向かわせろ!こちらは最寄りの軍港に向かう。補助エンジン出力95%を超えたら、メインエンジン点火」
【現在補助エンジン出力52%】
【補助エンジン出力54%】
【エンジン出力63%】
【出力74%、、81%、83%、87%】
【90%】
【91】
【92】
【93】
【94】
【現在補助エンジン出力95%に到達。メインエンジン点火、10秒前・・・9・・・8・・・7・・・6・・・5・・・4】
【3・・・2・・・1・・】
「メインエンジン点火」
【メインエンジン点火】
メインエンジンが今点火した。程よい加速感のあった補助エンジンとは比べ物にならない加速感、例えるなら、ジェットコースターが坂の到達点に向かってゆっくりと上がっていく高揚感とドキドキ。上がりきって落ちるまでの何とも言えないわずかな時を過ごしたと思ったら突然来る恐怖にも似た圧迫感が迫りくるような感覚だ、まだ緊急発進していないだけでこれだけのものを味わえるのだからすごい加速力だなとしか思わない。
【順調に速度が出せていることを確認、それで艦長、次はどこに行きますか?】
「もちろんそれは降下可能な惑星でしょ!」
次の目的は人材を見つけながら目的地に向かうことかなやっぱり。
【惑星への効果可能距離まで後3日】
「ならその間に欲しい人材のチェックでもしとこうかな。」
[To Be Continued]
次回、第二章 新たなる仲間
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