「Sisters」その1
☆★☆★ ユカリ
いつの間にか私は光星アリアンロッドさん親衛隊であるシスターズに助けられていた、ローグ君はとても不機嫌だけど死んでなくて安心した。アリアンロッドさんも一応念入りの他にシスターズを派遣していたらしくプレアちゃん達が瀕死になりかけてる時にシスターズの皆さんが援軍として戦ってくれたらしい。
ローグ君からはギャリスと言う殺人鬼の指名手配犯は殺せたけど研究員は取り逃がしたと失態を戒めていた………が一人の人によってそれが成されたこととなった。
ラヴクラフトさんが逃げた場所が調査エリアだったらしく炎の皇帝【ダンテ・アルキデス】さんの戦闘によって殺害されたらしいとゆいゆいに報告したら【クローン】だときっぱり言われてローグ君を励ましていたけどぶっきらぼうに無言で立ち去り何処かへ行ってしまった。
数時間経つと日は暮れ、灯のライトが点き、時間帯は夕暮れとなっていた。シスターズの手によって施設は隅々探索されダンテさんも何故か協力してくれたおかげで工場を手に入れることが出来たらしい。私は仮説用テントにあるベッドで寝込んでいたから深くは知らない。
起きるとそこには知らない女の子が何かの手入れをしていた。
「きゃっ!!」
するとよく見ると彼女は上半身が下着で片手にドライバーを持っていた。桜色の髪にツーサイドアップが可愛らしい、雪のような白い肌に右腕には機械がくっついている………いやよく見ると彼女には片腕が二の腕から下が存在しない、代わりにロボットのような腕が装着されている。
「それ……義手?」
指を指すと女の子はとても悲しい目で見ないでと訴えている気がする。義手と言われるのがいやなのかな?
「ご、ごめんね!えっと……ドライバーなんて持って何かあったの?」
女の子は答えるのが嫌なのかもじもじしながら口籠る、仕方ないから起き上がって確かめることにした。
まるで精密機器のような複雑な造りで私にはちっとも理解できない。それに義手だとしてもこの露骨に機械が剥き出しなのは何か理由があるのだろう?
「新米、早く手当を済ませたらこっち手伝って、ノロマすぎ」
理由を聞こうとしたらテントの外から女性が女の子に向かって悪態をつく。
「あ、先輩……ごめんなさい。すぐに向かいます」
女の子はペコペコ謝ると先輩と呼ばれた女性は鼻で嗤った。
「アンタってロボットのくせに可愛い下着着けてるんだ?」
「えっ?駄目ですか?」
「だってロボットでしょ?ロボットなら服だけ着てればいいじゃん?」
成程、この女の子はアンドロイドなのか。にしても随分と人間っぽい仕草があるような?
「ご、ごめんなさい……次からは気を付けます」
「そうそう、アンタはロボットなんだから媚び売って甘い蜜で成り上がればいいの」
何だか嫌な先輩だ、アンドロイドは心が無いと思っているのだろうか?
先輩はそう去っていくと女の子は腰を降ろして地べたに座った。
「私………ロボットじゃないのに………」
女の子は懐から刃物を取り出し片方の腕を切りつけた。
オイルでも機械部品が出ることもなくそこには赤い鮮血がドクドクと流れていた。
「あの………大丈夫ですか?」
悲しそうに落ち込む女の子を居ても立っても居られず声を掛けて私のスカートのポケットから包帯を取り出し念の為消毒した後に手当をした。




