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二十、チルアウトゾーン最期の日(2)

 だが、あとものの数分で全滅かと思われた、そのときだった。突如怪物たちの動きが止まり、空中でじりじりと後ずさりを始めたのである。


 どうしたのかとふりむいた一同の目が、背後の青空を覆いつくす広大な黒い影をとらえた。それは暗雲でも隕石の到来でもない、すさまじい数の飛行物体の群れであった。それらは一様に背の黒い翼を羽ばたかせて飛んでいた。

 ガンダルポッターが思わず指さし、白ひげを震わせて叫んだ。

「ベヘモスの大群だああああ――!」


 何千、何万というコウモリの羽根をつけたラクダたちが、西の空を覆いつくしている。それらの全てに人が乗っていた。一樹は見覚えのある顔を見つけ、そっちに叫んだ。

「ゲルトベエル町長ー!」

「お待たせいたしました、アシザワ・カズキ様!」

 鼻眼鏡のでっぷりした初老の男、ストレート・タウンのゲルトベエル町長は、首にマシンガンをすえつけてあるベヘモスの手綱をあやつり、彼らの英雄に手をふった。

「チルアウトゾーン中のベヘモスをかき集め、あなたにお助けいただいた全ての町の住民が駆けつけました! ご安心ください!」

 そして背後の皆に叫ぶ。

「諸君! 今こそ我らを救ってくれた偉大な勇者のご恩に報いるときだ! あの化け物どもを一網打尽にするのだ!」



 驚いたことに、駆けつけたのは彼らだけではなかった。立ったまま眠っていたのを横にしてもらった町、花粉症を駆除してもらったザパン、学校が廃止され、生徒が銃で撃たれる恐怖から解放されたヤパンと、親に使い捨てられる地獄から逃れたム・ルソー・タウンの子供たちもいた。一見、誰も乗っていないベヘモスも多数いたが、クリーヤの住民たちのものだったので、それでいいのである。


 桃香は感激して、彼らを見ながら一樹の手を握り締めた。

「すごい! ほら見て! カズに助けられた人たちが、あんなに来てくれたんだよ!」

 もはや涙もろくはなかった一樹も、これには泣きそうになったが、こらえた。そして司令官よろしく、彼らを向いた。

「ここへ集まってくれた、勇気と優しさあふれる素晴らしい英雄諸君!」

 雷鳴のごとく叫び、向かいの空を、きっと指さす。

「あそこに迷う生ける死人どもを、再び安楽の地へと戻してやるのだ! 行けええええ――!」


 洪水のごときすさまじい数のベヘモスが、地獄から来た怪物どもになだれ込んだ。怪物たち百匹に対し、ベヘモスの数はゆうに一万匹を超えていた。まさに多勢に無勢、ベヘモスにすえつけられた銃器から一発の弾も出ることなく、怪物たちは怒とうのような空飛ぶラクダの壁に蹂躙され、地獄の門の中へ押し戻されていく。


「おのれ、ひるむな! 押し返せええ!」

 怒鳴るペテロギウスの杖を、誰かが引っ張る。

「何者だ?! そうか、クリーヤの連中だな! ええい、放さんか! いもしない透明どもめ!」

「我々は、存在する!」

 杖を決して放さず、クリーヤの若者が叫ぶ。

「我々は確かにここにいる! ここで生きて、愛しあい、太陽のごとく輝いている! それをカズキさまが教えてくれたのだ!」

 ついに杖が取り上げられ、教祖は多数の部下の中を泳ぐように逃げ出した。怪物たちの統率は一気に崩れ、さらに急ピッチで門内にぐいぐい押し込まれてゆく。拳に汗を握り、叫ぶスレイン。

