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行こうよ、エロパロの森

 ティンはとことこと言った調子でラルシアの元へ向かっている。

 昨晩、ティンとラルシアはみっちりと交渉術について勉強したのだが、当人曰く明日も早朝から出張らしく、8時過ぎにはお開きとなった。

 なのでティンも釣られるように布団に潜って早寝したのだが。

「にぇむい……」

 睡眠時間はバッチリだが、体がもっと惰眠を求めて眠れ眠れと喚いているのだ。そんな調子でひょこひょこ歩いていると。


 ひょい。


 そんな擬音を付けて、急にティンの体に浮遊感が訪れる。如何したものかと思って眠気眼を擦って周囲を見渡してみると何故か前進している筈の体が別の方向へ、後ろと進んでいるのだ。

 はて、とティンは思って足を止める。しかし足を止めても何と吃驚それでも勝手にティンの体は後ろに向って進んでいく。

 如何したことだと思って後ろを振り返り、全ての事情を瞬時に理解する。

 要約、エーヴィアがティンを拾って逆方向に向っていると言うだけだ。

 ティンの慎重は163センチ前後、対してエーヴィア女王の身長は180センチ。靴などによって幾つか差分はあれど、結果的に約17センチも差のあるティンを肩から提げるように持ち上げている。

 なるほど、とこの自分が浮いてしまうのも納得である。しかしだからと言ってこの状況に納得いったという訳では決してなく。

「あの、へーか。なんのよぉ?」

「あ、氷結殿。そちらにも用事があるのだが」

 と、ガン無視されたティンはエーヴィアの肩を掴んで其方へと視線を向けて、色々な意味で吃驚した。何故、と問われればそこには血走った様な目をした美女が居たからである。

 すなわち、あらゆる意味で目が覚めそうな表情をした、氷結瑞穂その人なのだが。

 しかしエーヴィアはそんな彼女の事情を理解しているのか或いは頓着していないのかその両方か、それもガン無視で語りかけていた。

「……何?」

「其方の一行に一つ依頼がある。パーティメンバーを交えて話がしたいので全員を会議室へと連れてきてくれ」



 秘儀、以下省略。



「と言うわけでッ!」

 パァンッと手を叩き会議室の真ん中でそこそこ背のある銀髪ショートな女性が音頭をとる。それを見てエーヴィアは呆れ気味な視線を彼女ことメイリフに送り。

「第一回、イヴァーライル王国合同作戦会議を始めますッ! さあ皆、女王陛下に向けて拍手ー!」

「わー」

 と、メイリフはエアマイクをエーヴィアに向けるが、実際に拍手をするのはただ一人、火憐のみでありしかも音も無く気力も感じない。

「あっれみんなどったん? 朝だからって起きてないの? ほぅら元気出して今日もがんばっていこーおーッ!」

「おー」

 そんな盛り上げるメイリフについていくのは、この場の空気を完璧に読み上げたように気力のきのじさえ感じさせない返事を出す火憐のみだ。

「なあ、気が済んだか従妹」

「一切気が済んでないよ従妹」

 そこにエーヴィアが滑り込むがメイリフは歯を輝かせて親指を立てる。その顔を見てエーヴィアは深い溜息を吐いて。

「取り合えずすっこめ道化、貴様の出番はもっと後だ」

「何言ってんの、あたしはいつだって準備万端だよ!」

「漫才はいい、貴様は下がってろ」

 エーヴィアの突込みを受けてメイリフはてへっとぺろっと舌を出して頭をコツーんと叩いて引っ込んでいく。

「さて、今回此処に集まってもらったのは他でもない」

「前置きが長すぎてうちの瑞穂さんが黒猫さんから黒豹さんに大変身しそうなんだが」

「そっちが勝手に始めたんだろうが!?」

「つまり、何か戦闘系特化パーティを呼ぶってことはつまり荒事なんだろ? 加えて言えば、凱旋祭に関わる」

 言った瞬間、瑞穂の目が変化する。

「と言うわけでうちのリーダーの気分変更にはなったが」

「よく分かったな、火憐殿」

「そりゃマキいれたいのみえみえだしな、とりあえず説明頼むわ」

「ああ、分かった」

「あ、ちょっといい?」

 と、そこでメイリフが手を挙げて割り込む。それに対して誰もがすっこめピエロと視線で訴えるが。

「あのさ、良ければこの言語マスターのあたしが分かり易く解説するよ?」

「要らん、貴様は引っ込んでいろ。幾ら王族の血を引くとはいえ場を弁えろ」

