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7話

扉の先は棺桶が数十個均一に並んでいる。


そして全ての棺桶が開いている。

中身は…


「いないね」


居た痕跡は確かにある。


そして何かが擦れたあとが奥へ続いている。これは…血だろうか。


赤黒い。


「大丈夫?」


かけてくれる声も少し掠れて聞こえる。


頷き、奥へ歩いていく。


大量の赤黒いものは四方に散っている。


「端から見ていこうか」


その提案に乗り、右回りで扉を開け始める。


「ミイラ!」


包帯がぐるぐる巻きになっているのに隙間から見えている肉がリアルで気持ち悪さがある。


そんな中、女性はミイラを殴る。


支援しながら周りにいるミイラもフレイで攻撃して回る。


ヘイトを受けながら、女性が確実に敵を減らしていく。


腐敗しているのか肉片もその辺に飛び散っている。


匂いがしないのが救いか。


数秒もしないうちに消滅する。


全てを倒すと中央に宝箱が現れる。


開いてみると、中身は変な形をした物が入っていた。


「何だろうね?」


お互い顰めた顔をしながらも道具にしまう。どうやら共有されるようだ。


大事なもの扱いなんだろう。


一度戻り、次の扉を開ける。


中を見ても何もいない。


二人とも入ると自動で扉が閉まる。


音にびっくりした二人が再び前を見直すとそこには透けて見える何かがいる。


咄嗟にフレイを放つ。


「ゴースト!?」


既にバックステップをして離れていた。


もう一度フレイを放って、逃げる。


ヘイトはこっちにしか来ない。


逃げるが勝ち。無事消滅した。


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