ルーインブレイカーズ リプレイ『忙しすぎる入学式』
【キャスト紹介】
キャスト①
リコリセッタ・ペサディーリャ(愛称リコ)
出身:転生者
IGR/エレメント:悪役/貴族
チートパワー:《幻像の思い出》《おねだり》《バツ能力》
特技:《ドタバタアクション》《リッチ》
得意技能:<当身><乗馬><追跡/逃走>
不得意技能:<説得>
【身体】40 【感覚】32 【知力】35 【意志】38 【魅力】35(アイテム補正込) 【社会】40
F.C内では陰気で怪しい不健康な見た目の見るからに悪役な貴族令嬢。
とある不良中学生男子は、何の因果か彼女に転生してしまった。
基本的には令嬢として振る舞っているつもりだが、
ときどき(?)うっかり前世の言葉が出てしまうことも。
キャスト②
ルイ
出身:現地人
IGR/エレメント:モブ/近侍
チートパワー:《万能》《奥義開封》《影武者》
特技:《戦闘訓練》《かばう》
得意技能:<隠密><近接武器><魔法機械操作>
不得意技能:<乗馬>
【身体】38 【感覚】45 【知力】39 【意志】35 【魅力】31 【社会】32
リコの家、ペサディーリャ家に仕える騎士の子どもであり、リコの乳兄弟。
リコのことは主というよりも、手のかかる妹といった様子で見ている節がある。
元は名前のないモブ従者であり、
元のキャラからしてある意味やりたい放題だった彼女に付き従い、
そのやりたい放題を支えていた優秀なモブ。
主に対してやや毒舌気味だが、忠節心は本物。
◇◆オープニングフェイズ◆◇
(トレーラー読み上げ)
GM:破滅の運命を打ち破れ!
リコ:おお~、楽しみ! で、僕は『公爵』家の令嬢なんだね。ライブパスを変えた方がいいかな?
GM:いえ、そうですね、ご希望でしたらハンドアウトの方を変えましょう。そういえば、ペサディーリャ家の爵位は?
リコ:はっきりとは決めてなかったけど、王家の親族ってことはなさそうだなぁ。侯爵か伯爵……うーん、見捨てられるくらいだから、実家の爵位は高い方がいいかな。侯爵でお願いします。
GM:はい分かりました。ルイさんのハンドアウトの該当箇所も今回仕様に修正しておいてください。
---シーン1『破滅がやって来る』---
GM:アカデミー入学式の朝、あなたは夢を見ます。見目麗しい――きっと前世のあなたにより馴染み深い言葉で言えば、イケメン二人があなたを激しく糾弾しています。
リコ:「あ、あ、あ……!! イケメンが近づかないで!」と、男性慣れしていない令嬢らしく振る舞います。
GM:男性慣れしていなさそうなのは確かですけど、なんだか違うような……w
二人は有名人なので、あなたは二人のことを”知って”いてもいいのですが、実際に会ったことはありません。しかし、ずっと以前に、この年齢の姿の彼らを見たことを”覚えて”います。
元祖F.Cと同じジャンル、つまり乙女ゲー作品のパッケージには大体いた男性二人です。
リコ:二次創作本にも?
GM:お姉さんの趣味にもよりますが、そうですね、いたことにしましょう。
リコ:ああ、あの妙な距離感の二人か。
ルイ:絡みはありそうだけど、たぶん、おそらくお姉さんが持っていた本の二人とは似て非なる方々だと思うw
GM:彼らの糾弾セリフからすると、あなたは『彼女』を呪い殺そうしていたのですが、彼らに妨げられてしまったようです。
(詳細なセリフはシナリオをご参照ください)
リコ:「うふふ……あたしを殺すの? いいわよ、好きになさい。確かに、あたしはあの子への『呪い』を防がれてしまった。どうしてだと思う? あたしの死をきっかけに発動する別の『呪い』をかけていたからよ。その対象は……ふふふ、あなたたち二人のどちらか。あたしを殺すことによって、あなたたちは自死の禁を破るか、お友達を手に掛けることになるのか、そのどちらかなのよ。ふふふ、ふふ、ふふふふふふふふふふ!!!」
ルイ:こ、怖!!w でもいい悪役ロールですね!
