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希望探し  作者: SRX
4/4

最悪


「で、なんのようかしら?」

上里 理沙は怒りながら言った。

その向かいに座る青年は笑顔で答えた。

「そんなに怒らないでください。僕は話をしにきただけです。それがあなたにも分かっているから僕を家にあげたのでしょう?」

こいつのいう事をいつも当たっている。話をしにきたのもわかるし、その話の内容もだいたい想像がつく。だけどなんで今なんどろう?

そう考えていると私の向かいに座っている嫌な奴が勝手に話し始めた。

「それじゃあ一つ一つゆっくり話をしていきましょうか。まず一つ、この世界には特別な力がある人間がいる。その人達は特別な力ゆえ、いろいろと危険な力を持っている可能性が高い。まあ、あなたがすでに知っているとおり。」

そう。その事を私は知っている。

私の前に座っている嫌な奴が続きを話し始めた。

「それじゃあ次にいきます。その特別な力の持ち主のひとはそれぞれ特定の数字が身体の何処かに刻まれている。どうしてかはまだ分かっていませんが。まあ、その人達は99人います。これもどうしてかは分かりません。まあ、ここはあまり関係ない話ですが」

そう。それも知っている。何せ私がその特別な人の中の一人なのだから。番号は31。確か左肩にあった。もう何年も見てない。

その嫌な奴は私が出したお茶を一口飲んで、また話を続けた。

「で、私はその人達を保護してきちんと力の使い方を教えて悪用させない様に教育するための国の施設•九十九保護施設という、まあ、なにひとつ普通の感じの保護施設で働いているくるま てつと言います。まあ、いまさら自己紹介というのもあれなんですけど」

その嫌な男ー鉄を私は何年も前から知っている。私も保護施設にはいった人間で、鉄もその時保護施設にはいっていた。なぜか私と鉄はその時仲良くなった。今思えばなんで仲良くなったのか分からない。今は仲良くしたいなんて思わないけど。

そして鉄は急に真剣な顔になって、話し始めた。

「話というのはこっからで、その保護施設に入れなければいけない人を発見してね。その人を保護施設に連れて行くために僕が派遣されたというかんじだね。」

そう。それ以外にあの施設が人を動かすはずがない。それに私はあそこの教育課程を全てクリアして、普通の人と同じ感じに暮らせるような権利はある。だから私がまたあの施設に入らなければいけないなんて事はほぼない。あと考えられるとしたら最悪の場合のみ、あの施設の人間がその事に気づいていたとしたら、絶対に捕まえにくる。そんな最悪の場合はないと心の中で強く願いつつ、私は鉄に答えた。

「私はあの施設に入らなければいけない理由なんてないわよ。」

私は鉄に余裕そうに言った。

余裕を持っておかないと、最悪の場合であった時の不安に押しつぶされると思う。

鉄は少し苦笑いをして答えた。

「あなたじゃないんです。あなたの子供、言い換えればあなたが匿っているひと…」

最悪の場合である可能性が100%であると頭の中で処理が行なわれている。でもまだ希望は捨ててはいけない。最後まで聞こう。私はまた最悪の場合でない事を祈った。

「神山 龍という人を僕は迎えに来たんだ。」

私は激しく動揺した。

だけど動揺をみせてはいけない。みせたら私が完璧に龍くんを匿っているという事を認める事になる。幸い龍くんはご飯と学校に行く以外は部屋から出ない。私が知らないと貫き通せば龍くんは連れて行かれずに済む。

私は動揺を隠して答えた。

「そんな人は知らない」

そう。知らないを貫き通そう。そうすればいい。そうすればあの施設に入らなくて済む。あそこは私がいた時よりもさらにひどくなっているとあの時いた友達に聞いた。私がいた時もひどかったんだ。行かせてはいけない。もう二度とあそこに私の周りの人を行かせちゃいけない!

ガチャッ

そう思っているとそんな音がドアのほうから聞こえた。そのドアが開かれた時見えたのは神山 龍その人だった。私はすぐに最悪という絶望にまで叩き込まれた。

なんか設定がちょっとぶっ飛んでしまってごめんなさい。たぶんあらすじも書き換えると思うので、またまたすみません。

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