ラルシアと出張
ラルシアとティンはデュークと共にヘリコプターに乗って移動していた。
「ねえラルシア」
「何でしょうか」
初めてヘリに乗った時の感動は何処へやら、ティンは無感動にその光景を眺めながら。
「何でヘリで移動するの? お金持ちなら魔法で動いた方が早いのに」
「貴方、この人数を転移させるのに必要な金額をご存知?」
「約90万en」
「正解、正確には往復にかかる金額ですわね。いい? 一回の移動でそれだけ掛かるのに私は今日一日でどれほど動くのかご存知?」
ラルシアの言葉にティンは窓の外を見つめながら思案し。
「なるほど。だから自家用ヘリの方が燃費がいいのか」
「加えて言えば、魔法での移動では考えている時間が削られます。それでは適当な言い訳で考える事が出来ないでしょう?」
「そこまで考えてヘリなんだ。車に乗ったり、ヘリで移動したり、こっちの方が色々節約、と」
「こと移動に関してはまだまだ人間の科学技術の方が遥かに上。ならば上回っている方を手に取るのが最善、でしょう?」
「商人たるもの、常に金額をかけずに優雅たる行動を取れ、そう言うことか」
ティンは呟くと窓の外からラルシアへと視線を変える。
「で、向こうはどういう話がしたいと?」
「会社を立ち上げてそろそろ半年、うちの会社の物をそちらで売りたいと言ってきまして」
「ふーん、向こうは貿易商かそこら、か。で、実際は?」
「新米商人の小娘を弄って遊びたいんでしょう?」
ラルシアの軽い返しにデュークは軽く眉を潜め、ティンは興味無さ気に窓の外に視線を戻す。
「ラルシアを弄って遊ぶとか、その人良い度胸だね」
「ええ。曲がりなりにもノルメイアを相手取ろうと言うのに、本当に身の程しらずもいい所ですわね」
「寧ろ、尊敬するよその人。ある意味根性はあるね、逆に色々買った方が良いんじゃない?」
「あら、貴方にして眼の付け所が良いではありませんか」
ティンの返しにラルシアは優しく微笑み、ティンは苦笑する。そんな会話をしている内にヘリは会社の屋上に降り立ち、三人は降りて社長室へと向う。ティンは武器とマントを外して武器は四次元ポシェットにしまい込み、マントを畳んで右脇に抱え込んでラルシアより先を歩いていき、その後ろにデュークが付いて行く。
「ティン、一先ず貴方の役割りは私の補佐です。私の弟子としてその仕事風景を勉強する為に側に付いて来た……そう言う設定でお願いしますわ」
「なるほど。了解しました、先生」
ティンが軽く返し、ラルシアは満足気に頷いた。そして社長室に辿り着くとラルシアがドアを軽くノックし、返事がしたのでティンが開けた。
「おお、よくぞいらっしゃいました。ラルシア様、お待ちしていましたよ」
「いえいえ、こちらこそお待たせしてしまったようで」
ティンは扉を閉め、デュークとラルシアの背後に控える。するとどうやら相手方もティンに気付いたらしく。
「おや、其方の方は?」
「ああ、彼女は私の下で勉強中の者でティンと言います」
紹介されたティンはゆっくりと腰を折って。
「ティンです。本日は先生の付き人としてご一緒させて頂いております」
「ティン? ほう、しかし聞かぬ名ですな」
「でしょう? それが、実は面白いお話がありまして」
ラルシアはニコニコとまるでイタズラを仕掛ける子供のような笑顔で社長に話しかける。
その相手は果たして誰なのか、ティンかあるいは目の前の男性か。どちらにしてもラルシアが得をする話なのは間違いなく。
しかして社長の耳元へとラルシアがボソボソと小声で話すとギョッとした目でティンを見つめ始める。
駆け抜ける超能力、急速に回転し始める思考。
