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みんなで王都入り

「カイト様?」

「ん?」

寝てしまっていたらしい。焚き火は燃え尽きキックもすっかり乾いているようだ。

「帰ろうか?」

「はい」

「魚めっちゃいたよ!」

次の瞬間には屋敷に戻ってきた。

明日の準備をしなきゃな。食堂で魔法の鞄(小)を出す。チャンネルは指定した空間をつなげられるからいけるんじゃないかと思う。

「セレナ、これの中身確認して?」

「魔法の鞄ですか?中身は何もないですね」

こっそり作っておいたセレナ用の石化、魅了耐性の腕輪をチャンネルでアイテムボックスからセレナの持っている鞄につなぎ移動する。

「セレナもう1回確認してみて?」

「あれ!腕輪があります!」

「よし!その腕輪と鞄はセレナが使って、一応石化と魅了耐性の腕輪だから」「えっこれ魔法の鞄ですよね?」

「次はサーシャね。腕輪と鞄を渡す」

「はい、アリアも」

「セバスさん魔法の鞄持ってきて!」

「持ってきました」

「今中に腕輪入れました。ルルとキックは、だいたい一緒にいるけど鞄いる?」

「俺はいらない」

「私はいただきたいです!」

「はい、ルル!キックの分の腕輪も入れたから」

昔渡していた耐性の腕輪は回収し

「セレナは料理人ってことでセレナ以外の腕輪は状態異常耐性の腕輪だから」

「カイト様、もしやこの前はこれを作られたのですか?」

「そう、あれ。まぁデザインはどこにでもあるような腕輪だから目立ちもしないと思うよ、俺もつけてるし」

みんなの口がぽかんと空いているが気にしない。

あとは何だろう。魔法の鞄(大)も1個セバスに渡しておくかな?

「セバスさんにはこれも預けておくから」

「かしこまりました」

「あーちなみに皆んなの鞄は勝手に覗かないから安心して使っていいから」

夕食後、魔導具の最終確認と新メニューの価格を確認。新メニューは金貨1枚と高価なので付加価値として新メニュー用に木工スキルで薄いお皿とスプーンを大量に作成した。ワンポイントで肉球マークを入れておいたがサーシャとセレナには好評だった。


翌朝、ワールドで朝の特訓をしてから食堂に降り簡単な食事を済ませる。

とりあえず、先に俺が転移で王都に入り眷属召喚で皆んなを呼ぶことにするかな。隠密を使い王都に転移。ひと気を確認しセレナ、サーシャ、セバス、ルル、キックを召喚。1人眷属じゃないのを忘れていた。皆んなに警戒してもらい転移で屋敷に戻り泣きそうなアリアを連れて王都に戻った。サーシャはオークション参加の手続きに行くのでロイド商会との打ち合わせまで王都を観光しようと思ったが人の多さに驚かされた。明日がオークションだからかな?まだまだ人は、やってくるだろう賑わう中に臨時の露店が並んでいた。覗きながら歩いていると一面に仮面を並べた店舗に認識阻害効果の仮面を発見する。真っ白な無表情の仮面がいくつか並んでいるが効果があるのはひとつだけのようだ。

「セバスさん、この仮面って珍しい?」

「いえ、演劇で使用されるものでどこでも手に入るかと」なら足がつかないか。

認識阻害効果のある仮面を選び購入した。

しばらく露店を眺めて過ごしているとサーシャから念話が入りロイド商会でおちあうことになった。サーチで場所を確認し魔導具の入った魔法の鞄をこっそり出してロイド商会へ向かう。

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

空間魔法

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