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嘘の恋
ふりかえる水平線に架かる虹
爽快なソーダのような恋をした
ストロングなんて無敵に憧れて
わけ知らず声が漏れるか古い名よ
朝の性だけが綺麗と信じたい
全力で失くした夢を追う疾風
愛おしい静かな星が心臓で
忘れても風の香りがする夜に
更け更けていきなり微笑むレディーたち
心より清い真水をそっと飲み
ひとりきりひとを眺めてふと震え
生きること八雲が美味しいうえに立ち
棄て棄てて旅に出たいな嘘の恋
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お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできことを楽しみにしています。
でわ。