この反応に対する予想はまず二つ。まずは恐らく自分の育て親の話だ。何せ世界的に有名だと言う剣聖の愛弟子にして愛娘、この社長の度肝を抜く話だろう。
下手をすればこの人もかつて剣聖伝説に救われた過去の一つでもあるのかも知れない。あの人の話はティンはよく知らないし、もしかするとということもある。
そしてもう一つ、正直当たって欲しくはないが多分産みの親。
「ま、さかっ!? スーウェルのッ!?」
(やっぱそっちか……まあ、普通に考えりゃそっち一択だけどさ)
ティンは心内で溜息を吐き、社長とラルシアを同時に視認する。紹介された社長はジロジロとティンを見つめ、更には。
「た、確かに顔付きがあの男によく似ている……目元は母親似か……?」
などとまで小声で言いだす始末。と言うか、彼はティンの産みの親とどういう関係なのだろうか。
ラルシアはと言うと、ニヤニヤとこちらを見るだけだ。どうやらこの状況は既に予想済みだったようで非常に嫌らしい笑みを堂々と見せてくれる。
「あの、本日のご用件は別にあるのでは?」
「あ……あ、ああっ、そう、そうでしたね! 本日は確か、ラルシア様が会社を正式に立ち上げてからそろそろ半年、御社でもお嬢様の会社の商品を取り扱いと思いまして!」
「チッ」
話が反らされ、ラルシアはつまらなそうに小さく舌を打ち、ティンはその露骨な態度に余計に閉口する。しかし、ティンは黙って見ていることにしたが。
「それで、どのような品揃えか早速」
「こちらをどうぞ」
ティンは事前に打ち合せたとおり、彼女の補佐としてカタログを社長の前に置いた。内容はまずは刀剣系の武器カタログだ。
「ほほう、刀剣だけですか。まあ、品揃えも本家と同じのようで」
「おや、まずは刀剣系をと思いましたが……」
社長の人を見下すような視線を見せた瞬間、ラルシアが声を被せるが更にその上にティンが大剣系や短剣系のカタログに加えて槍系も取り出し、次の要求に対応出来るようにとデュークから更にカタログを受け取る。
ラルシアはその行動に一瞬目を白黒させるが直に落ち着かせると。
「……一先ず、そのカタログ全て当社で取り扱っているものですわ」
「ほ、ほう。ですが、デザインから見るに品揃えは本社と変わらない」
「本社と品揃えはそこまで同じではありません。大体カタログの半分以降は先生の会社で独自に開発された商品が紹介されています」
社長の言葉に、ティンが被せてきた。無論営業スマイルもくっ付けるが、それが原因なのか相手の社長は言葉もなく恐怖に表情を歪ませる。
ちらりとラルシアに視線を移すと何処となくつまらなそうな表情を見せていた。察するに、ティンが出しゃばり過ぎた――ではなく、自分がその表情を歪ませていないのが気に食わない、と言う感じだろう。
だが、何故この社長はこんなにも自分に対して怯え切っているのだろうか、と思案する。軽く考えて直に出る答えは恐らく父だが貿易商の彼に一体何をしたと言うのだろうか。なので、考えるより先に。
「あの、一体父が何をしたのでしょうか」
「は、はひぃっ!?」
「いえ、ですね?」
ティンはあくまで笑顔で、一歩下がり、主はラルシアだと言う態度を取って対応する。しかし、そのような態度であればあるほど社長は怯えてくる。やがてラルシアは詰まらんと言わんばかりに。
「うちの弟子が、何か粗相でも? そも、貴方がエスコートするのは私ではなくって?」
「は、はい! そうでございましたね、ええ。いやあ、その、ちょっと……いえ、お父上によく似ていらっしゃいますなあ、ティン殿は」
ぼそりと、鋭く滑り込むところが特に、と付け加えながら社長の目線はあくまでもラルシアに向ける。ティンはそれを見てこれ以上何かを言うのを止めてラルシアの手腕とやらを見ていくことにした。
