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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第八章 追跡・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



・・・。分かる?彼女に送られたメールは私も閲覧できるタイプで送られているの。いくら気を使ったと言ってもここで私に気づかれるようなメールを同時送信してしまっている時点で彼に彼女ができない理由がヒシヒシと理解できるわ。


あの子はとりあえず艦長を勤務時間外に艦橋から追い出したということで減給かな。




それじゃ、堪能したし副艦長をシバキに行きますか。


「さぁ帰るよ、あーちゃん」


「エッ!?帰るんですか?もう少しゆっくりとして行ってもいいのでは」


「大丈夫よ、ココは宇宙であの子は艦の中。何処にも逃げることは出来ないから。これだけはしっかりと覚えておいて、任務中に余計なことを考えて任務以外のことで手間を取らせる奴が出たらその時は実力行使で黙らせるのよ!今回の用に気づかれるようなことをした時点で彼らには罰を与えなければ、艦長である自分に重い罰が帰ってくるのよ」


「ハイ、気を付けます」


「それが分かったのならもういいわ。さぁ、バカなことを考えてあーちゃんを巻き込んだのだからあなたもどんな罰にするか決めて私に言いに来てね。期限は私たちが艦に戻るま・・・逃げるな!艦橋に居ろ!逃亡はあなたの持っているメモリの中を艦内全員に見せるを世界の晒し者に変更するわよ!!」



怖い。何それ、怖いんだけど。どれだけの被害が出るんだろう。ああいう風にだけはなりたくはないな。…だからみんなまじめに仕事してるんだろうけど。





それにしても、最初に見たときよりも威圧感が半端ないなんて、艦のブロック階層か、スゴイな。






「さぁ、あーちゃん。出発するよ!次はいよいよミッドガルツだからね。」


「ハイ!」



「副艦長、ミッドガルツに向けて出発するよ。お仕置きはあとで移動中にするから。とりあえず、私達が艦橋に着いたら出発できるようにしておいて」


「r、了解しました。艦長」










その頃の、ミッドガルツといえば‥‥



とある男が煙草を吸いながら空を見上げていた。

「あ〜あ、到着遅れで出発できないとか、勘弁してくれよ。全く」


「そうボヤかない、ボヤかない。彼女が遅れるんだから、よっぽどの事よ。それに私達はコレからあの超弩級戦艦に乗り込むのよ、新人達にいきなりやれと言えば混乱するでしょうから、今のうちにやれるだけのことはやっておいてあげましょう」


そう言ってその男の横に座るのはでっかい胸筋を持ってる方。




俺にはもうそれしか言えない。煙草吸っていた男もガン見するほどの、 な。











「いつみてもお前さんのはスゲェな」


「あらそう〜、ありがとう」


「イヤイヤビックリしたぜ、最初見た時は」


「私の事を最初に見る人は決まって最初に言うセリフがあるけど貴方は言わなかった。それが私の好感度をグングン上昇させたのよ」





自分はこの会話をこれ以上聞きたく無いが、見張りとして立ってるから、移動したくても移動できないんだよ!






そんな恋人の会話みたいな事するなら、どっか他所でやれよ!






虚しいな、警備兵にとってコレがまだ「・・・ならいいのに」


と、最後に警備兵がそう呟いて以降、二人のことを視界から存在を消して警備にあたる警備兵。




そして先ほどの二人といえば、

「そいつは、ビックリだ!!俺なら迷わず」


そう言って昔を思い出しながら言った台詞を言いかけたところ、


「お前のプロポーションになるにはどれ位の時間をかけなきゃいけないんだ!俺もなりテェ。だったわよね」


「よく覚えているな、そんな昔のこと」


「覚えているわよ、だって私自覚あるもの。。。オカマだってこと」



そうこの二人、恋人同士の会話のようで実は男同士で語り合っているだけなのだ。




煙草吸っていた奴が、オカマの筋肉を見て自分もなりたいと、言い放つ脳筋で、そんな脳筋と相棒として組んでいるオカマ。



警備兵が見た、仲良さげな雰囲気を出してるのは、分かっていたが、それがコレとは全もって何かが違うのだ。普通に女性であれば恋人同士の会話ってことで、微笑ましく見れるのに!









ちなみにだが、二人とも彼女が欲しいのに脳筋とオカマのせいで出来ないでいる。所謂、彼女いない歴=年齢というやつだ。





虚しいな。まぁ、俺は彼女いるからいいけどね。












「なぁ、第七大隊の戦艦蒼ってどれくらいでけぇのかな?」


いきなりそんなことを言い始めるミッドガルツの軍養成学校の生徒、シンジ君。


「そんなこと聞かれても私にはわからないよ。それよりトモエちゃんのほうが詳しいんじゃない?マニアなんだし」


と、すごい振り方をするセシリー。


「いやいや、そんなことないよ。大体私そこまでマニアじゃないよ。実家が製造業やっているから少し詳しいだけだから誤解されるような言い方は」


そして、それを否定するスーニャ。


「ごめんごめん。」


いいな~、女の子同士でくっついていて、少しでもこっちにもそのおm


「きもいこと思うな、変態」


そういって短髪の薄いエメラルドグリーンの髪をした女性が登場した。彼女は元々このミッドガルツにある、軍養成学校の教官をしていたが、引き抜かれてココにいる。つまり彼女も搭乗することになっているのである。


「シシリー教官!」


「元だ、元。シンジ、セシリー、スーニャ、よく覚えておきなよ。私はすでに第七大隊に引き抜かれてお前たちと一緒の艦に乗るんだから、騒がないようにしておけよ」


「『ハーイ!』」


「(本当にわかっているのかしら、この子たちは)」









それから10日後ミッドガルツの学園港に第七大隊所属の戦艦『蒼海』が到着したと連絡が来た。






但し、誰一人として新しく竣工している艦があるとは知らない。ちなみにミッドガルツについては迎えに行くのを母親であるクリスティーナに任せたが、ミッドガルツにいる連中に連絡するのを入れ忘れている。分かるだろう、到着遅れはクリスティーナが連絡入れていたが、彼女が艦長として新しい艦で迎えに来ていることを知らない。






そう、まだ知らないのだ。







彼らが合流を果たしたとき、彼らがどう思うのかを・・・・


仮入隊員の習熟度 現在 5%→現在教育中のため%は表示できず、次回表示。

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