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第九章 第一回結婚期

母に妊娠がバレて、問い詰められた。仕事帰りに彼と会い、両親に会ってもらった。

が、父は激怒だ!とても話せる状態では無い。


後日、彼の両親との話し合いがセッティングされた。

彼の母は、気が狂わんばかりにののしった。

「この娘と、私とどちらが大事?」「e」と、主人はつぶやいた…

これが、悲劇の始まりだった。


私の母は、上記のやり取りでかなり切れていた。

彼も、自分の母親の顔を見たく無いと言う。

私と彼は駆け落ちをした。しかし、アパートを借りるのにも不甲斐なく母を頼った。

母は、かなり怒ってはいたが、私可愛さに許してくれた。

その後、長女が無事生まれて、父にも認められた私たちだった。

が、父も母も、長女と暮らしたがった。

始めは断っていたが、母の主治医からの連絡で、母には父の介護は無理と言われた。

それがきっかけで、同居に踏み切った。が、もちろん上手くいくわけは無い!


程なく(?)主人は浮気をした。同僚と…

しかし、責めるには、私は不利な状況だった…

母は心臓病で入院した。父は相変わらずだった。

病気の両親を抱え、主人はますます私を嫌いになったようだ。

私は、子供が可愛かった。たとえ主人が居なくなっても良いと思った。

それが、いけなかったのか…


私たちは離婚をした。もちろん慰謝料・養育費無しの条件で…

夫婦間のみの状況ならば、取れたであろうが、私は嫌だった!

出来ちゃった結婚の彼には、私の両親の状況は辛かったろう。

そりゃ、若くて縛られない女性の方が幸せだったろう。

私は、離婚が当然と思った。しかし、自分を惨めとは思わなかった。

だって、両親は私を間違いなく愛してくれていたから…

程なく、母も私たち親子の為(長女と私)に離婚をした。


離婚後は、恋愛をよくした。

それは、空きある私を男たちはほっては置かなかったからだ。

子供を抱えた若い女って、格好の餌食だった。噂になるし…

そのうち、私は男性を信じる事が出来なくなっていた。

また、母子家庭で馬鹿にされたくは無かった私は働いた。

とにかく、そこら辺の男性以上に働いた。

子供は言った。「ママは、仕事や彼氏と私とどっちが大事?!」って…

私はただ、安定した幸せが欲しかった。子供と静かに暮らしたかった。

そのうち子供は、成長するにつれて登校拒否児童と化していったのだった。


たのは言うまでも無い。

まぁ、結婚って色々ありますよね。

そんなことも分からなかった、当時の自分は若かったのだと思います。

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