「で……では、よい、勉強に、なりました」
社長はゲッソリした表情でラルシアとデュークが退室し、更にはティンがにこりと笑って頭を下げると社長は更に青い顔で急に体が震えだす。それを見てティンはもう一度頭を下げて退室していった。
その間際、止めを刺されたと言わんばかりに魂が受けていく社長の姿をちらりと視認してティンは溜息交じりにイヴァーライル凱旋祭のチラシを机の上において退室していく。
「馬鹿親父は一体何をして行ったんだと……」
「確か、搾り取られたとのこと。それもこってりと、油断しまくったところから首をねじ切るように」
「ああ、それであんなに」
「自分から誇りもぼこぼこにしていき、しかもちゃっかり利益だけ奪い取っていった男とそっくりどころか瓜二つの行動を取っていけば、ほぼ確実にトラウマを刺激されたことでしょう」
けらけらと笑いながらラルシアはヘリポートまで歩いていく。その姿を見てティンは。
「ねえ、あたしの態度は余計だった?」
「はっきり言って、恐ろしいくらい、目立っていました」
ラルシアとティンはかつかつと廊下を歩きながら、冷ややかに言い切った。
「まるで商売をしに来たのは貴方みたい。血筋でしょうか? 恐ろしい限りですわ……このまま育てていいものか」
「育てると、どうなると?」
「将来、大きな障害になりかねない。まあ、別に構いませんわ。別に貴方のおかげで商売が立ち行かなくなってもそれはそれで面白い」
言うだけ言うと二人はヘリに乗り込み、デュークが最後に乗って扉を閉める。
「で、次はどちらへ?」
「今の所は直に会いに行く話は無し、となると次は工場や自社回りですわね」
「へえ、宣伝する余裕は如何ほど?」
「あると思って?」
「広告料」
ラルシアは鼻で笑うように言うとティンは冷たい一言を放つ。ラルシアの答えは短く舌打ちのみだった。
「仕方ありませんわねえ……予定を前倒しして鉱山の様子を見に行きます」
「鉱山?」
「ええ、新しい鉱山の購入の予定が付いたので見に行こうかと。まあ、別に他にもする事があるので後に回していましたが」
「なるほど」
ティンが短く答えると、ヘリはやがて寂れた村の入り口に降り立った。
「……え、此処?」
「ええ、此処」
言うだけ言うとラルシアはすたすたと歩み進め、ティンはその後についていく。
「まずは何処へ?」
「村長の家まで」
短く返すとラルシアはすたすたと歩み去っていき、ティンもその後についていく。周囲を見渡すと人はあまり居らず、随分と寂れた様子だ。
こんな所で果たして宣伝出来るのか、とも思ったが冒険者にすればいいかと割り切った。そんな事を考えているとやがて、一つの大きな家に辿り着く。とは言ってもこれも寂れていて、屋敷とは言えないものだった。
ラルシアはドアをノックすると中から清楚な雰囲気の美女が現れた。
「いらっしゃいませ、ラルシアさん」
「ええ、こんにちわ」
「其方の方は確か、お勉強中のお弟子さんですか?」
「はい、そうですが」
「どうぞ」
そう言って家に招き入れられ、最後にデュークが入ってくる。美女はいそいそと三人分のお茶を用意して三人に配っていく。
「ありがとうございます、では早速商談と参りましょうか? ――村長さん?」
「え、嘘?」
ティンは思わずそんな事を返す。如何見ても自分よりも少し年が上なだけの女性が、この村の長なのだと言う。
「ええ、数年前に村長だった父が病死して私がその後を継ぎました。私は此処の村長です」
「では早速。お宅ご自慢の鉱山とやらを見せて頂きのですが?」
「はい、どうぞ」
と言って村長は柱にかけられた電話の下に行って誰かに電話すると。