 エーヴィアの威圧するような声が返ってくるや否やメイリフは肩を竦めて引っ込んだ。それを見届けるとエーヴィアは咳払いして国内地図を広げて。



「諸君らにはここに赴いて、叩いて欲しい。以上だ」



 パンパン。



「じゃあ皆、メイリフさん主導によるイヴァーライル再建計画Bの説明始めるよー」

 エーヴィアの説明を無かったことにしてメイリフがテキパキと仕切っていた。エーヴィアは大いに文句がありそうだったが、メイリフはさっくりと無視した。

 そして後ろのホワイトボードに国内地図を貼り付けて指し棒で突きながら。

「じゃあまず概要ねー、まず今回向うのは此処! アンヴェルダン公国領! 理由は単純、此処に出来た魔獣の巣を叩く為! ちなみにこの魔獣は便宜上魔獣と呼んでいるけど、実際には少々仕様が異なるので要注意! さあて此処まで来て質問あるひといるかなー? ちなみに質問受付猶予時間は何と1フレーム以内だよ!」

「いや、1フレームって」

「はい質問受付終わり!」

 有栖が手を挙げたが完全無視でメイリフは話を進めていく。

何で魔獣の巣を(なあ火憐)叩くって言うか!?(1フレームって何だ?) それはだね(60分の1秒から)なんとびっくり仰天(30分の1秒の間)凱旋祭に大きく(格ゲーだと)関わるんだよ(大体60分の1秒)! 何が如何関わるか(瑞穂も一緒に)って|言うとだねそれをまあざっくり言えば《お前ら詳しいなおい!》、はいそこうるさい!」

「有栖……」

「有栖……」

 メイリフがびしっと指を指され、瑞穂と火憐は思いっきり責めるような流し目でみると。

「なあこれ悪いの私か!? 悪いの私かこれ!?」

「はい進めるよ! 凱旋祭を行うに当たって常識的に考えれば――国内の中央部に化け物の巣がある国に、何で人が来ると思う? と言うかそもそも何時化け物が襲ってくるか分からない国のお祭り? 正気を疑うね」

 冷たいメイリフの言葉に一同――とは言っても約半分は当たり前だと言う表情で返しているが――空気を呑む。

「まあそんなこんなでこの巣が邪魔なので撤去しようってわけ、質問ある?」

「何で今?」

「さっすが瑞りん、1フレーム以内とは恐れ殴るの禁止ね!?」

 メイリフの宣告どおり、瑞穂は質問あるかと聞かれて1フレーム以内(格ゲー基準)に反応するが、メイリフのつけた妙な渾名に反応して殴りこむ。

「変な渾名で呼ぶな」

「はいはい了承了承理由は先日ついに魔獣の巣本体に殴り込める様になったからで」

「あ、分かった」

 次はティンがメイリフの言葉で1フレーム以内(格ゲー基準)に答える。

 そう、メイリフの説明でティンの超能力『未来予測』が起動し、それこそ1フレームどころかナノ1秒以下の速度でその答えを導き出す。

「つまり、先日……具体的な日数は不明でもあたしがチラシくばりしている間にその本体の周囲を守る外壁的なものを排除に成功、そこであたしが必要になり急遽二日以内に世界中へビラ配りを終えろと言う無茶振りをし始めたと」

「早いねー本当の天才は1を聞いて10を100を知るとは言うが正にこの事だ。まあそんな感じ、イヴァーライル王国本軍が頑張って魔獣の巣を撤去完了し、尚も鎮座する本体の森へと責める準備が整ったってとこ……んじゃ、後は女王様概要の説明よっろー」

 そう言ってメイリフは一歩下がってエーヴィアに場を譲る。渋々と言った様子でエーヴィアが出てくるが。

「で、此処までご丁寧に貴様が説明して、他に何を言えと」

「――あんた、アホか」

 呆れた様子のエーヴィアに、更に畳み掛けるように火憐が耳を穿りながら。

「今のは本題前のあらすじ紹介だろ? 本題はこっからだよ、まさかぶちのめす相手の情報なしで戦えとか無茶振りすんじゃねえだろうな?」

「……ああ、そうだ。その通りだとも、では……」

「資料無いの? おーい誰か持ってきてー?」

 言葉が詰まるエーヴィアを見た隣に居るメイリフが部屋の外に向ってそんな言葉を呼びかける。それを見てティンは。

「ねえ、メイリフって人」

「なあにティンちゃん、あたしの事は気安くメーリフって呼んでいいのよ?」

「何で、そこまでエーヴィア様に馴れ馴れしいの? と言うか幾らなんでも不敬じゃ」

「――おいお前、誰に向ってんなくちきいてんの? こちとらマジモンのイヴァーライル王国領デルレオン公爵家の血を引く公女様なんだけど? 馴れ馴れしい? それ寧ろお前って知ってた?」