「やったぞ! これで門が閉じれば、チルアウトゾーンは助かる!」



 だが最後の一匹が入る直前、一樹は隣に桃香がいないことに気づいた。あっと見るや、門の前のペテロギウスが、彼女を持ちあげているところだった。

「し、しまった!」

「きゃああああ――! カズううう――!」

 叫ぶ桃香。飛び出す一樹。間に合わず、彼女の体は悪党によって門の中へ放りこまれた。続いて飛び込もうとする一樹を慌てて羽交い絞めにするボンゴレ・ファミリー。

「放してくれええ――! 桃香あああ――!」

 隣で高笑いするペテロギウス。

「がはははは! これで地獄の門は無限大にひらく! 今度こそ、この世界は、俺のものだあああー!」


 一樹は膝から崩れ、大地をこぶしでたたいた。ベヘモスに乗って飛んでいるすべての市民も、ボンゴレたちも、一様に絶望の表情で門を見つめる。

(これで、全ては終わりだ……)

 それらは消えかかるロウソクの火のように、暗く、はかなく語っていた。






 ところが、門はいつまでも広がらない。それどころか、いったん縮んだかと思うと、うめき声のような苦しげな音を出してガクガク震えだしたではないか。

「な、なんだ、どうした?!」

 驚くペテロギウスの前で、奇跡は起こった。地獄の門は苦しみ悶えるように痙攣を続けたあと、いきなりぺっと何かの塊を吐き出し、あっという間に無数の細かい粉になって大地に飛びちり、消えたのである。

「ば、バカな!」

 門とタメを張るくらいにガクガク震えるペテロギウス。

「子供を入れたのに、なぜ消えるのだ?!」


 そこへマキゾネが来て、彼の肩に手をおいた。

「あの娘はね、子供じゃないのよ」

 また驚がくする悪党。

「まさか、あれで幼女じゃないだと?! ではいったい、なんなのだ?!」

 彼女はうす笑いで豪語した。

「アシザワ・カズキの母親よ!」



 一樹は狂ったように走り、あお向けの桃香に飛びついた。全身が水に濡れ、心臓の鼓動はあるが、息が止まりそうだった。そのほほを両手で包み、しゃくりあげる。

「も、桃香あああ! 死なないでくれえええ! も、桃ちゃんがいないと、俺、俺……」

「も、桃ちゃんって……けほ、けほ」

 桃香がせきこみ、薄目を開けて言うと、一樹の顔は輝いた。そして「よ、よかった……」と彼女の胸に顔をふせる。桃香は微笑んだ。






 桃ちゃん、と呼ばれるのが嫌いだった。

 本当に子供の頃はよかったが、大人になると、その呼び方は彼女を傷つけた。ただでさえ子供にしか見えないのに、子供っぽい「ちゃん」づけで呼ばれたら、もう逃げ場がない。「ちゃん」づけで呼ばれて、よくキレた。相手は何がいけないか分からなくて、きょとんとする。その無神経に、またキレた。


 幼児体型以外のことは、きわめて普通の女性だったが、こと体型のことになるや、とたんに普通でなくなった。みんなの背が伸び、順調に成長する中、自分だけ十歳のままでぽつんといた。気にしないよう努めても、たまに社会そのものが、気にさせようと、するどい牙をむいてくる。

 別に病気でもなんでもなく、体になんら異常はなく、たんに極端に「小柄」なだけだと医者は言った。だからこれでいいはずだ。いいはずなのに、「よくない」と周りから追いつめられる。


 気むずかしくなって友達は減り、大学に入ってから、次第に酒の量が増えた。強くもないので、すぐゲロを吐いたが、子供が酔っ払って道端でゲロを吐くものすごい光景を世間に見せると面倒なので、いつも隠れてこそこそ吐いた。

 情けなかった。みんなのように堂々と(でもねえか)往来でゲロゲロやりたい。


 ――桃ちゃんて言うな!

 ――私は大人だ!

 ――酒くらい飲ませろ!


