結論その2【ナーロッパ的中世風世界を、ハイファンタジーとして描くことは可能か?】
(-⊡ω⊡)_/ { 最終結論としてお答えしましょう
【可能です】
੬ჴ ƠωƠჴჱ{ ここまでに何度も論拠したように、現実の中世世界と、ファンタジー的な中世風世界ではその存在意義が微妙に違うため似て非なるものです
(´・ω・){ しかしながら、世界観のスタート地点は同じであり【14世紀カタストロフ】と言う分岐点を境目にして、
・14世紀カタストロフによって破滅するか?
・14世紀カタストロフはそもそも到来しない世界なのか?
・14世紀カタストロフ、もしくはそれに近いカタストロフ的危機を回避することに成功した世界なのか?
――によって辿る結末と描かれる世界が異なるというだけなのです
(-⊡ω⊡)_/ { そうなってくるとハイファンタジー作品としてその世界観の裏付けとなる理論が現実中世世界を【どう存続させて、どう発展させるのか?】という点においてじっくりと考察していけばよいということになります
੬ჴ ƠωƠჴჱ{ なーロッパ的世界へのツッコミとしてしばしば槍玉に挙げられる【じゃがいも】これについても考察が簡単にできてしまいます。すなわち、
『14世紀カタストロフが訪れないため中世世界の延長のまま外洋航海技術が生み出され、海の向こうの別大陸の産物を手に入れることができるほど海洋航海貿易が活発になっているので、その世界では〝じゃがいも〟が存在している』
――と結論付けることは可能なのです
(-⊡ω⊡)_/{ このようにして現実中世世界をどうハイファンタジー化するか? ということは徹底的に考察していけばなーロッパと呼ばれる世界観でも胸を張ってハイファンタジーとして描いていくことが可能になるのです
੬ჴ ƠωƠჴჱ{ そして何より忘れてならないのは、なーロッパ世界には、魔法や魔族や神と言った超常的な存在や力がもたらされており、これにより現実世界を超える現象やドラマを描くことが可能になるのです
(´・ω・`){ 現実の中世世界をスタート地点として、カタストロフの回避と、その世界ならではの〝超常的な力〟を前提とした〝進歩の発展〟これを考慮すれば、ファンタジー的中世風世界でも見事なハイファンタジー世界を描くことが可能になるのです
(-⊡ω⊡)_/{ もちろんこれは私の考察による【答えの1つ】に過ぎません。どんなハイファンタジー世界を描くにせよ【その世界は存在する根拠】を理論付けることは可能であれば、どんな世界でもハイファンタジーとして書くことは十分に可能なのです
――あなただけの、あなたのハイファンタジー世界を描いてください――





