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そして勇者は眠りにつく  作者: Yuhi/yuyu
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-序章-『彼』

 君達は、身内の死を経験したことがあるだろうか?

 もう少し、深く言おう。君は、

 いや、あることのほうが少ないのだろうか?彼にはもうわからない。

 けれど、まだ小さかった頃の彼には、その衝撃はとてつもないものであった。

 母は言った。逃げなさい、早く、と。

 姉は言った。あなたまでいなくなったら、私は———

 ……まだ子供だった彼には、泣きながら従うことしかできなかった。

 そして……すべてが白と灰の景色と化したその場所を見た時、彼の中で、何かが、()()()

 ———嫌だ!

 ———嘘だ!

 ———そんな事実を受け止めたくない!

 ……そして、何もかもを嫌いになった。

 人を信用できなくなった。

 何もかもを失った僕は、絶望の果てにいた。


 ———僕は、復讐を決めた。

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