サーシャ
「ではミーティングをはじめます」
「おー」「ミーティングとは何でしょうか?」「打ち合わせのことです」ルルの補足がはいる。
今後の方針は、3人は北のダンジョンに潜る。クレープの販売を開始する。オークションで身代わりのアイテムを手に入れる。盗賊の討伐依頼があれば優先する
「依頼のチェックはセバスさんに頼むとして販売とオークションをどうはじめるかだな」
「商人ギルドに任せる方法がありますが丸投げの場合利益は少なくなるでしょう」
「誰か知り合いとかいる?」まーそんな都合良くいかないかな。ルルとセレナは首をひねる。キックは目を閉じている。これは考えてる感じで寝てるな
「知り合いがいるはいるのですが」セバスが答える。「その人って優秀かな?」「信頼できる人でしょうか?」ルルも続いた
「前の屋敷に出入りしていたもので、優秀はもちろん信頼もできます、つい最近まで戦争以降行方を知りませんでした」ん?あれ?
「まさかあの商館にいるわけじゃ?」
「さすがカイト様です。そのまさかです」
んーーどうするかな?悩んでいると
「女性でしょうか」「年や容姿などは」
ルルとセレナが続く「顔だちは整った女性かと思います。今は20歳前後になっていると思います」ルルとセレナは顔を合わせて「カイト様少しお時間をいただけないでしょうか?」
「構わないよ」女性陣で話し合うようだ
この世界の成人は15歳。また獣人ということもありルルの見た目は大人の女性だ。キックも5年後はもうムキムキだろう。
数日、各自自由行動ということにしたが
その日の夜、ルルが相談があると部屋に来て次の日の夜はセレナがやってきた。
話を聞くと二人とも満足してくれたようだった。
丸一日空いたので水、風、土魔法をレベル2まであげ、木工もついにレベル5にあがる。
称号 木工クリエイターを取得しました
鑑定!
木工クリエイター
工具を使わずイメージで木材加工ができる
これなら全く刃で削れなかった大樹の枝もいけそうだな。
ミーティングから2日後の朝、食堂にはルルとセレナがもう座っている。全員揃うと2人とも必要な人材であれば賛成するとのことだった。早く丸投げしたいし早速行くかな。
「安定した収入を得る為だからこの後すぐ行って来るよ。セバスさん特徴は?」
「髪はブロンドで名はサーシャです」
「了解です」
スキル最大レベル
鑑定
アイテムボックス
聖魔法
木工