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登録だけの筈なんだが

 後書きに冒険者ギルドの簡単な説明を書いてあります


 本文では色々な背景を交えながら説明をしていますが、読むのがめんどくさいと思ったら飛ばしても大丈夫です。


 大体他の作品と設定が同じだから読むのがめんどくさいと書いていたのを見た事があるので後書きに簡単な説明を書くことにしました それでも九百文字弱になってしまいましたが。


 コウセルが小部屋からカウンターに戻ったらギルドの説明が始まります。


 冒険者ギルドの受付カウンターで登録手続きをしている所に、男が俺を押しのけ女性職員と話をし始めた。


 押しのけた男が二代目剛閃を自称するギランだそうだが。


 唯の礼儀知らずのクソガキじゃねえか、ぶっ飛ばしてやろうか。


 てか、おい、女性職員、サンテ呼ばれていたか、登録作業止めて依頼達成の手続きし始めてないか?


「サンテ!何をしている! ギランさんも割り込み等はしないで下さい」


 カウンターの向こうから男性職員がやってくる、褐色肌で短い金髪、逞しい体格の人間族だな。サンテの先輩か上司かな。


「ギラン様から依頼達成手続きをして欲しいといわれましたから作業しているんですが」


「何だよ、別にいいだろ。どうせこいつは俺より役に立たないんだから」


 完全に見下しているなコイツ。あとサンテか、目の前で贔屓なんかしないで、ちゃんと仕事しろよ。


「え~と、男の職員さん、名前は?」


 男の職員は慌てて此方を向き、頭を下げて謝罪と自己紹介をしてくる。


「うちの職員が申し訳ありませんでした。私は冒険者ギルド職員、リカーゲザと申します」


「じゃあ、リカーゲザさん、残りの作業を貴方がやって下さい」


 作業してくれるなら誰でもいい。それに、これ以上、俺の情報が洩れるのは勘弁して欲しい、サンテだと、すぐに情報を洩らしそうだ。


 登録項目が前世と余り変っていないなら、魔力量も測り記録するはずだ。魔力量がBランクと分れば、出来れば欲しい人材だ、勧誘なんかがめんどくさくなる。


 今は魔術を使う珍しい新人程度で、時間を掛けて調べようと思わないはずだ。


 いずれバレるかも知れないが、バレるまでは静かに過ごせる。


「分りました。サンテ、何処まで作業は進んでいる」


「申込み用紙に記入していただき、魔導機器に入力しています、後は魔力量の計測とギルドカードを渡してからのギルドの説明が残っています」


「わかった、後の作業は私が引き継ぐから、別のカウンターで依頼達成の手続きをしなさい」


「はい、分りました。では、ギラン様、此方へどうぞ」


「わかった。―――お前、気が利くな名前を覚えてやっても良いぞ、何て言うんだ」


 サンテは嬉しそうに隣のカウンターに移っていき、ギランも移動しようした時に、偉そうに俺の名前を聞いてくる。


「コウセルです」


 名前を教えないと不機嫌になるかも知れないし、先までサンテが対応してたんだサンテに聞けばすぐにバレる、ここは素直に教えておくのがいいだろう。


「分った、じゃあな」


 ギランは軽い返事をして移動して行く。


 すぐに忘れてくれる事を祈るしかないな。まあ、近づかなければ問題ないか?


 冒険者ギルドで登録する途中なのに、なんでこんなに疲れるんだ。


「コウセルさん、魔力量と魔法適性を調べますがよろしいですか」


「はい、分りました」


 リカーゲザに案内されて小部屋に入る。これなら外の人には中の様子が分からないな、秘かに結界も張っているから声も洩れる事はないだろう。


 部屋の真ん中にカウンターがあり、その上に魔力量と魔法適正を正確に調べる為の装置が置いてある。装置は箱に石が嵌めこまれており、壁に水晶とゲージが付けられている。前世で俺が設計したものと殆ど変っていないな、少しデザインが変っているくらいか。