 そしてあの晩、ベンチの一樹に忍び寄り、財布を失敬したのだった。





 なのに今は。

 一樹にいきなり「ちゃん」づけで呼ばれ、胸がぽかぽかと温かく、とても幸福なのだ。このまま永遠に一樹に抱かれたまま寝ていたい。そうはいかないけど。


「で、でも、大丈夫なのか?」

 一樹が思いだしたように心配して聞くと、桃香はにっこり笑った。

「うん、どこも痛くないし、普通に息も出来るし、平気みたい」

「そ、そうか」

「地獄の門は?」

「消えちゃったよ」と、ふり向いてみんなを見る。向こうでマキゾネが「はいはい、のぞかなーい」とみんなを追っ払ってくれている。なんだ、いい人じゃん、と桃香は思った。その隣で、手錠をかけられて連行されるペテロギウスが見えた。




「桃香が大人だったおかげで、世界が救われた」と一樹。

「私、なにもしてないよ。ここへ来てからだって、一樹の横にいただけで、特になにも――」

「俺を救ってくれたじゃん!」と、かたく抱きしめる一樹。「桃香のおかげで俺は、今の俺になれたんだ! この世界を救えたのも、みんな桃香のおかげだ! 本当にありがとう!」

「そ、そんな、私なんて……」


 ほほが染まり、照れ隠しに、ぷいと横を向いて続ける。

「じゃあ、また桃ちゃんって呼んで」

「えっ、さっきはその、必死すぎて理性が飛んでて、だな……」と困る一樹。可愛い。もっと困らせてやりたい。

「やっぱり私のこと、愛してないのね」

「な、なに言うんだよ急に! そんなわけないだろ!」とあせる。

「言ってみただけよ。ビビらせようと思って」

「……」


「分かったでしょ、私ってほんとは意地悪で、ひどい女なの」と、またふてくされて横をむく。

 もうダメだ。一気にわがままが吹き出て止まらない。いいやもう、嫌われたって。

「一樹が困ったり落ちこむと、自分の出番だと思ってうれしいの。一樹のためだとか言いながら、本当は自分のことしか考えてないのよ。私なんか、しょせん一樹のお母さんになんか、なれない。そうだ、マキゾネさんなら、きっとそんなことな――」

「桃ちゃん!」


 いきなり頬をつかまれ、首をぐりんと回されて一樹に向けられた。

 目の前に、彼の真剣な目がある。

「俺には、桃ちゃん以外に女はいない。この世の、いや、全宇宙で、俺が愛するのは桃ちゃんたった一人だ!」

「か、かずちゃん……!」

 顔から首筋から背中から全身がまっかになり、このままとろけるかと思った。

 だが見ると、相手も同じくまっかになっている。

「そ、その呼び方は、ちょっと……」

「……いや……?」

 彼は首をぶんぶん振った。

「ううん、すっごくうれしい!」

 二人は笑いあった。




「しっかし、なんでいきなりマキゾネさんが出てくるかな」

 桃香が起きあがったとき、一樹がふと言った。桃香は再びダークモードになって言った。

「だって巨乳じゃん。男ってみんな、巨乳、好きでしょ」

「ええっ、俺、巨乳好きじゃないよ」と自分を指す。「だって俺、ロリコンだもん」

「ええええええ――?!」


 衝撃にのけぞる桃香に、一樹はとてもいい顔で続けた。

「というか――俺、桃香のおかげでロリコンになったんだ」

「ど、どうゆうこと?!」


「ロリコンったって、別に子供が好きってことじゃないんだ」と笑う。「前は、漠然とふつうの体型の女がいいと思ってたんだけど、ここへ来て桃香が好きになって、桃香の体型じゃないと嬉しくない体質になったんだ」

「つまり、私のせいでロリコンになったってこと?」

「人のせいにするわけじゃないけど、そんな感じかな。桃香のおかげで俺はいろいろ変わったけど、女の好みも、まるっきり変わった。でも、じつは前々からふつうの女にはたいして反応なかったから、もともとそういうとこあったのかもしれない。


