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夏みかん、レモン、サイダー

切ってない前髪が揺れて

君と私の二人だけ

そう二人だけで定員

これでセカイは完成したよ


小説を読む時と

詩を読む時と

絵を描いている時の

その横顔を抱きしめたい

だけど、それは

夏休みの間の美しい幻

でした…




長袖の下で包帯が揺れて

君と私の二人だけ

そう二人だけの8月

これでセカイは始まるんだよ


小説を書く意味と

詩を書く意味と

君が絵を描く意味が

どこかで一緒だと信じたい

きっと、それは

夏みかん、レモン、サイダー

みたいに…



私はそんな風に

なんとなく好きになりたい


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