 と、今までの道化を演じてた仮面がぺろりと剥がれて微かに王族としての何かを感じさせる口調と表情でティンに指摘する。ティンはふと疑問に思い。

「どゆこと?」

「メイリフさんのお父さんとエーヴィア様のお父さんは兄弟なんだって。つまり、二人ともイヴァーライル王国王家の血を引き継いでる、立派な王位継承権を持つ人でその娘であるメイリフさんもだよ」

「え、そうなの? 全く見えない」

「おいおい、人が道化やってるからって」

「だって公爵家なのに王様なんでしょ? それって変だよね?」

 と瑞穂とメイリフは納得がいったような反応を見せる。つまりティンが見えないと言ったのは。


「イヴァーライル王家とデルレオン公爵家はお互いに婿養子に嫁を出し合っているから、この二つの家は親戚で、デルレオン公爵家には本国王家の血筋が流れてる」


 瑞穂とメイリフは声を揃えて補足する。ティンも納得はいったがそれはそれで新たな疑問も浮かび。

「おい、いい加減解説始めるぞ」

「あ、はい」

 そんな感じにエーヴィアが場の空気を仕切り始める。

「まず、森から出没する魔獣は基本的に四足の狼みたいなタイプと植物タイプの二通りだ」

「狼タイプってなんぞ?」

「見たとおりだ。鋭い牙と素早い動きで獲物を捕食する。ただ、見た目のイメージで狼タイプと称しているが実際の所はかなり違う生き物だ」

「具体的には?」

 メイリフはエーヴィアの解説に逐一合いの手を加えていく。

「まず、嗅覚はあまりない。聴覚も高いとは言えず、視力便りで動いている。次に植物タイプだが……主に相手取るのはこいつらだな」

「へー、植物タイプかーどんなのがいるー?」

「ああ。そして主に問題なのはこいつらだ……こいつ等のおかげでこっちの被害が激しく大きい」

「と言うと?」

「ぶっちゃけ言うと、生えてる木や生えてる草まで魔獣と化しているんだ」

「……は?」

 エーヴィアの解説にメイリフが思わず声が素のテンションとなる。

「いや、まあその反応も仕方ないとは思うがわりとがちだ。地面の雑草も全部魔獣となっている」

「……マジで?」

「ああ、マジで。それでうちの騎士が何人も犠牲になっている」

「マジ、かよ……いや待て、今現在死傷者の数は?」

 メイリフは気を取り直してエーヴィアのそうとい返す。

「現在だと……丁度200人だな、負傷者160人、死者40人だ」

「……思ったより少ないな」

「これでも多いぞ。唯でさえ人材の乏しい国なんだ、一人でも欠かすとそれだけで大変なんだよ」

 冷静な物言いをするメイリフに対してエーヴィアは溜息混じりに返す。

「ちなみにうち10人が狼タイプに食い殺され、残り30人が植物タイプに襲われて死んでいる。なお内死傷者10名は」

 と一度エーヴィアは言葉を切ると、淡々と一行に爆弾発言を行う。



「魔獣の手で孕まされた」



「エロゲ展開マジキタコレ!?」



 火憐とメイリフは、待ち構えてたように叫んだ。



「エロゲって……こっちは本気で死者が出てるんだが」

「マジか、植物タイプの魔獣で死傷者って聞いた時点で触手プレイがあるものと思ってがまジかよ」

「すげえな、おい。孕まされるとか本当に凄いな……何それ、あれかそこエロパロの森か」

「やばいぞ火憐、瑞穂を連れてったら何が起きるのか一瞬で想像付いた」

 呆れるエーヴィアを他所に、火憐とメイリフは期待を込めつつ本気で慄いていた。そして二人の視線は自然と瑞穂に集まり。

「何?」

「いや、お前いったら絶対捕まるだろエロ展開来るだろ現役濡れ場担当だし」

「おいこら誰が濡れ場担当だ」

「大丈夫だ瑞穂。お前が18禁の境界線をギリギリ歩くのはいつもの事だ、気にするな。女性として見えちゃいけない各部さえ見えなきゃギリギリ非18禁で通る」

「聞けよお前ら」

 そんな仲睦まじいコントをしている中、エーヴィアはガン無視で。

「ちなみに内4人が女性で3人死んでいる」

「陛下、何かおかしな単語を聞いた気が」

「落ち着くんだティン君、これ以上聞いてはいけない」

「そうだティン、深く聞いても益はない。気にするな」

 疑問に思ったティンをそんな風に有栖と林檎が必死に止めてくる。だが。


