私の(寝ている間に)見た夢を、否冷静に分析してみる
夢の話 2012/3/7 22:23
私の見た夢をそのまま伝えます。
仮病、お世話になった先輩に謝りつつも私は布団に入った。
夢を見た。
小学校の頃の夢。
身長的から判断すると小学3年生以下。
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夢の開幕。
自分のクレジットカードが無かった。(※1)
―――盗られた。(※2)
夢の私は一瞬で判断した。
犯人までも。
―――小松のりふみ(※3)
彼が犯人だ。
ワタシ(※4)はいつものように、ちょっかいをかけてきた者に制裁を行うため、彼の下に向かう。(※5)
学校の校庭、一番大きな木(※6)に登り、私は彼の隣りに座り話を聞くようだ。(※7)
そうして、彼の額に強く拳でグリグリ。(※8)
彼はかなり落ち込んでいた。
時間の隔たり(※9)
グラウンド。
体育の時間のキャッチボールだった。(※10)
ペアの相手は″井上つよし(※11)″
その最中、近づいてくると彼は言った。
「のりふみくんを泣かしたやろ」
「のりふみくん?」
のりふみくん、うん、のりふみくん。(※12)
反射的に自分は誤解されていることを悟った。
「うめぼしやったって」
「うめぼしって?」
反射的に罪を逃れようととぼけた。(※13)
「頭をグリグリってやったって」
「頭をグリグリ、ね。やったような、やったっけ? うん、やった。」
自分は罪を認めたくないが、言い訳しても意味が無いことを悟り、最後は認めた。(※13)
それを聞くと、彼は確信したようで去って行った。
私はその背中を見て分かった。
―――先生に言いに行くんだと。
いつのまにか、体育の時間は終わり、休み時間が終わった時間、5分前の予鈴の時刻。(※14))
おそらく、クラスで体育の時間の片づけをしている数人と先生。
皆でバスケットボール(※15)がたくさん入った籠を押しながら、体育用具入れを開け、片付けていた。
その中に彼、井上つよしの姿があった。
―――彼と先生の姿
このままここにいてもどうせ怒られる。ならば、自分からその渦中に向い、少しでも罪の軽減を図ろう。
そう思って、私は彼と先生(※16)の下に向った。
着くと、彼が先生にちょうど事情を話し終え、先生がそれに答えているところだった。
「のりふみ君はね。最近よく物を盗るようになったらしいのよ。今回のこともそれが原因で悪いのはのりふみ君ですよ」
先生がそう云った内容を彼に説明しているのが分かった。
この時、私はなぜ彼に痛い思いをさせたのかを思い出した(※17)。彼が物を盗ったので制裁したのであり、そのことを今まで忘れていた。言われたことだけを思い出していたのだ。
夢の終わり
夢から覚めた自分は、珍しく夢を覚えていたことに関心しつつも、その夢の内容に苦笑した。
ただ、昔の感情を思い出した。
当時は当たり前だった感情、最近は、ここ数年は抱かなかった感情。
思い出した。思い出した。
私はこの感情で生きてきた!
当時、言葉にできなかったこの感情を無理やり表現するならば、
―――正しいことをしても理解してもらえず、寂しい
だろうか。
なぜか、この感情を忘れたくないと思った。
この寂しさが懐かしいからだろうか?
…忘れないように書き記そう。
私はパソコンの前に向った。
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勝手に自分で夢分析!!(つっこみ)
意外に自分を見つめられる機会となり、流石深層心理。と次々出る結果に驚愕。
※1:盗った物がクレジットカードな件。夢から覚めてからわかる、ありえないことその1。当然、小学校の頃の私はクレジットカードを持ってはいません。おそらく、今現代の私基準で無くなっては困るものがクレジットカードだから、ここに登場したと考えられる。
※2:失くした、ではなく“盗った”っと一瞬で判断。犯人までも判断。これぞ、夢クオリティ。
※3:小松のりふみ、について。私の彼に対する印象は″いじめられっ子″でしょうか?彼の友達もパッっとしない人が多い、そんな感じ。ただし! 現実の彼は決して盗みをする性格ではなく、臆病な印象であることをここに記す。
※4:″ワタシ″表記について。これは不自然な私のこと。現在、口語の一人称は″自分″であり、当時の一人称は″僕″であった。ワタシとは、現代の私が当時の私の行動を雑に模したものであり、不自然な私であることを示す。
※5:制裁について。当時の私は、よく周りからちょっかいを出されていた。しかし、泣き寝入りする性格ではなく、制裁を加えていた。当時の私からすれは″制裁″は、一日数回ある日常的な行動。
※6:校庭にある大きな木。私はこの木が好きだった。
※7:ワタシ(※4)の行動。この当時の私ならば、犯人が分かれば即制裁。もちろん確認はとるが、腰を落ち着けて犯人候補と話し合うなどありえない。
※8:額をグリグリ。夢の中で強くやった覚えはないのだが彼はかなり痛がっていた。おそらく大人の私の力で行っていたものと判断できる。(夢中の感覚で)
※9:時間の隔たり。なぜかこの前後で印象の薄さが変わる。おそらく、以降は2度目の夢の可能性があり。(つまり、夢の続編かと)
※10:キャッチボール。私は球技全般が苦手、特に野球は苦手、野球には苦い思い出もある。スポーツはかなり得意なんだけどなぁ。こういうのが夢に出やすいのでしょうか?
※11;井上つよし。私の彼に対する印象は「秀才、だが、手段は選ばない」みたいな感じでしょうか。あと、プライドが高そうでした。しかし、彼の悩みは身長が伸びないことで、時には、身体検査結果(中学時)での身長減少を嘆いていたのが印象的。やはり、印象的な自分物は夢に出てきやすいのか。
※12:のりふみくん、うん、のりふみくん。PC風に説明するなら、データ参照のタイムラグ。よって、いちいち頭の中で確認した。
※13:罪について。本当は悪くないのだが、どうして悪くないのかを夢最後の先生の言葉で思い出すまで忘れているから。
※14:いつの間にか時間が過ぎたことについて。夢でよくある、とてもよくある! 夢の中では時間や場面が変わるのはよくありますよね? 私だけじゃないはず…
※15:なぜかバスケットバール。やったのはキャッチボールで野球の球のはずだが、なぜだか片付けているのはバスケットボール。これもよくある夢的矛盾。ちなみに、バスケも苦手である。人並以上にはできたのだが…、苦手。
※16:先生。近付いて分かる先生の顔。名前も忘れた(薄情者ですみません)女の先生(30代かな?)だが、かの有名なトラウマ「お母さん」発言をこの先生に二度もしてしまったのだ。こういうトラウマ(そこまででもないが)的な物事がやはり出やすいのか…。今思い出すと化粧が濃いような気がする。
※17:本人的にも悪いことをしたなら罪悪感があるはずなのに、それがまったくないことが疑問だったがようやく判明してスッキリでした。
なるほど、夢はやはり印象的な物事がつまっています。
この感情も、夢らしく儚いようで残りわずかですね。
夢の名残もここまでです。
こうやって書いてる今も、どんどん夢の内容は消えていきますね。書き残して正解か。
いつか、誰かがこの夢から、夢診断?をしてくれることを夢見つつ