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遠き村祭り

作者: 暮伊豆

■■本文■■


ひとつ ひそかに ひめやかに


ふたつ ふしぎな ふえたいこ


みっつ みつめる みなめざめ


よっつ よどおし よいどおし


いつつ いざよい いざなわれ


むっつ むじゃきな むらびとの


ななつ なきがお なくすため


やっつ やみよに やけひばち


ここのつ このうで こごえても


とうで とわのね とどめおかまし




■■原文■■


一つ 密かに 秘めやかに


二つ 不思議な 笛太鼓


三つ 見つめる 皆目覚め


四つ 夜通し 酔い通し(同士)


五つ 十六夜 誘われ


六つ 無邪気な 村人の


七つ 泣き顔 失くすため


八つ 闇夜に 焼け火鉢


九つ この腕 凍えても


十で 永遠の音 留めおかまし




■■意訳■■


密かに 目立たないように


不思議な 笛太鼓を演奏しよう


皆目覚めて 見つめてくれる


一晩中やろう 酔っ払い同士酔い続けよう


十六夜に誘われたかのように


無邪気な皆の


泣き顔を失くすために


この夜に 火鉢の火を灯し


腕が凍えても やり続けよう


この夜、この音色が、いつまでも消えないように

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― 新着の感想 ―
おお、強い信念を感じる詩ですね……! 数え歌の主人公も、主人公の愛する人々も、まるっと応援したくなりました! ファイヤーでファイトーです!!(オヤジギャグ警報発令中!)
祭りってなんであんなにテンション上がるんだろう( ˘ω˘ )
これ、このまま作中歌として使えるね!!!
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