無限を超越する絶対勝利の鍵
ティンは瑞穂が指揮官を潰した直後のフォローを行い、次々と敵の首を切り裂いていく。いかに敵は熟練の戦士といえど、四倍速で動く熟達した剣士であるティンの前には全くの形無しだ。
しかし、斬っても斬っても、一秒に四人、五人、六人も切裂いて倒すがそれよりも一秒後に四方より十人の増援が来ると言う最悪なサイクルとなっている。
いくらティンが素早く、光の速度に近い勢いで切裂こうともそれを超える速さと勢いで増援が来ては意味がない。ちらりと瑞穂を見ると一呼吸付いて体力の引き戻しを行っている。やはりこの状況では瑞穂に頼るのが最善だと再確認し、ティンは一度下がって瑞穂と背を合わせる。
瑞穂とティン、二人が周囲を見渡すと警官がぞろぞろと到着し、また囲まれていく。
「如何する瑞穂、思いっきり囲まれたけど」
「……流石に数が多い」
この状況、ティンは息を吐いてもう一度敵の状況を確認するが、やはりと言った様子で。
「どうしようもない、なら……」
呼ぶしかない、ティンは思いどうすれば良いのかを模索する。例の魔杭はとうに失っている、よってかの神剣を呼ぶには誰かに魔力を預けるしかないのだが、その相手が何処にもいない。
で、あれば此処に置いて最も有効と思える手立てと言えば。
「瑞穂、時を幾らまで止められる?」
時間凍結。その間に二人でどうにかするより他にないと考えるが、瑞穂から返事は無い。ティンは少しいぶかしんで。
「瑞穂、如何したの?」
「……ティンさんが居るなら、大丈夫か」
ちらり、とティンを見ると瑞穂は彼女と向き合い。
「ティンさん、敵は私が何とかするから後のこと、お願い出来る?」
「いいけど、瑞穂一人でどうにかできるの?」
「うん。だから」
瑞穂は一度しゃがんで靴紐を閉めなおすと、スカートを穿いてるにも拘らず瑞穂は片足を思いっきり高く、垂直に突上げる。
「あとはお願い」
言って、上げた足を地面めがけて叩きつけた。震える地面、その衝撃で地を砕き逃げる算段かそれとも違うものか。少なくとも瑞穂はティンに向けてあとはお願いと言ったのだ、ならば彼女が行うのは基本的に捨て身の筈。
しかし瑞穂の動きにティンは覚えがあった。確かに東大陸地方のある国発祥の武術の技に動きが似ていた。ならば地を砕く技で、ティンを逃がす気か。
どれも、違った。
何故か。瑞穂が蹴りつけた結果、足元から術式が展開されたのだ。ティンはその術式を視認して思わず頭上へと逃げ込んだ。理由は不明、少なくともあの魔法陣を踏んではいけないという焦燥感に突き動かされたからで。
瑞穂が入ってきた洞窟の穴にティンは到着すると下を見る。そこにあったのは、もう一つの世界ともいうべき大きな穴だ。術式の先は穴となっていて異空間が広がっており、ここにいる警官も援軍ときた警官までもがその穴へと落ちていく。
瑞穂は穴の中で持っていたメイスを宙に投げる。投げられたそれは空中で静止し、瑞穂は自ら展開した術式の操作を行い始める。
「第六、第五拘束術式解除、第17式封印術式解除、続いて魔力自動連鎖術式凍結解除、封印式解除認定術式展開」
展開される魔法陣、やがてその形は何かの台座となっていく。瑞穂は懐から一つの札を取り出した。札は発光し、その形を鍵の形へと変貌する。
鍵となったそれを瑞穂は天に向けて高く掲げ。
「人々の英知と、勇気ある魂のもとに!」
鍵を逆手に持ち。台座に狙いを定め。
「コード:C•T•K――テラトン・クラッシャー、発動ッ!」
術式の中央、台座のいや安全解除及び最終認定魔力回路接続術式のロックを解除する。
「これが」
眼下に広がる、異空間の一角に置かれたフィールド術式に落ちた者たちを見据え、瑞穂は叫ぶ。
「これこそが、無限をも超越する絶対勝利の力だぁぁぁぁッ!」
叫び声が天に木霊し、術式は分解されて魔力となり空中に静止するメイスに集う。そしてメイスからも光が放たれ、瑞穂は術式構築を行う。
「第八から第六術式までのドッキング完了、続いて魔力回路の複合と接続、更に封印式の解凍を完了、第四から第三術式の介入連結を開始、続いて第六から第五術式の接続を開始、第四、第三術式の介入連結完了、第六第五術式の接続完了、第五と第四術式の連結を開始、第三と第二術式の連結を開始、第六から第二術式の連結完了、これより全魔力の接続を確認」
天から瑞穂の行動を見ているティンも少し訝しみながらその行動を見守る。一体全体彼女、氷結瑞穂は何をしているのか。幾つもの巨大な魔法陣が瑞穂の周囲を浮かび、もはや巨大なコンピュータの様に術式が変化している。
