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菫ノ詩集

陸鯨

作者: 堅香子 擬々

(=_=)



鯨が泳ぐ


優雅に 雄大に 鷹揚に


その巨体を振るい泳ぐ


水飛沫のように風圧が振るわれる


緑緑しい草原がざわめく


コンクリートでできた都市に少々の罅を作る


鯨が泳ぐ


幽玄に 壮大に 優越に


この海を渡る


散り散りとした雲の下


蟲々しい人間の上


この海を生きる


ここには魚はいない 海藻も 海豚も 海月も いない


アスファルトで覆われた道に沿ってゆく


そこに人はいるのだろうか


鯨はいる


ここに


この海に


人々には見えない鯨がいる


この海を漂ってゆく鯨が


ああ、なんとなんと、、、


鯨が泳ぐ


人が滅ぶまで


滅んだあとも


この海を孤独に漂う


逆転した海を







続かない( ̄ー ̄)

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