 「では、カウンターにある台に埋め込まれている石に手を置いて頂けますか」


 カウンターの前まで移動して石に手を置くと水晶は輝かないがゲージがBと書かれた区画の中央まで上がっていく。


「すばらしいですね。魔法適正が無いの残念ですが、魔力量がBランクの中位まで有りますよ、これなら何処のパーティでもクランでも喜んで受け入れてくれますよ」


 中位があれば上位と下位もあるんだろうな、前世の俺はBランク下位になるのか。後、何処でも受け入れてくれるというが、俺は誰かとパーティを組むつもりも、クラン―――簡単に言うとパーティが複数集った組織―――に入るつもりは無い。


 それより、この冒険者の情報は外部の人が簡単に手に入るものなのかな? そうだとしたらここで詰みだ。


「すみません、リカーゲザさん。冒険者の個人情報は個人が簡単に調べる事が出来るんですか?」


「いえ、仲間の斡旋や募集を希望する方は情報を求められれば開示しますが、それ以外だと正当な理由が無い限る開示する事はありません」


 ならギルド職員はどうだ、簡単に閲覧できるのか? 出来るなら時間を掛けずに簡単にバレるぞ。


「ギルド職員はどうですか?」


 リカーゲザは苦笑しながら答えてくれる。自意識過剰と思われたかな。


「大丈夫ですよ、個人的に頼まれると調べるギルド職員もいるかも知れませんが、一人一人新人冒険者を調べようとする方はいませんよ」


 それなりの地位に居る人や金を握らせると情報は手に入るんだな。まずいな、魔術を使う事で俺は興味を持たれている、情報を入手すれば魔力量がBランクある事がバレれる、そうなれば勧誘が鬱陶しいな。


 リカーゲザはどういう人か分からないが、もう魔力量がBランク有る事を知っているから相談してみるか。


「リカーゲザさん、俺は登録申込み用紙の職業の欄に魔術師と書いたんです、それを女性職員、サンテさんでしたか? 彼女が魔術師と呟いて建物内に居た人が聞いたのか外に出って行ったんです、何人かにはすでに興味を持たれているかも知れません、何か誤魔化す方法はありませんか?」


 リカーゲザが目頭を揉んで、顔を顰めてる。やっぱり、紙に記入するのは情報を保存する以外にも口頭で情報が洩れないようにする為でもあったんだな。


「そうですか、それはギルドの不手際です、申し訳ありません。彼女にはきつく言っておきますので、どうかお許しください。誤魔化す方法なんですが、誤魔化すのは難しいと思います」


 難しいと言うことは無い訳じゃないんだな。


「コウセルさんは、もうパーティやクランは決まっていますか、もし決まっていないなら出来る限り、ご要望に沿ったパーティメンバーの斡旋やクランへの紹介状を書かせていただきます」


 普通ならこの条件に飛びつくだろうな、パーティメンバーは自分の理想の構成に出来るし、ギルドからの紹介状が有るなら、余程、加入条件が厳しいクランでない限り加入できるが、俺は誰とも組まないしクランには入らないからな。


 多分、リカーゲザがここまで融通を利かしているのは、お詫びと魔力量がBランクの将来有望な冒険者だからだろう。


 アンニーの冒険者ギルド職員としてはアンニーに留まってほしいんだろうな。


「リカーゲザさん、パーティメンバーの斡旋や、クランへの紹介状は有り難いんですが、俺はソロで活動をしようと思っているんです。だから勧誘なんかを出来るだけ無いようにしたいんです」


 俺の要望を伝えるとリカーゲザは困った顔をする。


 そりゃあ、困るよな。ソロで活動している冒険者は少ない、理由は単純に危険だからだ、フォローをしてくれる人がいないから一つのミスで命を落とす。


「ソロでの活動はあまりお勧めしません、一回の仕事の報酬は大きいですが効率が悪い、何より危険です」


 やっぱり反対するか。でも、俺の場合は一人の方が安全だ、魔術を気兼ねなく使える。


「じゃあ、Eランクに昇格するまで考えてみます。それからソロで活動するかパーティを組むか判断します。だから、俺の情報を調べられないようにする方法はありませんか」


 ああ、なんか諦めた顔された、やっぱパーティを組むつもりが無いと分かるか。リカーゲザは仕方なく納得してくれたのか、一つの方法を提案してくれた。


「わかりました、コウセルさんを調べようとする方はコウセルさんが何の魔術を使えるか調べたいはずです、だから予め何の魔術が使えるか噂を流してみてはどうでしょう。こう言っては何ですがコウセルさんは目立とうと職業を魔術師と書かれたと思う方が多いと思います、だから、魔力量を言わないのは、そんなに高くないと勘違いすると思います」


