万能の夢
蛇を探す男がいた
そのしもべがいて俺はそれらに敵対していた
俺は蛇に襲われていた
山の坂道を転がり落ちる
蛇は二つに千切れている
とんでもない大きさの蛇である
俺は男に なぜ蛇を捕まえない?と聞いた
男はどうやらその蛇が見えないらしい
蛇が見えるのは俺とそのしもべだけだ
しもべは男がいないあいだに気絶する俺に対してこういった
これは賭けだ そういってしもべは蛇を俺の脚に噛みつかせた…
ここで場所は変わるが実際には変わっていない
なぜなら俺が気絶してた場所のモデルは俺の住んでいた村の森の中である
その森の中に神社があるというわけだ
俺は女で神社に住んでいた
姑的存在の女が二人 あと男が一人
何らかの集会に俺が出ないことを責めている
俺はその集会に氷を130gばかりもって参加しろと言われた
その時点で俺はもう男である
俺は高校の生物の時間に一人怒りつぶやき学校を出た
勝手にやってろよ糞どもが!
俺はやけに小さい階段を下りて
これが本当に小さい ちょっと体をひねれば
3階から1階まで体がすり抜けられるほどだ
俺は一回の小さな扉を抜けて外に出た
そこには生徒を写真で撮っている奴がいた
実際にはあり得ないのだが先生がそのカメラマンに対して感謝を言ってた
論理としてはそのカメラマンはもはや名物で他の不審者や宣教師の抑止力になっているから
まぁいかにも夢らしい発想である
今回の夢の目玉はここからである
俺はその時これが夢だということを覚えた
明晰夢というわけではない
ただ夢の中の自分はこの夢は俺の夢だだから何も万能なんだ
ということを知覚したのである
そこで俺はそのことをどこかのデパート
これはモデルがわからない おそらく様々な場所をつなぎ合わせたのだろう
で親友に打ち明けたもう一人の友達にも打ち明け
その話が広まり グラウンドで俺はすべての人間に対して叫んだ
他の人間がみんな静かになって 俺は叫ぶ
この世界はあああああああああああ
俺の 声が出ない
俺のおおおお
隣にいたたかしくんに代わりに叫んでもらう
俺のおおおおおおおおお
夢だあああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
最後は自分で叫ぶ
つまり夢の中の自分はその世界の人間に対してこの世界は自分の夢であると叫んだのである
何が伝えたかったかというとこの世界は万能であるということ
この世界で何をしても大丈夫だということ
それを叫んだのである
俺はそれを説明しようと一気に空に舞い上がった
舞台はいつの間にかグラウンドに張ってある野球のネットが四角に張ってある場所だった
広さは大体横に80m 盾に150mってところか
その中にいろんな人がいてネットによじ登ったりしている
俺はいい気分だった
まだ世界の仕組みのわからないやつらもいる
空を飛んで頭から地面に落ちて死んだ甲殻類もいた
その友達で腹から腸が出ているよくわからない何かの生物もいる
俺はそこに飛んで行ってその二人に伝える
きみたち この世界はね 俺の夢なんだよ
ゆっくり考えてごらん 君の頭はちゃんとあるし 君の腹の傷も治っている
二人は無事に元に戻った
その世界は現実の世界に即していない世界だった
その四角のグラウンドの前に学校があった
学校の中でもさまざま行われている
飛べるのですぐに教室を見れる
俺はネットによじ登っている少女に話しかける
顎に手を当てていう
きみ俺の中学時代の同級生だよね
かなり美化されている なぜか最新邦画映画の宣伝のロゴが出てきた
どうやらその映画の主演らしい
モデルでもやっているのだろうか
そこで俺はバイト先の店長が困っているというのでそこに駆けつける
店長はネットと格子を修繕しているらしい
俺はもっと効率的なやり方があると思って教えたが中々上手くない
そこで俺がこのネットと格子にしっかりしろと唱えると
すぐにぐらぐらがなくなってかっちりとした
俺は大規模な魔法の行使に対してある不安を思いついた
その不安に対して策を講じたときに夢が終わったのだった
夢の最後の文言は
この世界で俺が望まないことは一切禁じる それは俺が将来的に望まないこともすべてだ