気遣い
王都 聖騎士団訓練場にカイトの討伐したレッドドラゴンが運ばれていた。この場には宰相、聖騎士達と王都の冒険者ギルドマスターが招集されている。
「それでこれがクリスが討伐したドラゴンか?」
「はっこれは2体目のレッドドラゴンでありまして冒険者のカイトと思われるものがソロで討伐したものです」
「おもわれるというのは?」
「はい、私はレッドドラゴン1体、ワイバーン10体、その他魔術師に勝利したところで、魔力をほぼ使い切ってしまい、そこに新たに現れたレッドドラゴンと暗黒騎士をその冒険者のパーティーが討伐し。戦闘終了後すぐにその場から去ってしまいました。ただリーダーらしき男がカイトと呼ばれておりました」
「なるほどの その冒険者にギルド長。心当たりがあると?」
「はい、ウェイストの街の Aランク大樹の枝のリーダーがカイトという名でした、おそらく彼らかと」
「パーティーの規模は?」
「わずか3名です」
「ほう。それであの短剣については?」
「はっ、彼に助けられなければ私のスキルが封じられていたかもしれません。また彼はアイテムの鑑定ができるようでスキル封印があるようだと告げて去っていきました」
「わかった。閣下の判断を仰ぐ。各位王都に待機だ」クリスはカイトがあまり目立ちたくないのだろうと考えていた。しかし立場上ある程度の報告をしないわけにもいかなかった。転移の使用についてクリスは気が付いていたが報告しなかったのはカイトを気遣ってのことだろう。
スキル最大レベル
鑑定
アイテムボックス
聖魔法
木工
剣術
風魔法
空間魔法




