語語 一身の転生話(unworld)
此処は…と自分は自問自答で答えを出してみることにする。
見たこともないところだ。
結局のところ分からない。
自分は語語 一身変な名前だと思っているが、割に気に入っているのであまり気にならない。ちなみに歳は21だ。
さて、自分は先刻まで刀の鍛錬を行っていたはずだ。
光が自分を包み込み一瞬でここにいたのだ。
さて、さっぱりわからない。
服は着ているようだが…とりあえずよくわからない。
理解は追いついていないな。
しかし、自分はなぜこんな場所に来たのだだろうか?
山籠りが自分をこんなにさせたのか?
ふむ、限度というものは弁えるようにしよう。
刀と服は健在。別にこんなところに飛ばされた?こと以外別段変なところはない。はずだ。
結局のところ答えはわからないし、別に分からなくてもいいや。とか思っていたが、やはり物事には原因と結果があるわけで…
今回はそれが見当たらない。
とりあえず
空飛んでるんだ。
「ぁぁぁぁぁぁぁ!!」
空からの自由落下なんて冗談がすぎる。
「自分は空飛んだことないんだがぁぁぁぁ!!!」
落下なんて止められない。
止めたいが。
あ、真下にお城がある。
…壊せば止まれるかもなー
「チェストォォォォ!!!!!」
自分は意気揚々と真下にあったお城の天井を斬って斬って斬りまくり…
なんとか着地した。
ダイナミック土下座というもんがあるんなら、ダイナミック着地だな。
「危なかった…ふぅ…」
「いや、ふぅ…じゃないから!!」
なんか偉そうなやつが自分に話しかけてきた。
童話とかに出てくる王様みたいだな…
「さて…斬るか…」
「なんで!?そんなことより転生者!」
偉そうなので、王様…いや、一応自分にも忠義心というものはあるつもりなんだ。
だからこいつは
「なんだ?見知らない奴」
「なにそれ!?それよりステータスと念じてみろ!ステータスが…」
ステータスはこれか?
HP100
MP100
攻撃25
防御20
速度30
体装備【着物】
足装備【袴】
スキル【紫電の居合】MP10
溜めを数秒行い、凄まじい速度で居合を起こす技。
使用後防御値が落ちる
【受け継がれた伝統の技】
同じ武器の敵が現れた場合、その敵を上回るステータスを一時的に付与出来る。
なんともなぁ…
とりあえず
猫と人が喧嘩してる。
とりあえず、自分も…
寝るか…
unworld
やり方わかんなくて…
自分の理解力のなさに死にたくなりますた。
あ、そうそう
今日疲れたから事故っちゃった。
こんな話しにするはずじゃなかった、