 やばいな、俺ってもしかして周りからすれば目立とうとしている痛い子なのか。でもなー、今更変えられないし、魔術師としての誇りがあるから変えたくないんだよな~、仕方が無いか。


「今、私が変に隠そうとすれば勘繰る人も出てくるでしょうから調べる方も出てくるかもしれませんね」


 調べられるのは一番痛いから少し情報を流して、情報操作をするか。


 リカーゲザの提案してくれた方法を受け入れて、人前で使っても問題ない魔術をいくつか役に立つ技能に載せる事にして噂を流して貰い、自分でも流す事にする。


 リカーゲザは怪しまれないようにサンテを情報を洩らした事を叱るついでに、職員全員に情報を外部に漏らさないように注意する事を約束してくれた。何処まで効果が有るかは分からないがやらないよりマシだろう。


 小部屋からカウンターに戻り、人前で使える魔術をいくつか改めて魔導パソコンに記入して貰い、手続きを終えたのでリカーゲザが最終確認をしてくる。


 冒険者ギルドに登録をすると依頼を必ず十件ほど受けて達成させるか、何の素材でも、いいから十万エルド分の素材をギルドに売却する義務が出てくる事を説明された。何でもギルドカードを作るのに掛かる費用はそれぐらいしないと回収できないそうだ。 


 それを了承するとギルドカードを渡される。紋様を刻まれた鉄製のカードだ。僅かに魔力を感じる、魔導パソコンで情報を書き込みや読み込みが出来るようにしているんだろう、それなりに金が掛かっていそうだな。


 それからリカーゲザから冒険者ギルドの説明を受ける。


 ギルドカードは簡単な身分証明となる。


 冒険者ギルドに登録している者はギルドで素材買取を行ってくれる、登録していない者はこのサービスを受けられない。何処かの商会に行けば素材の買取はしてくれるが買い叩かれる事が多いので、その商会専属冒険者以外は適切な値段を必ず付けてくれる冒険者ギルドに持っていく。


 冒険者はS・A・B・C・D・E・Fにランク分けされていて、Sランクが最高でFランクが底辺になる。ランクが高ければ色々重宝されて公的ではないが貴族と遜色ない地位になり、強さの証しとなる。


 依頼もランク分けされて、これもSからFまであり、基本、下のランクの依頼は制限無しに受けられるが、上のランクの依頼は自分のランクより一つ上ランクの依頼しか受けられないく、パーティを組んでいる場合はランクが一番低い冒険者に合さないといけない。


 例外でFランクはFランクの依頼しか受けられず、パーティで受ける事ができず一人でしか受けられない。


 この措置はFランク(見習い)冒険者の体力の確認または鍛える事が目的だ。


 Fランクの依頼は街中の雑用のみで、Eランクからじゃないと街の外で活動する依頼は無い。


 Fランクの依頼を一ヶ月以内に五件達成する事により、一応、魔物の生息地域に行って帰って来れる体力があると判断し、それからベテラン冒険者と野外研修を終えると、Eランクの昇格試験の受験資格を得られる。


 昇格試験は試験官と模擬戦闘を行い、Eランクの魔物―――成人男性が何とか倒せるレベル―――を一人で余裕を持って倒せると試験官が判断すると合格、晴れてEランク(新米)冒険者になれると言う訳だ。


 これらは登録したばかりの冒険者が無いも考えず魔物の生息地域に行き死亡することが多いから考えられた決まりで、この決まりで初期で死亡する冒険者は減ったらしい。


 そしてDからBまでは依頼をこなすとギルドポイントというポイントが加算され一定以上溜まるとランクが上げって行き、Aランクはギルドポイントと、一人のギルドマスターの推薦でなれ、Sランクは三人以上のギルドマスターの推薦でなる事ができる。