それを操作調整している瑞穂に、瑞穂よって徐々に一つに重なって行く巨大な魔法陣。
「第五、第四、第三術式を接続確認、続いて第六から第二術式回路までの接続確認、完了、全出力オールグリーン!」
瑞穂は全ての術式の調整を終えると術式は形を失って幾つもの線となり、宙に浮かぶメイスに溶け込み、やがてメイスは巨大な氷の柱へと変貌する。それは見ようによっては何かの台座にも取っ手にも見えなくもない、奇妙な形をしていて。
瑞穂は背後に振りかえって氷塊へと続く階段を駆け上って行く。その頂上、瑞穂と氷塊の一番下が向かい合う場所に立つと瑞穂はその一角に飛び付く様に跳躍する。そして、氷塊の一番下にある色が違う場所を、空洞となっている個所へと殴り付けて。
「クラッシャー、セットォッ!」
内部にあるレバーを握り締め、それを引くことで内部に仕込まれた第一術式が作動し、瑞穂が魔力を送り込むによって調整され連結された術式が連鎖的に作動して巨大な氷の柱の内部の術式が駆け巡り頂点に達して魔力が集中してある形を生み出す。
それこそ、正に天、罰、降、臨。
「セルシウス・テラトンッ! クラッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!」
セルシウス・テラトン・クラッシャー。
それはかつて、瑞穂が魔王と対峙した時に生み出された、瑞穂の勇気と根性、そして仲間達と重ね合った魂と心を一つにし、瑞穂の生み出せる魔力全てを注ぎ込むことで誕生した最大最強の切り札である。
何があろうとも、何処に居ようとも、心は、思いは繋がっているのだから。
それは冷気の塊。巨大な、と言う言葉ではとても表し切れない以上に巨大な冷気の塊が氷の柱の上に生み出された。それはまるで見ようによっては、巨大なハンマーにさえ見えるもので。ティンも、それを生成する所を見ていた警察達も、その巨大さに度肝をぬかされる。
その巨大さやたるや、発動者である瑞穂でさえ小さな点に見えてしまうほどだ。ティンは思わず疑問に感じ、単純に瑞穂の見える大きさからハンマーの大きさを測ってみて。
「え、何それ、わ、惑星級!? 星一つ分ほどの大きさのハンマー!?」
瑞穂が持っているハンマーの常識外れっぷりに目を見開いた。
警察達も瑞穂が一体何をしようとしているのか察する。恐らく、あの冷気の塊でこちら側の人間全員を氷漬けにする腹積もりでは、と。なぜなら瑞穂の様な普通の人間が星一つにさえ至るほどの大きなハンマーを正気で持てるとは思えない。何より冷気の状態であることがある一つの答えを錬想させる。
つまり、中身の殆どが空洞では? という考えだ。
確かに、現状瑞穂が生み出したこの惑星ハンマーの中身の90%以上が冷気だ。だからこそ瑞穂でも持てるし動かす事も出来る。
「お、お、お、お、おおおおおおおおおおおおおおおおッッ!」
瑞穂は持ち上げ、構え、叩き込むべき警察達を見据える。
「全員、魔力を集中させよ! 防御結界を作るのだ!」
対する彼らはすぐさま仲間達に指示を飛ばし、警察達は一点に集って防御術式を展開する。そして瑞穂は一歩踏み出して、テラトンクラッシャーを。
「お前ら全員纏めて!」
振るい、警察一同は防御結界を解いてただただ絶望に身をゆだねた。何故か? それは至極簡単な話で、とても馬鹿馬鹿しくて、されどもなるほどと驚くほどに簡単に納得できそのうえ認められないものだったからに他無い。
だからなんなのだ、と問われれば。冷気の塊が物質化した。
言葉にすればただ唯それだけである。だが、簡単に言い表せない物があった。そうであろう、彼らから見ると、巨大な冷気の塊がサイズ変更なしに氷の塊に変わったのである。つまり、星一つ分ほどの大きさもある冷気ならぬ、氷のハンマーが降って来る。誰かはなるほど故にクラッシャーかと呆然と納得。
「ふざ、けるな」
誰かは呟く。
「ふざ、ふざけるなあああああああああああッッ!? ここっ、こんなことがあってたまるか!? こんなの、人間にする事じゃない!?」
否定し、憤慨して非難する者。
「これが、報いがあると知りつつも腐敗に身を委ねたものの末路か」
坐してその瞬間を待つ者。
「お、俺は諦めんぞ!? 絶対、絶対生き残る!」
諦めを拒絶して逃げ出す者。
「終わりだ……もうお終いだぁ」
頭を垂れて絶望する者。
