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魔導具の知識

「俺のことはセバスさんから聞いといてもらうとして早速生クリームを作ろうか!」

セレナに大きめの器を用意してもらい目の前に置く。アイテムボックスからミルクを取り出しその奥に置いて生クリームをイメージして両手を合わせて錬金!

器の上で合わせた手を離すと、ミルクの半分程度の生クリームができた。これは実際より多いんじゃないか?まー分からないからスルーします。「セレナ、生地にフルーツと生クリームをのせて巻いてくれる?」全員分できた所で、「じゃー試食してー」

食堂に歓声があがる。成功だ!肉好きのキックすら吠えている。

「セレナ、新メニュー考えといて、サーシャは値段の検討。アリアは数日中に生クリーム作る魔導具よろしく!」「はい、魔導具ですね。数日?」「あとで説明するから今は食べて食べて」

デザートタイムが終わりアリアと魔導具の打ち合わせをする

「魔導具には魔石がいるんだよね?」「はい、エネルギーを生み出す魔導具には魔石が必要です。例えばキッチンのコンロではベースに火の魔石を使用しそれとは別に魔力の代わりに魔石をセットしています。ベースは基本交換は不要ですが魔石はある程度で交換します。」「あれ?うちの交換はどうしてんだろ?」「私が購入して交換しております」セバスが飲み物を持って来てくれた

「狩って来ようか?」「いえ交換する魔石は比較的安いものです。また購入する事で結果冒険者にお金がまわっていくことになり低ランク冒険者が食べていけますので。」

「さすがセバスさんだね、これからもよろしく。あれ?属性付きの魔石って見たことないんだけど」「冒険者ギルドに魔石を持ち込めば低価格で交換してもらえます。属性付きは希少種の魔石ですが、一緒に魔石を保管しておくと属性が宿るので冒険者ギルドで管理しています」素晴らしいシステムが知らないところにあったと感心してしまった。

「それでどのような効果の魔導具が必要なのでしょうか?」「あっそうだね。さっきは錬金術で作ったけど一般的には魔力の問題とあんなには作れないはずなんだ」

セバスがうなづく

「で、他の方法はというとミルクを風魔法かなんかで竜巻のように回転させるんだ。そうすると成分が分離して生クリームと水分とに分けられるんだ。これの簡易版をアリアに作ってもらってロイド商会に売り大型化させれば世の中に生クリームが広がるって訳だよ」

「カイト様は世に広める目的があったのですか?」「独占欲は無いのですか?」

「無くはないけど美味しいものは共有すべきだと思う」

再起動するアリア「では簡易版なのでベースキットと風の魔石、通常の魔石から始めましょう。」「ベースキットってあるんだ?」「はい魔導具屋に売っています。箱型のもので中で現象を起こすだけなら簡単です。開発段階ではベースを改造することが多いです」

「じゃあAランクの魔石を渡しておくから交換してきて。セバスさんお金はまだ足りてる?」「はい、まだ大丈夫ですが」

セバスに魔石を渡す。「カイト様、この魔石はどこで?」「ん?ダンジョンだよ」

「さすがAランクですわ」2人が顔を合わせて驚いていた。

「セバスさん買い物はサーシャもつれていってついでにアリアの服とかも」

「かしこまりました」セバスによろしくと言って自分の部屋に戻る。

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

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