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堅い床の上で 4

 アルクノメも聞き逃せなかったらしく、態度を変えて身体を起こしている。……彼女にとっても無関係ではないし、ここは意見を聞いておくべきだろうか?

 だが視線の鋭さは変わっていない。尋ねたところで拒まれるのは明らかで、男二人は見て見ぬフリをすることにした。


「今年はウチで予選をするから、どうにか選手を出したいんだよ。でも出場権については、神々の方に決定権がある。毎回確定して出れるのは、各地の王侯貴族だけだ」


「そこで、僕とアルクノメに?」


「そういうこと。別に彼女が戦わなくても、君を代理に立てたりは出来るだろ? ナギト君だったら帝国に赤っ恥かかせることも――いてっ」


 市長に命中したのは、アルクノメが頭を乗せていた枕だった。つまり抗議の意思だろう。

 説得に入りたいところだが、やはり彼女に応じる様子はなかった。意固地になって、やっぱりナギトたちと顔を合わせない。


「……こりゃあ無理かね」


「帝国の顔に泥を塗る前提じゃ、ちょっと難しいですよ。……本人の同意なしに代理を立てるのって、可能でしたっけ?」


「いや、無理だな。殺すなり何なりすれば、出来るかもしれんけど」


「本人いる前で止めてください」


「あはは」


 枕がもう一つあれば、今ごろ吹っ飛んできたことだろう。

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