 基本は一個ずつランクを上げていくんだが、例外は常にあり、最近だとギランがCランクの魔物を一人で討伐したので特例でDランクに昇格している。


 偶にこれを真似って、Fランクの依頼を受けず高ランクの魔物を討伐して一気にランクを上げようとする新人冒険者もいるが大概は魔物に殺されてしまうか、慎重にしている冒険者も、何時までもFランクにいる事は冒険者として不名誉で、そのことを周りからからかわれたりするので、我慢できず普通にランクを上げていく。


 次に依頼についてだが、依頼は内容は様々でFランクの街の雑用からBランクのドラゴン退治まである。


 依頼の種類は、通常依頼、指定依頼、緊急依頼、強制依頼の四つで。


 通常依頼は掲示板に張られていて、ランクさえ足りていれば基本、誰でも受けられる。


 指定依頼は冒険者を指名して依頼する。別に誰でも決まった値段を出せば指定依頼を出せるが、これがギルドからの指定依頼だと、依頼内容にもよるが、ギルドから信頼されている優秀な冒険者としてステータスになる。冒険者は依頼内容に不満があったり、報酬が少ないと判断すれば交渉する事ができ、納得しなかったら、指名依頼を断る事もできる。


 緊急依頼は非常事態でランク関係無しに受けられるが、冒険者ギルドの判断で断られる事がある。緊急依頼の内容の殆どが何処かの村に現われた危険な魔物の討伐が多い。


 ここまでは前世と変わりないのだが強制依頼は変っていて驚いた。

 

 前世では強制依頼は国がギルドに出すもので、国同士の戦争、人同士の争いに、大量の魔物が襲ってきた時、自然現象で被害を受けた地域に派遣などがあり、強制依頼を断ると冒険者ギルドの登録抹消、登録が今後出来なくなり、罰金を科せられる。そして社会的に信用が無くなり、社会的に死んだも当然になる―――ここは情報操作されている感じがするよな―――


 しかし今世では国、人同士の争いで強制依頼が出される事はなく、強制依頼が出せるのは国ではなくギルドだけになっていた。


 詳しくリカーゲザに聞くと。


 冒険者ギルドの始まりはアーベント王国が国に居る荒くれ者を管理、仕事を与える組織で国が管理していた。それを他の国も真似て、多数の組織が出来上がった。そして組織の一部の職員が魔物被害を少なく、病を治す薬草、霊草の情報を他国の組織と共有しようとしたが、組織内の規則によりなかなか情報を共有できないので、国に様々の情報を共有するように要請して国も承諾し、国同士が条約を結び冒険者ギルドが設立された。


 しかし、やはりと言うか、国が管理しているせいか、情報共有を要請した職員の願った形ではなく、いかに他国の情報を盗み取れるかの諜報活動と、国家的緊急事態に於ける人員確保の手段となっていた。


 情報を共有し出来るだけ悲劇を無くそうとしている、高潔な志を持つ一部の職員は何とか国から独立した組織にしようとしていたが、なかなか独立する事ができず、前世でもそれは叶っていなかった。


 転機が訪れたのは、俺とアルクスの死後、大罪の人災―――大罪の大魔獣が顕現して討伐されるまでの期間の事―――後、殆どの国は国を立て直すのに力を注いでいて民の不満解消に手が出せなかった。そこで志を受け継いだ人たちが冒険者ギルドを動かし、国に変り、民の不安解消に乗り出した。


 もちろん、善意だけでなく、打算的な考えをする者もいただろうが、国に仕えるまでのフリーデンを筆頭に若き日の魔法神ガイフルリーンや高ランクの冒険者がほぼ無償で人々を助け、民衆の多くの支持を得て、国から独立し、国を跨いだ独立組織となる。


 苦難の末、冒険者ギルドは独立組織になったが、強力な戦闘能力を有した独立組織を国内で自由に活動されるのは国家として不安だと言われ、冒険者ギルドも疑われるのは不本意なので国から監視役を各ギルドに一人派遣させることになった。


