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魔槍

セバスとアリアは魔導具の調査に出かけ、サーシャも色々見て周るらしいので金貨を渡しておいた。ソファーでくつろいでいると、セレナが2階に上ってくる。「セレナお疲れ様」

「ありがとうございます。少し休憩を取ることになりましたので。」

「進み具合はどう?」

「順調ですね。ただ心配なので明日も丸一日と明後日の朝ダラスさんの前で作ってもらって完了が良いかと思います」

「なるほど、それがいいかもね。ダラスさんには?」

「多分商会の女性の方が後で来てくれると思うので伝えてみます」

しばらく4人でだらだらしていたがセレナが1階に戻っていった。

「武器屋でも見に行こうかと思うんだけどどうする?」

「行きます!」

「串焼き!」

「了解」外に出て武器屋を目指す

「キックの剣はもっと幅の広い奴がいと思うんだよね?それと色々と参考に目で見ておきたいんだ」

「カイトの作った剣でいいぞ?」

「また作るよ」キックの尻尾が揺れた。

武器屋に入ると早速幅の広い剣を探す。やはり大剣という分類でいいようだ。しかしどれを見ても今のキックの体にはでかすぎる。そこは調整かな?武器の装飾なども参考にしながら鑑定して見て周るがこれはというものは見つからない。2軒目も特に見つからず3軒目にあきらかに雰囲気の違う武器があった。

鑑定すると

魔槍バリウス

スキル 魔槍砲

スキル 魔槍砲を取得しました

槍だからアリアだが

しかしアリアにはスキルをあげられないし錬金術でつくれるかな?

よし、魔槍バリウスの材料を鑑定!

魔槍バリウス

バッタスの脚x2

ワイバーンの血

魔石

鉄の棒

バッタスは大樹の側にいたけどワイバーンの血か。アイテムボックスになんか残ってたかな?ワイバーンの肉があった。よし少しだが血が確保できた。魔石はあるし鉄の棒は大樹で代用しよう。

店を出て串焼きを買い食べながらセレナのいる建物へ戻った。2階に上がり

「ちょっと大樹まで行きたいんだけどいいかな?」

2人の肩に手を乗せ大樹へ転移。まずは大樹に手を触れ大樹の大枝を確保。サーチでバッタスを探すとすぐそばに2匹反応があった。大樹の裏に歩いて行くとこちらに威嚇をしているバッタスがいる。バッタスの後ろ脚をよく見るとまるで刃のようになっている

「ルルとキック、あれの後ろ脚を傷付けないように倒してくれるかな?」

「了解です」「了解」

結果は瞬殺だった。2人にお礼を言ってアイテムボックスにバッタスを収納し転移でまた施設に戻る。ワールドに移動しテーブルに大樹の大枝を出す。木工スキルでまずは槍用に少し切り分け、残りでキックのサイズに合わせた大剣をつくる。

鑑定!漆黒の大剣(小)

大剣なのに(小)は変な感じだが

「キック、ちょっと試してみてよ」

「やったー」

重量的には黒剣の倍以上あるはずだからどうかと思っていたが、キックは片手でも簡単に振ってみせた。たぶん両手での一撃は凄まじいだろう。

「ばっちし!」

キックの承認が下りたので背中に固定できるように調整した。

次は魔槍だ。切り分けておいた大樹を鉄の棒の形に成形する。バッタスの脚、ワイバーンの血、Aランクの魔石を取り出し両手を合わせ錬金!武器屋で見たより全体が黒い槍が出来上がった。鑑定!

魔槍ダークバリウス

スキル 魔槍砲

出来たーーやりましたーー

ルルに槍を持ってもらい空に向ける。ルルが魔力をこめると空に圧縮されたエネルギーの塊が飛んでいった。

「流石カイト様です、しかしこれほどの威力ですとレベルが低いと踏ん張りきれないかもしれませんね」

そうか、それは想像できていなかったな。槍はアイテムボックスにしまい椅子に腰かけようと思ったが皆んなを呼ぶには椅子が少ないことに気づく。追加しておくか?キックに木を切ってもらい大きな公園によくあるテーブルと対面の長椅子のセットを木工スキルで追加しておいた。木工スキル有能!

「カイト様?」

セレナから念話が入り夕食は1階でセレナが準備するとのことだった。せっかくなので魔法の修行を全力でしてからワールドを出る。ワールドから戻るとセバスたちも戻っていた。

「カイト様お疲れ様です」

「皆んなもお疲れ様」

外を見るともう夕暮れだった。

1階からいい匂いが漂ってきた。

ぐうーー

キックのお腹が盛大になったので皆んなで下に降りていく。すでにテーブルに色々な食事が用意されていて、どうやらセレナの教えていたメンバーも手伝ってくれたらしい。

全員腹一杯食べ、女性陣から順番にお風呂に向かいその日は解散となった。

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

空間魔法

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