「Slavegirl」
「ということで先ずは知らずに進められていたユーゴさんの勧誘について話しましょうか」
ちょっと恨んでるよな?少し不機嫌なノアが進行役として一つずつ解消させていこう。
「今回の件ユイ姉とエインデの旦那には感謝するぜ、勧誘については……その……もうちっとだけ待っててくれ……親にもまだ通してねぇしまだ心残りがあるからよ待っててくれないか?」
マツキの回答に姉さん達は肩を落とした、だが仲間にならないとは言っていないから時間が解決すれば仲間になってくれるだろう。
「えぇ〜そんなぁ〜お姉さん頑張ったのに〜」
約一名どうしても納得出来ない奴がいるが今回は引き下がるのが吉だろう。
「仕方ないだろう、日は改めて後日歓迎会でもなんだりすればいいだろう」
「むぅ〜お姉さんの頑張りは??お姉さん早く手元に置きたいのに…」
「ユイ姉わりぃ、だが安心してくれ!俺は逃げも隠れもしない!必ず全て終わらせてくれたら……その時はなんだってやる!」
マツキは必死に頼み込むとユイ姉は判りやすく肩を落としながら食い下がった。
「あんまり時間は与えられないからね??お姉さん達ものんびりしてる暇が少ないからね…?」
「恩に着るぜ!」
オーバーにもガッツポーズを決めるマツキは今回はこのまま帰す事にした、此処からはアイツが正式に入隊してから話すことにしよう信用してない訳では無いが用心に越したことは無い。怪しい行動をされる前に対処すべきだと思ってな。
「えーっと次はお姉さんについてかな?」
問題が一つ解決したところで先程の女性についてだが姉さんはもうアリアンロッドに話を持ち掛けている。
「だ、駄目よ!いくらユイちゃんでも急に引き抜こうとするのは良くないわ」
「そこを何とかならない?私この娘に一目惚れしちゃったの〜」
「もぅ〜!ユイちゃんは私がどれだけ貴女を擁護してるか判って無いでしょう!?悪い噂や大量殺人案件に大人に対しての差別発言に資金調達に対応してるの大変なのよ………女神としての激務で何日も寝てない時もあるしそれなのに勝手なことばかり言って……」
「でもそれってアリアちゃんが勝手にやってることじゃない?元々手出し無用って言ったのにいつまでもネチネチくっついてさ」
「うっ…それは…」
当然だが話の色は良くない、そもそも姉さん的にアリアンロッドのことなんか全く興味無いから嫌味八割な会話になるのが普通だ。
「それにこの娘、自分の名前すら分からないの?元々地星にある地下の奴隷施設から買い取ったからかもしれないけどそれならせめて名前を思い出させるか付けてあげた方が彼女の為になると思うよ?話を訊いてみたら一年前から秘書として生活してるみたいだけどアリアちゃんと同じくらいの仕事させたらこの娘が可哀想だと思わないの??」
「うぅ……ごめんなさい。最近あまりにも疲労して秘書ちゃんには仕事を頼み込んでしまったのかもしれないわ…あんまり楽しそうにも見えないし……」
「うんうん白状するならまだ良いよ、だ・か・ら私に彼女を預けて欲しいな〜」
「それとこれではまた別!ユイちゃんにはいつもの捲し立てられて頷いてるけど今回は駄目!」
おっ、今回はアリアンロッドも強気のようだが口調的に少しイライラしてるようだな。恐らく激務でストレスに限界がきて少々口が荒くなっているのだろう。
この後も押し問答は続き一進一退の会話の最中女性に異変が起きてることにサクラはいち早く勘付き女性の手を握った。
「だ、大丈夫ですか??」
サクラの言葉に皆は女性の方へ目を向けると彼女の顔は明らかに様子が変だ顔は白く細身の足はふらつきついにはサクラに抱きつきように倒れ込んでしまった。