それぞれ様々な反応を見せているがそれも当然である、瑞穂が行ったのは至極単純に言えば惑星級の大きさを持つ氷のハンマーを生み出してそれを振り下ろした、それだけだ。それはつまり、受ける側からすれば天が、空が降って来るようなものだからだ。受け入れろと言う方が無理難題と言えよう。
その恐怖、その絶望、それに対しての反応はそれぞれ異なるが全員の結末は既に決定しており絶対不変の真実である。
「ぺしゃんこにぃぃぃぃッ!」
瑞穂は宣言した筈だ。破壊すると。ならば宣言通り全てを破壊し尽くすのみ、そこに一切合財の例外なぞ全くと言うほど存在しない。よって瑞穂は。
「なぁぁぁれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッッ!!」
その究極の天罰を、腐敗に身を委ねた愚者達に叩き込んだ。響く阿鼻叫喚、それもすぐに消えて数百人にも及ぶ人々が星一つに相当する質量を持って潰されたのだ。
これこそ、無限さえ超えた絶対勝利の力である。
氷は砕け散り、瑞穂も警察達も纏めて異空間生成術式から吐き出されて行く。中に居た者は例外なく全員地に倒れ伏しており、誰もピクリとも反応しない。
そう、例外なく。瑞穂も同じく。
「っておい、瑞穂!?」
ティンは飛び降りると瑞穂に駆け寄って抱き上げて身体を揺するも返事が無い。やがて、瑞穂は息も絶え絶えな状態でティンの手を掴むと。
「――じゃあ、後は、おね、が……い」
と、口にして目を回して倒れた。何だかいつか見たことあるなぁおい、と言いたい気分を違う言葉に変換して。
「っておいこら待てお前!? お願いってどういう事!? と言うか気絶すんなよめんどくせえなこら!」
もう一度揺するが、全く返事が無い。ティンはこの状態の瑞穂を見て、回答者として診断する。恐らく、原因は魔力切れだろう。魔力は基本的に消費する際、魔法力が体力を吸って変換するのだが、その時に運動したように身体が発熱を起こしながら体力を削る。当然生み出す器の容量が大きければ手を握り開く程度の体力で強力な魔法を操ることも出来ればその逆もまた然り。
ティンは思い出す。孤児院に居た頃、小さな妹が魔法の酷使し過ぎで倒れてしまったことを。つまり、限界まで体力を使ったと言う事であり、魔法が使えない者に分かり易く言うならば『倒れて気絶するまで全力疾走し続けた』という状態だ。
呆れてため息をつくが、何せ作ったものが物だ。惑星級のハンマーなんて確かに体力が空っぽになるのもうなづけるが、何もそこまでしなくても良かったのでは、と周囲を見て思う。
ティンの周りに居る警察達も全員気を失っていた。勿論、その気と言うのは意識もあるが正気も含んでいる。恐らく、瑞穂の一撃で恐怖と痛みのあまり自衛の為に精神がイカれた人もいるらしく、下手をすれば第二人格を生み出してまで逃げようとした者もいるかもしれない。尤も、そんなのティンには分かり様も無いが。
分かるのは、男も女も等しく大多数が股間を湿らせていると言う事だ。恐怖のあまりにも催すなど、良い大人の、ましてや市民の愛と平和を守る正義の味方である警察、そのトップエリート達がすることではないとは思う物の彼らが体験したのは天の墜落である。
杞憂、と言う言葉がある。これは元は天が落ちて来ることを心配する男の話が元となって出来た『意味の無い心配』と言う意味の言葉だが、正にそれほどあり得ない筈の現象が起きたのだ。寧ろ同情してもバチは無いだろう。
ティンは瑞穂を背負うと気を失くした人々を避けながら歩き出す。背負った瑞穂は僅かに冷たかったが、それは死人というよりまるで冷気を纏った冷たさだ。しかしティンは前に担いだ時も思ったが瑞穂の体はまるでガラス細工だ、このひんやりとした肌触りもそうだが体が不思議なほどに軽い。
昔、孤児院にいた時にもこういう子が居たなと思い返す。育て親に虐待でも受けてたのか死にそうな程痩せ細り、本当にポキリと折れそうに軽かった子供。聞けば、路上暮らしを強いられていた子で見るに見かねて師範代が保護したそうだとか。
そんなことを考えつつも洞窟の中を歩いていく。
どうやら森の地下なのか、砦にいる筈なのに薄暗い洞窟となっており、足元から響く水の跳ねる音を聞くにこの辺に水路でもあるのかと思いながらティンは暗闇を突き進む。
いい加減に見辛いと思い、何処かの壁にあたる前にティンは背負う片手を外して光の魔力をまいたが、一瞬明るくなったと思い気やすぐに光が消える。もう一度やってみるが結果は同じ。
