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王都到着

どうせだからブラインドをかけておこう。盗賊達にブラインドをかける。サーチには特に何も引っかからない、行く先を観ていると舗装された道が見えてきた。王都が近くなって来た証拠だろうか。暇なので舟を漕いでいるキックをシャドウバインドで固定してみたり馬車の揺れで動く気絶した盗賊を固定してみたりしている。おっ?

闇魔法のレベルが上がった!

「カイト様、あれが王都でしょうか?」

ルルに声をかけられ指差す方を見てみると遠くに城が見える「そうだろうね、しかしでかそうな城だな」舗装された道幅も広いエリアになっていた。キックを起こすと城を見て良い反応を見せてくれた。

舗装されたエリアからは何のトラブルも無く近づいて来る王都に感動しながら進み

今は王都入場の馬車専用の列に並んでいる。

ルルとキックに見張りを任せフェイズさんにこのあとの予定を確認しに行く。まずは王都に入ったらすぐ領主にサインをもらい領主と別れる。そして2つのパーティーで王都のギルドに歩いて向かい。依頼の完了手続きと盗賊の引き渡しとなるらしい。自分達の馬車に戻り暇つぶしに木工スキルでこぶしサイズの招き猫を5個作り、良かったらどうぞと領主にプレゼントしておいた。

しばらくしてやっと順番が周り衛兵にギルドカードを見せ入るが盗賊は衛兵ひとりがギルドまで念の為付き添う形となった。

領主と別れ舗装された道を歩きギルドへ向かう。ギルドに到着するとフェイズさんと衛兵が盗賊を連れて受付を済ませに入る。のぞいているとすぐに衛兵とギルド職員が盗賊を連れて外に出て行きフェイズさんから手招きされる。二階の個室に2つのパーティーが通されギルドカードを提出する。

「盗賊の捕縛報酬は半分ずつで構いませんね?」ギルド職員の言葉にフェイズさんがこちらを見て来たので構わないと伝えフェイズさんも没収したものの買取も半分でと話していた。「それではこちらが各パーティーごとの報酬とギルドカードの返却になります。大樹の枝パーティーはこれでBランク昇格となります。」

「ありがとうございます」

報酬が金貨60枚もあるので確認したらあの元冒険者の懸賞金が高かったらしい。

フェイズさんのパーティーは王都に知り合いがいるらしく挨拶を交わして別れた。

とりあえずギルドおすすめの食事ができる場所を聞いてルルとキックに癒されてもらう事にした。念話でサーシャに連絡を取ってみる。

「サーシャ今話せる?」「カイト様ですね、はい大丈夫です」王都に着いたこととロイド商会の件を話し紹介状について聞く。

「ロイド商会は王都でも有名な商会の1つです。もうパイプをつくってしまわれるとはさすがカイト様です!」「いや、たまたまだけどね」「はい、さすがです」「わかった、ありがとう」

夕食は食べて帰ると伝え念話を切り「ルルとキックは王都で行きたいとこある?」「何があるか分からないです」「んー」「まーいつでもこれるからね」

2人が食事に満足したところで路地裏に移動して屋敷に転移する。裏口から入るとセバスが立っていた。

「お帰りなさいませ王都に到着したそうで」

サーシャかな?「ただいまセバスさん、これでいつでも王都に行けるようになったから何かあったら言ってね」「はい」何かありそうな雰囲気だが少しずつ聞き出すかな?「セバスさん王都ならこの腕輪売ってたりする?」ルルの耐性の腕輪を指差す。「店頭には稀に並んでいるようです。耐性系のアイテムはダンジョンドロップ品か過去の偉人に錬金術をマスターした方がいてその方の作製したものかになるようです。」「魔導具屋だよね?」「そうですね。キッチンのコンロなどは魔導具作成スキルによるものですが身につけるようなものは錬金術によるものだったはずです」「セバスさん明日王都の魔導具屋まわるの付き合ってもらえないかな?」「かしこまりました」「ルル達はどうする?明日も王都にいることになってるからウェイストは歩けないけど」「王都に行きます」「肉食べるー」「了解!」

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

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