28話
「支援早く!」
できる限りのことをする。
しかし…海の上を走れるわけもなく…。
一方的に攻撃を避けるのみ。
船は攻撃を避けてくれるが、余波はある。
「おいおい…一方的過ぎじゃねぇか」
荒れ狂う海でその攻撃を辛々抜け、島に到着した。
―
「いっぱいの自然!」
「綺麗な海!」
「ここはどこ!」
そう、都とは形容し難い無人島のような場所に辿り着いた。
船の上には数字が表示され毎秒ごとに減っていく。
「復活するまであと3日くらい…」
「そもそもあれをどうやって倒すんだ?」
「倒すどうのこうのの話じゃないでしょ!」
都には着くのだろうか。
「とりあえず探索するか!それとも釣りするか!」
「探索!釣りできるの一人だけなんだから!」
「わかった!わかったから怒るなよ!」
「誰のせいでこうなったと思っているのよ!」
「俺のせいか!?」
「違うっていうの!?」
「釣っちまったのは俺かもしれねぇけどよ!」
「なんで普通の魚とか釣れないのに!あんなもんを釣るんだよ!」
「なんでだろうなぁ。それは俺も不思議に思う」
「不思議に思うじゃないよ!」
「でも実際釣り上げたのはあんたなんだから!」
正直、どっちでもいい。
言い争っている間に周りを見てこよう。
―
「なんでおいていくのよ!」
仲良さそうだったから…。なんか口出したら噛みつかれそうだったしね。
「それで何か見つかったのか?」
「一周したみたいだけど?」
「その顔だと何もなかったみたいだな」




