25話
「それにしてもまさかこんなパーティーに入れるとは思わなかったからなぁ。釣りたいもんは釣ったし、そろそろ移動するかぁ」
「船乗って海を渡るんだっけ」
「船釣りができるのかぁ!これは楽しみだ」
「できるか分からないけどね」
「とりあえず行くかぁ!」
とても男らしい。
筋肉に高身長、日焼けした肌は健康そうに見える。
ただ、少し抜けている気がするが…恐らく気のせいだろう。
港町がある。そこへ3人で向かう。
そこから船が出ている。
「そうか、この近くに街なんてあったんだな」
「走る?」
「いや、力と体力しか振ってないからかなり遅いぞ」
「えっと、今普通に歩いているんだよね」
「いや、結構頑張っている」
「ヘイストかければトントン?」
かけみれば?という風にちょっかいをかけてけてくる。
ヘイストかけて彼女とトントン。
かなり…遅い。
「担いでいけばもっと早い気がするけど…」
「いや、色々と恥ずかしい」
だろう…ね。
自分も女性に負ぶさるとなるとね…。
「それなら走ろーよ!面白いモンスターいっぱい狩りたいんだけど!」
「走れば間に合うか」
彼女、自分、もう一人とどんどん差が離れていく。
ヘイストかけているんだけどなぁ。
「先行って街楽しんでいるからねー!」
さらにギアを上げたのか、全然見えなくなる。
走ることをやめ、ゆっくり歩くことにする。
―
「すまん、遅れた!」
こればかりはしょうがない。
あとは彼女を探さないといけない。
MAPをみればわかるけど。




