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最下位のモンスターイーター  作者: 鈴木雄太
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プロローグ

冒険者それは名声 財宝 神秘を求める職業である。

そんな冒険者に憧れ冒険者になったツォム・ソーアドの物語である。


ついに冒険者学校を卒業する日が来た。そんな俺はウキウキしながら登校していた。

「ソーアドおはよう!」

彼女の名前は フィン・ジョザリア 小さい時からの付き合いで、剣術に関しては学校で一番だ、誰にでも優しいからよくモテるやつだ。

「おう、おはようジョザリア」

「ソーアドなんで、そんなに嬉しそうな顔してるの?」

と彼女は不思議そうに聞いた。

「なんでって、遂に冒険者になれるんだ。これ以上に嬉しいことないだろ。」

と俺は答えた。彼女は、

「そうだね!」

と太陽のような眩しい笑顔で言った。

と会話しているうちに学校に着いたようだ。

俺とジョザリアは教室に向かった。教室に入ると、

「おはようございます。 ソーアド君、ジョザリアさん」

彼女の名前はモニカ・エルペン彼女もジョザリアと同じ小さい時からの付き合いで、魔術に関してはトップクラスで、他の冒険者からも、期待の星と言われているぐらいの実力者だ。

「おう、おはようエルペン」

「おはよう!エルペン!」

「今日で卒業だね。」とエルペンは言った。

「そうだな。」と俺は答えた。

「ところでソーアド君とジョザリアさんはどの職業を選ぶの?」とエルペンは言った。

「私は、ファイターを選ぶよ!剣術得意だし!でエルペンはどうするの?」

「私は、ウィッチになろうと思ってるよ。剣術とか武術は苦手だから。ソーアド君はどの職業を選ぶの?」

「俺は、ファイター、サモナー 、ウィッチ、アサシンの四つの中から一番適正のやつを選ぶよ。」

「ソーアドはなりたい職業とかないの?」と不思議そうな顔でジョザリアは聞いたきた。

「俺はジョザリアみたいに剣をうまく扱えないし、エルペンみたいにうまく魔術を扱えない。他の学校のやつらみたいに特別優れているものがないから、俺は水晶玉の適正検査の結果で選ぶよ。」と俺は答えた。

「確かにソーアド君は、特別優れているものはありませんが成績の全ては真ん中より上ですからどんな職業もなろうと思えば、できますしね。」とエルペンは考えながら言った。

「そういうことよ。おっそろそろ卒業の儀式が始まるから、行こうぜ。」と俺は言った

「そうですね行きましょう。」

「うん!行こう行こう!」と二人は笑顔で言った。

冒険者教会に着き、俺たちは儀式の準備を始めた。

儀式の準備が終わり、俺たちは指定された先に座った。

「これより、卒業式及び職業適正検査を始める」と学園長が言った。

俺たちは卒業の証である、龍の描かれている、エンブレムをもらう。これは、つける人とつかない人に分かれるが、俺は、つけようと思う。このエンブレムを何か思い出せそうな気がするからだ。

そんなことを考えていると、卒業生全員が、エンブレムをもらい。卒業式が終了した。

そして、遂にこの時がきた。

「これより、職業適正検査を始める。」

そう、職業適正検査である。職業適正検査は水晶玉を使い、最も適正の高い職業を教えてくれる。便利なものだ。だが、適正検査をしたはいいものの、才能無しと水晶玉に言われたら、冒険者になれないのである。最後に紙に書いて学園長に提出しなくてはならない。そのあと、学校内に名前と職業を見せなくていけないので、結構恥ずかしい。

おっジョザリアの番だ。

「フィン・ジョザリア 職業ファイターとする。」と学園長は言った。

ジョザリアは嬉しそうに歩き、席に座った。

次はエルペンの番だ。

「モニカ・エルペン 職業ウィッチとする。」

モニカは嬉しそうだが、少し恥ずかしそうに席に座った。

最後に俺の番だ。俺は水晶玉に手を触れた。

「汝は、なぜ冒険者になりたい?」と水晶玉が問いかける。

「俺は、親父が冒険者で小さい頃よく冒険の話である場所に人間と魔物が協力して暮らしている町があることを聞いて、自分の目で確かめてみたいと思ったからです。」と俺は答えた。

「汝は、魔物を殺す覚悟はあるか?」

「はい、あります。」

「汝の成績は?」

「俺は剣術、魔術、薬草学は真ん中より少し上で、総合は最下位です。」と正直に答えた。

「面白い!」と水晶玉は言った。

「は?」おれは何が面白いのかわからなくつい言葉が出てしまった。

「毎年、成績が悪い奴は嘘をついてきた奴が多くてな、そこまで、正直なのは珍しいと思ってな。」

「そうですか。」

「長話してしまったな。汝の職業はモンスターイーターだ。」

「はいわかりました。」俺はワケのわからない職業にわかりましたと答えるしかなかった。そして、モンスターイーターと書かれた紙を学園長に渡した。学園長は少し驚いていたが、すぐに

「ツォム・ソーアド 職業モンスターイーター

」と言った。その瞬間協力にいた全ての人々が、俺の職業に驚いていた。

初めての投稿ですが読んでくださりありがとうございます。アドバイスなどよろしくお願いします

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