「あの、女性が4人ってことは後の6人は一体誰なんですか?」


 今まで静観していた雪奈が、手を挙げて女王へと聞いていた。

「男だが」

「お、男なんですか!?」

 このやり取りが行われた瞬間、刃燈は一人青い顔で耳をふさいだ。

「ああ、男騎士6人植物に捕まって孕まされて例外無く全員死んだよ。男に体内に子種を取り入れて子を外に産み落とすという機能が無いからな、腹部の肉を弾きながら出てきたそうで、問答無用の即死だそうだ」

「雪奈君、君はまず空気を読もうか」

 エーヴィアの解説が終わると同時に有栖が彼女に突っ込みを入れるが雪奈は何が問題なのか分かってないようで。

「ああ、ついでに言うと生き残った一人は女性器と子宮を破壊されている。一応修復は出来るそうだが彼女の女性としての一生は終わったようなものだろう」

「いや、何故それを言った」

 一斉に、火憐に有栖にメイリフに林檎に瑞穂に突っ込まれた。然しエーヴィアは涼しい顔で。

「一先ずそういう被害が出ているので気をつけろと言うことだ。ちなみに別の女騎士は触手に捕まってそのまま苗床にされて今も尚半死半生の状態で魔獣の巣で餌となっているだろう」

「だから何故それを此処でいう!? 助けろと!?」

「いや、気をつけろと。専門家の意見的には下手に生かしておくとそいつを種にして魔獣が繁殖するそうだからいっそ殺してやれとも言ってるし」

 全員の突っ込みに対し、エーヴィアはまたも涼しい顔で言ってのける。

「ああ、ついでにこいつらは魔獣とは呼んでいるが、呪いの魔力による影響か通常の魔獣と違って人間を問答無用で、延々と襲って来る」

「それって普通の魔獣と如何違うの?」

「ティンさん、基本的に魔獣って言うのは突然変異を迎えてたり凶暴化してても所詮は動物なんだよ。だから、生存本能を刺激すれば逃げることもある」

 解説を行う瑞穂に繋げてエーヴィアが。

「ともすれば、襲われずにすむ場合もある。だが、こいつら憎悪の塊のようで生物を見つけると何が何でも襲ってくるので要注意だ。最後にティン、貴様に直接話がある」

「はい、何でしょう陛下」

 言われてティンが前に歩み出る。そしてエーヴィアは指し棒を手に取り。

「いいかティン、本作戦におけるエース、切り込み役はお前だ」

「は、はい!」

「だが、それはお前が切り札と言うわけではない。それを弁えろ」

「はっ! ……あの、陛下。何が仰りたいので?」

 ティンはエーヴィアが何を伝えたいのかちょっと分からずにそんなことを返す。

「如何言う事か、と言うとだな……ラグナロックは使うな」

「はあ、何故ですか?」

「まずはこの地図を見ろ」

 そう言ってエーヴィアはイヴァーライル王国の中央部で円を描き。

「もしも、貴様がラグナロックを使い、この辺が消えるのは問題ない。だが」

 そう言ってエーヴィアは世界地図を取り出して同じようイヴァーライル王国の位置を示し、そこから円を描いて。

「此処が消えるのは大いに問題だ」

「ねえ、瑞穂。あの辺てどんくらいの位置?」

「このくらい」

 そう言って瑞穂は国内地図を指でなぞることでラグナロックを使用した場合の予測被害範囲を示す。ティンはそれを見るだけで全てに納得がいく。何故ならば。

「……此処含めて、本国も此処も丸ごと入ってるね」

「うん、だから気を付けて」

 瑞穂の示した範囲は何と吃驚、デルレオン公国とイヴァーライル王国を完全に飲み込んでいた。確かに、そこが消えるのは大いに問題だ。

「では、他に質問はあるか?」

「無いようだし、じゃあ皆準備開始!」

 と、メイリフが勝手に1フレームの短さで勝手にしめたのであった。

んじゃ、まったねー。

ちなみにエーヴィアの身長は180センチだがメイリフは174で実は同じ背丈の双子の妹がいるよ!

もう一つ、作中女性最長身は誰かって言うと。

ディレーヌ様の182センチだったりします。え、女性にしちゃあり得ない程背が高い?

まああれよ、その辺はフィクションという事でご勘弁を。ま、エーヴィアのお爺ちゃんでディレーヌ様のお父さんは197センチあるからばっちり孫と娘を見下ろせる人だけどね!

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