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目覚めと予兆 2

「どうも、済みません……」


 笑って過ごす工房長。外に結晶生物が群れていることを忘れる、清々しいまでの笑みだった。

 途中ですれ違うのは、武装して外に向かう職人たち。みな、一様に慌てていた。中にはこれが異常事態であることを、怨みたらしく口にする者もいる。


「……結晶生物って、どのタイミングで出てきたんですか? 建物の中にいたもんで」


「坊主たちが工房を出て、少し経ったころじゃな。神殿の近くで二耀族とヘレネス族が揉めてると聞き、厄介になる前に止めようと外へ出たら――」


「やつらがいた、と」


 ならちょうど、自分たちが地下へ向かっていた頃だろう。


「いやあ、驚いたぞ。空を埋め尽くすぐらいの大群が見えたからのう。近くの二耀族に声をかけるので限界じゃったわ」


「そ、空を埋めるって……」


「どうにか反撃に出なければ、テストミアはやられるかもしれん」


 ドラゴンが山ほどいる光景を想像して、ゾッとする。

 無論、倒すことを求められているなら倒すまでだ。退けた時の快感は、これまでにない達成感を生み出してくれるだろう。


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