リコ:まあ、フラグに沿ったロールプレイじゃないので、RBPはもらえないけどねw
ルイ:ルイはたぶん、この呪いか、『彼女』への呪いをする際に、生贄に捧げられているモブの一人なんでしょうね。
GM:リコさんが昏い高笑いを浮かべたところで、……そうですね、乳母が声をかけます。
「……セッタ様、リコリセッタ様?」
リコ:「ふふ、ふふぇ!?」
寝言、というか、寝笑いをして目を覚まそう。
GM:「ようやく起きてくださいましたか。リコリセッタ様も今日からめでたくアカデミーに入学されるのですから、早くお支度をしませんと」
ここで、リコさんは、『破滅のイヤな感じ表』をどうぞ。
リコ:え、何だろう? *roll*23だから『悪寒』だね。
GM:あなたはその感覚でもって気づきます。先ほどの光景は単なる夢ではなく、このままでは確実に起きる未来の出来事なのです。あの夢は、あなたが持つチートパワー《幻像の思い出》が見せたものだったのです。
リコ:ええと、前世世界で何らかの形で見たものだったということかな。じゃあ、乳母がいったん部屋を出たあと、自室の鏡を見て、ゾッとしよう。
「(何だかどこかで見たことのあるような話だったなぁ。今更”昔”の夢を見るなんて……って、あれ、この顔……!! そ、そうだ! あの不気味に笑ってたのは、『オレ』だよ! リコリセッタ・ペサディーリャだ!!)」
……声には出さず、元から蒼白だった顔から更に血の気が引きました。
GM:というわけで、このまま何もしなければ、先ほどの『破滅』が訪れることでしょう。リコさんはルーインフラグとして、《多重破滅への予感》を得ます。これはハンドアウトのフラグでもあるので、書き込んでおいてください。情報項目として【多重破滅の回避法】を得たところでシーン終了です。
リコ:ふむふむ、調査を進めるごとに回避法が具体的に明らかになるということかな。
GM:それでは次はルイさんのオープニングです。
---シーン2『我が君のために』---
GM:ルイさんもこの日、リコさんと一緒にアカデミーへ入学します。馬車でアカデミーに向かうための準備を整えていたところ、リコさんの乳母、つまり、ルイさんの実母がやってきました。
ルイ:「母上、おはようございます」日本で言うお辞儀にあたるような、この世界でややかしこまった態度をとります。
GM:「おはよう、ルイ。お前はリコリセッタ様の乳兄弟であり、侍従でもある。アカデミーの生活はお屋敷とは違うだろうから、不自由をさせないようにしてちょうだい。もちろん、お前自身もアカデミーで頑張るんだよ」
ルイ:「はい、もちろんです。ペサディーリャ家にお仕えするに相応しい人間となるよう、修練に励みます」
本当は家を離れることに不安がないわけではないのですが、母に誇りに思ってもらえるよう、その不安を隠そうと振る舞っています。
GM:なるほど! 「お前なら、きっと大丈夫だね」と、自分より背の高くなったルイくんの頭に手を伸ばして撫でようとしますが?
ルイ:「や、やめてください、母上。もう子どもではないのですから!」そうですね、撫でられることを察知して身を離します。本気で嫌がるというよりは、恥ずかしい感じです。
GM:「はいはい。……そうそう、今日のリコリセッタ様だけど、どうも夢見が悪かったようでね。これから始まるアカデミー生活が不安なのかもしれない。リコリセッタ様は少しお友達を作るのが苦手なようだし、それとなく力になってあげてちょうだいね」
ルイ:「少し、どころではない気がするけど」ボソッと呟きますw
リコ:あたしは<交渉>が得意なのよ、失礼しちゃうわ(※《バツ能力》持ち)
GM:「リコリセッタ様は分かりづらい方だけど、お前には一番心を許している、それだけははっきり分かる。だから、お願いね。お前にしか頼めないから」
ルイ:「ま、まあ、リコ様も一応、ペサディーリャ家のお方ですからね」こんな態度ですが、ただの照れ隠しです。
GM:ではお待たせしました。ここらへんで、リコさん、登場してください。
リコ:あ、出ていいんだ? えっとどうしようかな。じゃあ、そうだな……、会話の内容はしっかり聞こえていなかったものの、仲良さそうに話していた二人を見て一瞬、胸がきゅっと締め付けられる。
自分の実母にもああいう風に声をかけて欲しかったな、と思うのと同時に、ルイを羨ましく思ったんだね。というわけで、ごめん、セリフはないんだけど、この二人を見つめている仕草で、【フラグ:うらやみ】を回収するってことでいい?
