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せつめっ!

毎時間投稿します(完結まで)

02 せっつめいしよう!すこしだけ!




魔法なんて信じてなかった


でも、存在して、存在する世界に連れてこられてしまったのだから


証明されてしまった



ある時、魔法が存在する世界となかった世界が繋がった


無い方の世界は機械世界なんて呼ばれて


自分はその機械世界で学生だった


そして機械世界から情報を持ってくるための駒として、魔法世界に送り込まれた一人だった


同じような学生が何人もいた



そして、魔法世界の危険さに、みんな絶望したのだった





…前回、詳細は次回なんて言ったからな


そんなおおそれた詳細なんてないが


かるーくだ、かるーく




世界つながる、数年後、政府が情報欲しさに魔法適正あるやつ送る


それ俺ら


俺ら数年分のすくない魔法世界について教えられる、家族友人離される


そんでポイ



「ってな感じだ、わかったかミルク」


「その名前もいや」


「あぁあ!生意気だこの女ァ!」



「なによ!使い魔につけるなまえみたいなのしか言わないじゃない!」


「使い魔か!ペットじゃなくて使い魔か!……くぅう、随分と遠いところまで来たぜ…」


「その言い方自覚あるわよねぇ!?」



…奴隷を買った


あのお姉さん実はすげえ人らしくって数日で手続きしてあげる、って言ってついでにギルド併設の宿も提供された



元が安宿でメッセンジャー紛いで小銭稼いでたのも冒険者カード作る時にバレてるからな


はっ!魔法世界専用スマホがあれば情報伝達なんて一秒かかんないぜ!



その宿の部屋で奴隷の女の子に名前をつけてるナウだ


「おー!?じゃあ元の名前いえよ!それが手っ取り早いっつーの!」


「嫌よ!嫌な思い出しかないって言ってんでしょうが!」


「あぁ!?てめぇのご主人様は誰だぁ!?」


「つっ!…あんたよ」


女の子が腕輪を抑えて驚いた顔になる


「…いまの命令になったのか?」


「…えぇそうよ、なに?いい気になって私に色々やらせるつもり?」


色々…やっぱエッチなことか!?


「ななな、のな、そんなわけなかろうて!」


「ふっ、なに?そんなに動揺しちゃって、顔まで真っ赤で説得力ないんですけど?」


「誰が真っ赤じゃい!」


「あんたよ…はぁ…わたしこんな男に買われたのね…」


そう言って腕輪を抑える女の子


黒髪ツインテールで強気な性格がなりを潜めて寂しげになる表情はどこか美しさも垣間見える


「…女神か?」


…っは、おれはなにを口走ってるんだ?


「…っ〜〜!」


顔を真っ赤にしてぷるぷる震える女の子


…ほぉ?



女神女神…

神と言ったらゼウスで…たしかその妻はヘラだったかな?

「女神ヘラ、ヘラだ、お前の名前はヘラだ」


「〜っぁ!そっ!それでいいわ!ヘラ!あんたにしてはいい名前じゃない!」


ヘラはそう言いながら扉の方へ向かう


「どこ行くんだ?」


「水浴びすんのよ!覗いたら殺す!」


バタンっ!と水場に入っていってしまった



…しかし女神ヘラか

自分をゼウスに例えるのも大概だが

ぶるり…


「…なんだいまの悪寒?」


…女神ヘラの逸話について知っておけば良かったと思うのは先の話のことだ





この宿はVIP待遇があるらしく、もちろん俺らはその待遇だ


部屋は二人で使うにも少し広いくらいで、俺の要望でヘラにも高待遇を要求した


…まぁ奴隷が低く見られるのは街ごとの名残によって違うらしく、この雷の街では奴隷は別に低く見られてないらしかった


なんじゃそりゃ



「おーい、ヘラー覗きに来たぞー」


VIP待遇の水場と言っても機械世界からすりゃトイレと風呂がまとめられたユニットバスだ


洗浄魔法があるぶん発展遅れてるんだろうなぁとか思いつつ

マジで覗きに来た


「ふふーん、ヘラ〜…ふふっ」


機械世界の情報の浸透もなかなかしているようでまんまユニットバスだ

シャワーとかある


…勇士達が作った魔法世界まとめサイトではこのシャワー見た目だけで魔法陣が主な魔法具らしい


…ありがとよ、勇士達、いつも応援してる、あ、寄付金送っとくか



そんなことぁ後でいい


このカーテンの向こうにはヘラが水浴びしてんだ


ここは見なきゃ、失礼というもの


…いやしかし、カーテン越しというのもなかなか乙だな



「ふふーん」


ばっとカーテンが開け放たれる


「…あ」


「…ふ、ぁ?」



湯毛さんがいい仕事しながらもバッチリ見えている

胸はない方だが、いやはやスレンダーと言うやつだ

明日はワンピースでも買ってやろう


ツインテールがほどけて髪が肌に張り付いてるのもなんともいやらしい


「…わりぃ、見惚れてた」


目的は達成したし、別にお触りしようって訳でもなかった

だいたいそんな男気俺にはねぇ

水場を出る


ヘラは固まったまま動かなかった


…眼福よ

そういえばこの話…小説は酒飲むかして酔った勢いで書いてるところが大半だった気がします

それかエ○ゲー、すーぐ影響されるよね、だから続くほどに勢いが無くなる…


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