 よく国の管理下から独立したものだと感心する。当時の国の指導者達は悔しい思いをしただろう、諜報手段、情報操作が制限されて痛いだろうが、何より優秀の人材を把握しづらくなったのが一番痛いだろう。


 俺のように拘束されるのが嫌で隠れている人は一定数いる、それをランクが低い内なら抱き込む事は容易だが、高ランクになると本人の力と人脈の力で抵抗されて抱き込む事が出来ない、国の管理下なら才能有る冒険者を低ランクのうちに見付けられたが、独立組織になると見つけるのが難しくなったと言うわけだ。

 

 俺としては実力を隠すのに神経を使わずに済むので助かる。


 リカーゲザから強制依頼の話からギルドの歴史を聞いてから説明に戻る。


 受けた依頼を途中で放棄、失敗すると必ず違約金が科せられる、これは無闇に依頼を放棄させない為と無理な依頼を出来るだけ受けさせないようにする為だ、違約金を支払いできないと奴隷落ちする事になる。けど、依頼内容とあまりに違った場合や突発的な事故があった場合は酌量の余地があり、減額、違約金を支払わなくていい場合もある。


 冒険者は依頼で街に入る時または終えて帰って来た時はギルドカードを提示して証明することにより入市税は掛からない。


 あと、細かい決り事があるが普通の活動していれば、これだけ覚えていたら良いそうで、分からない事があればそのつど聞いて欲しいと言われた。


 ようやく終わった。登録するだけなのに、やけに長く感じ疲れた。さて、登録できた訳だが、まず何の依頼を受けようかね。

 冒険者ギルドの説明 


 冒険者ギルドカードは簡単な身分証目書になる。


 冒険者ギルドに登録している者はギルドで適正な値段での素材買取を受けられる。


 冒険者ギルドの登録すると義務で何の依頼でもいいから十件こなすか、何の素材でもいいので十万エルド分、ギルドに売らないといけない。


 冒険者ギルドはほぼ民営で国から監視官が一人派遣されている。


 冒険者はSからFまで分けられて上のランクに上がる方法は以下。


 Sランクはギルドマスター三人の推薦。


 Aランクはギルドポイントとギルドマスター一人の推薦。


 B・C・Dランクは冒険者ギルドにどれだけ貢献しているか(ギルドポイントを稼ぐ)。


 EランクはFランクの依頼を一ヶ月以内に依頼を五件こなし、ベテラン冒険者と野外研修を受けてから昇格試験の受験資格を得る、昇級試験はギルド職員と闘えたら合格(街での雑用をこなし体力があるかないか、戦う技術が有るか確認)。


 Fランクは冒険者ギルドに登録すればなれる最初のランク。


 例外有りでギランはCランクの魔物を倒し一気にDランクになった。


 依頼の説明


 FランクはFランクの依頼しか受けられずパーティで受けられない、他のランクは下は無制限、上は一つ上まで依頼を受けられる。


 依頼の種類


 通常依頼、掲示板に張られていて、ランクさえ足りていれば基本誰でも受けられる。


 指定依頼、冒険者を指名して依頼する。冒険者は断る事もできる。


 緊急依頼 非常事態でランク関係無しに受けられるが、冒険者ギルドの判断で断られる事がある


 強制依頼 魔物の襲来で街の滅亡などの危機に陥った場合に出せれる。断ると冒険者ギルドの登録抹消、登録が今後出来なくなり、罰金を科せられる(国同士の戦争などは強制依頼として出される事はない)。


 依頼を失敗したり、途中で止めてしまうと違約金を払う必要がある。依頼内容や突発的な事故が有ると酌量に余地があり減額、違約金の取り消しが有る。


 冒険者は依頼で街に入る時または終えて帰って来た時はギルドカードを提示して証明することにより入市税は掛からない。


 以上です。


 本文、ギルドの説明で出ってきた固有言語(大罪の人災) 大罪の大魔獣が人の想念で生まれたから人災だと近坂 甲が言ったから、言われるようになる。

 

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