 女性恐怖症が治ったのも桃香のおかげなんだ。乳や尻がでかいと怖かったからね。桃香の体は本当に安心できた。だから、俺のお母さんが務まらない、なんてことは全然ない。 いや、君じゃないと無理だ。ほかの女と赤ちゃんプレイするなんて、想像しただけでぞっとする。

 桃香じゃなきゃダメだ。俺の母さんは、桃香じゃなきゃいやだ」

「一樹……」

 桃香はうつむき、目に涙がたまった。

「こんな私で、いいの……?」

「あったりまえじゃないか!」

 飛びついてかたく抱きしめる一樹。

「桃香、愛してる。もう絶対に放さない!」

「私もよ、一樹!」



 二人の口付けを覗こうとしたゲルトベエル町長がスレインにド突かれたとき、大空を一台のドローンが飛んできた。みんながいっせいにそっちを見あげると、拡声器から女性の声が響いた。

「ブリグストンズ速報です。今朝もチルアウト・ゾーン内の最新情報をお届けいたします。

 ブリグストンズ科学班の発表によりますと、しばらくひらかなかった異世界への扉が、三日後にひらく可能性が非常に高く、場所も特定できております。そこはブリグストンズの中心部、ネオヨーク一九九七あたりであろう、とのことです。科学班も絶大な自信を持っての発表ですので、まず間違いはないでしょう。あちらから迷ってこられた方は、お帰りになれる、またとないチャンスです……」

(向こうへ帰れる……!)

 二人は目を輝かせて顔を見あわし、また去ってゆくドローンを見送った。


 このあと、二人は自分たちの世界へ戻るべくブリグストンズへと旅立つのだが、それはまた別のお話。



 ここはチルアウトゾーン。アホでマヌケで不幸だが、限りなく優しく、温かい人たちが住む世界……。(「ここはチルアウトゾーン」終)


 ご拝読いただきまして、まことにありがとうございます。

 この作品の題名はFridrik Karlssonのヒーリング・ミュージック「Chillout Zone(チルアウトゾーン)」から来ています。この方の曲には今も本当に助けられています。


 チルアウトゾーンは、最初はそういう癒される異世界として設定し、人間不信の主人公が、いい人ばかりの世界で愛されて更生する、安らかでほのぼのした話になるはずでした。ところが癒すためには一度落ちなくてはならないため鬱展開が入り、また書くうちに方向が変わったりして、書き終わる頃には、かなりちがうものになりました。


 自作品の「戦争の親玉」と同じく、これもかなり若い頃に思いついて放置していたネタが元になっています。最初、真夜中の人気のない大都市で少女が男のポケットから財布を盗み、彼が彼女を追いかけてそのへんのビルに入り、最上階まであがっていく……というビジュアルだけが頭に浮かんでいました。

 当時は「親玉」のように、ホラーみたいな殺伐とした話しか思いつかず、こんなファンタジー系の話は「たまにはいいだろう」みたいに例外的なネタとして温めていた程度で、実際に書く気にはなりませんでした。そうは言っていられなくなったのは、かなり後になってからです(これは2025年現在から、10年ほど前の作品です)。


 通院までは行かないまでも、かなりの鬱状態になり、なんとかならないかとネットをあさっていたら、あるマンガを発見しました。「とっても優しいあまえちゃん!」(作・ちると)というマンガで、バブ・コメディなるジャンルがあると初めて知ったのですが、冴えない男が小学生女児に甘え、彼女も彼を母のように甘やかす、という内容で、それまでにそんなマンガがなかったせいか変に知名度があがり、冷やかしのような方々までが、わざわざ金と時間を使って読むという事態が発生し、現在も嫌悪と酷評の嵐にさらされ続けています。


 かまわず購入して読むと、これがとんでもなく革命的な作品でした。たしかにろくにストーリーはありませんが、自分が完全否定してきた母性への渇望をすべて肯定した内容は、自分を鉄のように覆う抑圧のヨロイを引きはがし、隠していた「赤子のように弱い自分」を表にさらして温かく包み、許してくれました。読者の九割以上がバカにして嘲笑するか、気持ち悪がるか、つまらないと怒るかの否定ばかりで、気に入ったという感想がほぼない中で、このマンガは自分にだけは確実に届きました。