よく自分のことを障害者などと呼ぶ者がいるが、いつもは言い過ぎだと思って流していたものの確かにこんな調子では障害者認定も当然か、とも思える。
光属性魔法初級下段、ランクで最低のFに相当する魔法、フラッシュ。閃光の輝きをばら撒いて周囲を明るく照らす魔法だが、ティンにはこの通り、原因不明だが何故か使え無い。
結野はティン自身の属性を松明要らずとは言ったがこうなるとそう便利でもないと感じるがティンは諦めずにもっと魔力を捻出して光を周囲にばらまく。結果として爆発でも起きたのかと思うほどの光が辺りを照らすと、今度は太陽が現れたかのように眩しい廊下となった。
「加減、効かないなぁ」
呟き、正確には加減というよりやり方がわかってない言うべうだろうがティンにはその違いというものが一切合切分からない以上しょうがないというものである。
目が眩みそうなほど眩しい洞窟を歩き続けると向こう側から揺ら揺らと人影が歩いてくる。ティンは敵か、と瞬時に思って背中の瑞穂を投げ捨てる算段を考えるが、それよりも先にその人影の正体がわかる。リフェノだ。
「リフェノ!」
「あ?」
声をかけて駆け寄るとリフェノはちらりとだけ目線をこちらに向けて睨むように視線を送りつけてくる。
ティンはいつもとは違った彼女に疑問を覚えつつも動いている彼女に駆け寄り。
「無事だったの!?」
「無事? 何が?」
リフェノは重い声で返してくる。ティンは様子のおかしい彼女に対してやり警戒を解くのは危険かと思い剣をいつでも抜けるようにするが。
「リフェノ? どうしたの、上向いて」
当のリフェノは黙ったまま上を見ている。一体どうしたのいうのか、そしてリフェノは壁に歩み寄るとそのままもたれ込むように座り込んでまた上を見ている。リフェノが見上げている方は崩れかけた瓦礫があるくらいで他に何もない。
「どうしたんだよ、一体」
「……いいですか、仲間と言うのは与えられた任務を全うし、よしんば志半ばで失敗したとしても必ず帰還しその詳細を伝える者をそう呼ぶのです。それが成せない者は仲間以下、人はそれをゴミと呼びます……私の言うことがどういう事か、貴方なら分かりますね?」
「リフェ、ノ?」
ティンは唐突に訳の分からない事を言い出す彼女に驚かされる。しかしリフェノはそんなティンの事を無視して言葉を紡ぎ続ける。
「はい、総司令官殿。宜しい、ではやりなさない。何この地下にいるのは取るに足らない冒険者共とそれを討ち取る事すらできない役立たず共です。そこに姫君がいたとしても問題無い。姫とは若き天才魔導師に与えられる名誉ある称号、たかが岩盤を爆破した程度でどうなるとも言えない化け物なのですから。了解しました、では爆破準備に入ります」
「何言ってんだよリフェノ、だからおい何言ってんだって言ってるんだよ!?」
リフェノの口にする言葉は一部ティンの怒りの火に油を注ぐようなものでもあり、それを一切気にもとめずに喋り続けるリフェノにティンはより強気呼びかけるもそれでもリフェノは気にせず。
「爆破準備、整いました。これより爆破します、ぴ」
と口にすると同時に頭上から爆音が轟いた。そこまで来てティンはやっとリフェノが何を言っているのかを理解する。そう、その全ては。
「まさか、この上で行われてた会話!?」
「ああ。声が聞こえてきたからな……にしても、めんどくせぇ」
口にして立ち上がりながらリフェノはずっと逆手に持ち続けていた長い刀を持ち直し、それと同時に上から降ってくる瓦礫に向けて一振り一閃、リフェノの目の前で真っ二つになった。
どうでもいい与太話。
活動報告読んでる人は知ってると思いますが、基本的にこの世界の人達の持つ超必殺技と呼べるものが最大で4つほどありますが、ティンには現時点で3つしかありません。
いえ、思い付いて無いってわけじゃありませんが。後半で修得しますので気になる人はその辺待ってもらえれば、と
ちなみに瑞穂さんは既に4つ持っています。
LV1・月光劇シリーズ
LV2・フロスト・スパイラル・ブレイク
LV3・フロストル・メガトン・ハンマー
LV4・セルシウス・テラトン・クラッシャー
と言う感じです。ちなみに最後のは一種の自爆技で使うと瑞穂さんが使用不可能になるというおまけ付き。まあ、あんなの耐えられる奴自体がおかしいのですが。
ちなみにリフェノもきちんと4つ習得済み。と言うより、実は冒険初心者なティン以外に4つ持ってない人を探す方が困難ですが。
んじゃまた。