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真槍VS魔眼大盾 6

「これで邪魔は入らんな。ああそうそう、しばらく助けも来ないぞ。君と殺し合うために、少々小細工をしておいたのでね」


「――」


 ナギトの覚悟は即座に固まる。

 外からの介入が出来ないとはいえ、勝者が決まれば元の空間に戻るはずだ。……面倒な相手だからといって、逃げるのは性に合わないし。

 狙うは至近距離での一撃。盾の守りを掻い潜って、雷帝真槍を叩き込めばいい。

 空気が凍る。

 突き立てる牙を構えて、二匹の猛獣が睨み合う。


「っ――」


 瞬発したのはナギトが先だった。

 大盾の持つ異能により、それまで立っていた場所が粉砕される。

 まるで、空間が崩れるような。

 聞き覚えがありすぎる。ドラゴンが出現した時のあの音だ。


「まさか……!」


 接近には成功し、槍と盾が火花を散らす。

 クリティアスも防御に徹していることはしなかった。腰に差していた長剣を引き抜き、激しい剣戟けんげきを繰り広げる。

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