 それで、自分もそんな作品が書けないかと思ったときに、あの財布を盗んで逃げる少女に追う男、というビジュアルが再び浮かびました。それを発展させて出来たのが、この「ここはチルアウトゾーン」です。



 作品の構成要素として、もうひとつのジャンルの影響があります。「異世界ほめられ系」とでもいうようなもので、一時はなろうなどで流行ったようですが、文明の進んでいない異世界に行った主人公が、普通にやったなんでもない行動でほめられ、賞賛を受ける、という「ほめられたい」欲求を満たすために書かれたものです。「ここはチルアウトゾーン」では、それをもろにやっています。多分にシュールなギャグの意味が強くなっていますが、賞賛欲求を満たす目的は確実にあります。


 この作品で、主人公の一樹の境遇や、父親に毒づいた内容などは、ほぼ事実です。もちろん現実には桃香のような子は現れなかったので、作品に出したわけですが。「自分が出来なかったことをキャラクターにさせる」「歩めなかった道を、代わりに行かせる」という、物語を作るうえでの典型をやったと思います。


 桃香にはろくに母性が感じられないかもしれませんが、これはまともな女というと、どうしても妹キャラになってしまうためです。それ以外の女性キャラは、どうしても怖いとか危ないとか、よくてかわいそう、みたいにしかなりません。

 妹はなぜいいかというと、弟の性別を変えて徹底的に美化した結果だからだと思います(いい奴ではありますが、ここまで優しくはありません 笑)。

 兄の私もそうですが、うちの兄弟はそろってまったく何も男らしくありません。だから、私の不幸の原因は母親から立派な長男になることを強要されたことにあります。彼女が必死なほどに私を使い捨てようとした原因が、幼少からの父の不在による極端な父性の欲求にあったことは、作中で語られています。


 一樹はイケメンですが、では作者の自分はどうだったかというと、周りの証言が十個以上はあるので、まあそうだったのでしょう。なぜ推量かというと、幼児期から「自分は誰よりも醜い」という醜形恐怖があまりに強く、鏡をほとんど見れないままで年老いたので、若いころの自分の顔をろくに知らないからです。


 ヒロインを妹キャラっぽいまま母親らしくするのは無理があったかもしれませんが、自分にはこれで精一杯でした。桃香以上の母性は思いつきません。マキゾネという巨乳キャラが出てきますが、これをヒロインにしたら、ヤンデレとか、もっと酷い場合は殺人鬼のようになって、ただのホラーで終わったでしょう。あまり女っぽくすると、どうしても自分の母親と重なってくるからです。



 この作品は、途中で山下達郎が出たりと、かなり迷走します。今ではまるで聴かない人で、当時は鬱がひどくて、とにかく「力があって安定」した「まともで普通の立派な人」にすがりたい一心だったのだと思います。それでも、結果的には桃香と一樹の関係を後押ししてくれたので、感謝しています。


 話が進むにつれ、主人公が行く先々で優しい人たちに癒されて立ち直ってゆく、というロードムービー的な展開が変化します。実はこの世界に住む人たちもかなりの問題を抱え、不幸で苦しんでいることが判明し、今度はそれを一樹が解決していく、というヒーローものの方向になっていきます。彼が立ち直ると、今度は桃香がテンパりだすという変化も、書いていて面白いものでした。


 後半は悪役が出て、ラノベというよりはハリウッド映画みたいな派手な展開になりますが、これも意図的でなく自動的に行き着いた結果です。本当は元の世界に戻るところまで書く予定でしたが、力尽きて終わっています。まあ、これでいいんじゃないかと思います。


 長文駄文に最後までお付きあいくださって、ありがとうございます。

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