GM:はい、いいですよ。RBP1個獲得してください。
ルイ:おお、そうでしたね、これ結構キャラメイクからロールプレイの計画を練っていかないと大変ですね。
GM:情報収集でも取得できますし、無理しなくても大丈夫ですよ~……たぶんw
ルイ:「あ、リコ様、いらしていたのですね。おはようございます」
リコ:「おはよう。……今朝の気分は最悪だったけど、やっぱり車輪っていいものね」
ルイ:車輪!? あ、バイクとかを懐かしんでいるのかなw ルイは「(また不思議なことを言うなあ、この人は)」と内心で思っています。
GM:そうですね、そこはいつもどおりかもしれませんがw ルイさんは、先ほどのお母さんからの言葉と、『今朝の気分は最悪だった』というリコさんの言葉から、いつもとは違う雰囲気であることを感じ取ることでしょう。
ルイ:おっとっと、リコ様がパスを送ってくれてたのにすみません。
リコ:いや、そんなつもりはなかったけどねw
ルイ:それでは、その場で聞くのはリコ様もプライドがあると思うので、馬車に乗り込んだ後、少し走ったところでこう尋ねてみます。
「リコ様、昨日はちゃんと眠れましたか? 母上が心配していましたよ」
リコ:「夢見が悪かったわ。二人のイケm……見目麗しい殿方に詰め寄られて……」
ルイ:「リコ様……、それは悪夢なのですか?」逆ハーレム状態にしか聞こえなかったのでちょっと呆れた目をしますw
リコ:「あああ、悪夢よ!」頭を抱えて、
「 あんな眩しい生き物……じゃなかった、あの人たちが、あたしを人を呪い殺そうとしたって、見に覚えのない罪で糾弾してくるのよ」
そこで悪寒が再発して両腕を抱くようにして自分の体を温めます。
ルイ:ぶっちゃけリコ様はそういう誤解は受けそうだと思うのですがw、それはそれとして、やはりいつもとは違う様子なので、軽口モードではなくなります。
「気分が良くないようであれば、今日の入学式は欠席されますか?」
リコ:「い、いえ、それはヤバ…じゃない、出席しなければならないわ! このまま何もしなければ、かえって大変なのよ! あたしの夢は当たるんだから!」
たぶん、いつもはボソボソ喋っているんだろうけど、今日のリコは声を荒げるよ。
ルイ:やっぱりおかしい、新生活前の緊張とは違うようだ、と察しましょうか。
「そうですか。でも、無理はしないでくださいね。何だかよく分かりませんけど、リコ様の不安を取り除けるように俺も動きますから。薬草をとってくるとか、小動物の死骸を持ってくるとか、俺にできることはしますよ」
リコ:それ、もっと怪しまれるヤツ!w
「(う、マズい、どんどんあの夢の通りに向かっていっている!)」と焦って、
「そんなことしなくていいのよ! そうね、フランシス王子と、黒みがかった灰色の髪をした音楽家っぽい貴族の殿方と、あと美しい歌声の女性……えと、たぶん平民の子、この三人に要注意してちょうだい!」最後の方はキャラを保てなくなってる感じ。
ルイ:王子以外は嫌に具体的なのに肝心な部分がボヤけているなと感じながら、「(こういうときのリコ様の勘は鋭いんだよなぁ)」と気に留めておきましょう。
それと、ルイの預言は、リコ様から受けたものとしていいですか?
リコ:記憶はふわっとしてるけど、転生者だからね。ゲームが始まる前にも《幻像の思い出》が発動してたってのもありかもね。
うん、「あれ? あんた、儀式の生贄になって死ぬヤツじゃん」って、うっかり口を滑らせてたことにしよう。それでそのときも前後に悪寒が走って今みたいな様子になっていた、と。
ルイ:あのときと同じだ、と、自分に関する預言を思い出し、もしかしたら、あのときの預言は自分がリコ様の生贄になるということだっただろうか、と思い至るようになります。だとしたら、リコ様が呪いをしたくなくなるようにすればいいのでは? リコ様の不安もなくなり、一石二鳥だ、と。
それで、【フラグ:預言からの支配】を回収でいいですか?
GM:はい、OKです。それではルイさんはハンドアウトのフラグとして《PC①への忠義》を獲得します。さらに情報項目【アカデミーの噂】を得て、シーン終了しましょう。
リコ:手っ取り早くリコをどうにかしようと思い至らなくて良かったw