「では、行きましょう」
一行は大型バギーにのって大きな山に辿り着く。同行したのはラルシア、ティンデューク、村長、そして武装した中年男性が二人ほど。一行は薄暗い洞窟、鉱山内を進んでいく。ラルシアは彼方此方を見ながら歩いていく。
パッと見、少女のように無邪気に振舞っているが何一つとして油断していない。と言うより、殺気立ってるのは村長だ。そう、村長の護衛ではなく村長自身だ。ぎらぎらとした目で、死に物狂いな様子だ。
「ラルシア、あの人一体」
「当人に聞けば宜しいのでは? この辺では、あり過ぎる話です」
「はあ」
ラルシアの冷たい返しにティンは余計に頭を捻るが、ティンは捨て置くこととした。
「中々良質な石ですわね。これは思いがけずいい買い物かもしれませんわね」
「でしょう? 代々受け継いできた自慢の山です」
村長は二人の近くまで歩み寄るとそう言ってくる。
「……代々? 昔からこんな立派な鉱山を持ってたの? 売るくらいならこれで商売すればいいのに」
「っ! ……何も……ッ!」
言いかけて唇を強くかみ締める。それを見て、ラルシアのこの辺ではありすぎるという言葉。そこから導き出される計算、そしてその答えは。
そこまで考えて、ティンは考えるのを止めた。ラルシアは見るだけ見終わったのか。
「では戻りましょうか」
「もう、良いのですか? もっと奥まで」
「ああ、もう大体分かったので宜しいですわ」
返されると、心底絶望に染まった表情を見せる。一瞬口が開きっぱなしで立ち止まり、体が震え出す。しかしラルシアは何気ない表情で。
「あら、如何しました? 此処の鉱山なら良い利益が出せそうですわ。色、つけて差し上げましょうか?」
「っ、本当ですか!?」
突如、ばっと表情を変えてかみつかん勢いで反応する村長。ラルシアは冷たい目線で返すと。
「随分と、余裕が無さそうですわね。安く買い叩かれてしまいますわ?」
「っ、え、ええ」
言われて落ち着く村長。結局村長はそんな様子のまま元の村に戻り、村長の屋敷へと戻る。
「で、鉱山は」
「ええ、良い鉱山です。常識の範囲内であれば言値で構いませんわ」
「ほ、本当ですか!?」
「……随分、必死ですね。何かあったのですか?」
ティンは鉱山に辿り着いた辺りから徐々に余裕を無くして来た子の村長に問うが。
「貴方に関係ありません」
「残念ですが、関係がありますわ。彼女は私の弟子ですし、彼女の購入意欲を刺激できなければこの話が流れる可能性が」
「なっ!?」
ラルシアの余裕のある言葉に対して村長は目を丸くする。ティンはそれを見ていて余計に強く思った。
「何で、そこまで必死に?」
「……父が、死んで。残ったのは、病弱の母と、人が寄り付かなくなって来た村と、鉱山。昔は鉱山で冒険者が良くやって来ることで有名でしたが」
「つまり、時代の流れで鉱山の麓の村として栄えてたのに徐々に寂れてきたから立ち行かなくなって、それを捨ててお金を得ようって話?」
「違います!」
返事は怒鳴り声に近いもので、彼女は言うと体を震わせながら耐えて。
「お金は其方の出せる分で結構です。それよりお約束して頂きたい事が幾つかあります」
「何でしょうか?」
「まず、鉱山は売り払います。ですがそれによる売り上げの一部をこちらに寄越してはもらえませんか? 無論それだけではありません、宣伝だってしますし何でしたらこちらで売らせて頂いても構いません。この辺りは武器や防具で成り立っていただけあって、冒険者がよく通る道の途上にあってですね?」
と、必死に口を動かす村長。しかしとティンは。
「あの、最近冒険者が行かなくなったのでは」
「それは戦争による品薄と、近くの街などで武具の安売りなどが原因であって、今なら」
