21話
「…疲れた」
鎧武者はいなかったものの、純粋に疲れた。
一度、天から地に落とされると気が滅入るというか…。
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「はぁ…戻ってきた。意外と遠いんだよな…」
最後の階段は異様に長かった。
宝箱は5つあった。
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「アンクレットに指輪、短剣に杖、本…他はわかるとして本って何?」
本を調べてみる。
覚書:スキルを模倣できる一冊につき1スキル。
「あー…結構凄いやつ…」
確かに鎧武者のあの威力を模倣できれば最大のスキルになるだろう。
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「嘆きの塔は一度の攻略のみ。攻略後は復活しない…。マジか…」
残念だが、こればかりはしょうがない。強いスキルがあったら使ってみよう。
「それじゃ分けようか」
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「幸せのアンクレットと激情のナイフは貰っていくね」
幸せのアンクレット:状態異常最大値上昇。
劇場のナイフ:敵状態異常値低下。
「それじゃこれとこれ、本は何かあったら教えて」
頷き、自分の分をもらう。
代償の指輪:一つのスキルを選択する。それ以外の攻撃スキルは使えなくなる。選択したスキルは1段階進化
する。CT5分。
鋼鉄杖:魔法効率を高める。低確率で魔法が連続して発動する。
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フレイはフレイズに。
ラインはラインズに。
2段攻撃は4段攻撃になった。
フレイズ:一度にフレイを五発放つ。炎傷ダメージ上昇。
ラインズ:空中までに範囲が広がる。
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「発動時間はそのままで威力が上がるんだ…なかなかいいんじゃん」
普段は支援魔法を使えばいいので、どうしてもの時くらい代償を使えばいい。
「私もほぼ一撃で状態異常を入れられるようになった!一つだけだけどね」