「今ならって、現実的に言えば」
「だけど! 何でもします、何が何でもお金を稼ぐので」
「ふむ、地図を見せて」
ティンは言うとすぐさま村長は近くの地図を取り出してくる。
「ご覧の通り、此処は山々に囲まれた鉱夫の村です。山を通って来るのであるならこの村を通る事になるので、山には縄張り意識の強くて凶暴な野獣や魔獣が出没するので武具を」
「なら武具よりもっと宿屋を作るべきじゃない? 此処って温泉は?」
言われた村長は唐突に豆鉄砲を食らった鳩のような顔をして。
「え、いえその、何分鉱山の麓ですので」
「じゃあ名産物になる食べ物は?」
「いえ、何分、この辺りの山は岩山で、険しい地面で、その、殆ど」
「輸入なんだね。通りで武具が売れないと、か……」
ティンは少し思案すると。
「この辺りで温泉は?」
「え、それは、その」
「なら、その辺りの捜索、発見後の経営はこちらで行おうか? うん、市場と鉱山の提供をしてくれるのであれば、そのくらいならこちらでやろう。ああ、勿論その分の儲けはこちらが貰うよ? 何、広告料を払っていると思えば無いも同然だとは思いませんか?」
笑顔で名案だと提示するティンに対して村長の顔はどんどん蒼白になっていく。
「あ、あの、困ります!」
「おや、何が?」
「た、確かに鉱山はお譲りします! 武具店の看板をノルメイアにするのも、鍛治師達をノルメイア所属にするのも構いません! ですが、その、村周囲や山の探索はこちらの名で行うことは」
「ではこうしよう。発案自体はそちら、探索隊などの名前を持つのも其方、後の全てはこちらで持つと言うのは如何だろう? 其方は名を出すだけでいい。後のことはこちらが全て行いましょう」
「そ、その場合の利益は」
「ああ、無論こちらの総取りとさせて頂きたい。人員、探索、そして温泉などの発見されればその後の宿屋などの費用もこちらが全て持つのですから。当然ですよ、其方は何も気にする事はない」
ティンは煌く笑顔で対応する。その度に村長の顔は青くなっていき、次第にぶるぶる震え始める。
「こ、こちらからも人員を出させて貰います、費用も」
「おお! ではその分の費用も鉱山の購入代金に上乗せしよう!」
「……へ?」
「先生もそれが宜しいと思うのですが、如何でしょう?」
そう言ってずっと紅茶を飲んでいたラルシアにティンが笑顔で言い放つ。
「え、ええ。別に構いませんが」
「うん、それがいい。何、こちらとしてもあまりギャンブル紛いの行動はとりたくはありません。であれば、その分を見越した費用を渡した方が利巧というものです……それなら、良いですよね?」
「……ま、待って下さい! た、多少の利益を」
「おっと、これ以上出しゃばっては弟子の本分を超えてしまいます。後は先生とお話下さい。何分、実際に鉱山を得たり金を払うのはラルシア先生でございますし」
そう言って、ティンは一歩下がってラルシアを前に立たせた。
「一先ず、鉱山の買取、市場の提供、職人の買収、そして村の開発、その費用と人員の一部提供、その後の利益は七分こちらで三分が向こうと言う形で決着、お見事な交渉で」
ラルシアは言いながらメモに書き込んで横目にティンを見る。
「交渉って、あれは交渉?」
「立派な交渉でしょうが。少々強引でしたが、何とも悪魔的な交渉だことで」
「強引か……もう少し勉強が必要かな」
「ええ……本当に、恐ろしい一家だこと。父が恐れるのも、納得ですわ」
ぼそぼそと小声で呟くラルシアにティンは無視してヘリに向う。
「どうしたの、行かないの?」
「ええ、行きますわ。少しお待ちなさいな」
言って二人はデュークの待つヘリへと向っていく。
ではまた次回。