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難儀な人々~自分の王国を作る人~

副業の職場にジャイアン的な人がいて、その派閥に加わるまいと奮闘していた。

私はどこの派閥にも加わりたくない・・・ミスなく仕事して、たまに世間話をして気分転換してさっさと帰りたい。


その派閥の主、仕事場が居場所なのね。家庭がないから。

仲間を作らねばならない人のほとんどが自分に自信がないみたい。ちょっとプライドが傷ついたり自分のやり方で同僚が仕事しないと烈火のごとく怒る。


プライドが高いというよりも、自尊心が異常に低く、”自分が下に見られた”と誤解すると攻撃的になると感じている。


「アメリカン・サイコ」という映画でこんなシーンがある。

サイコパスのイケメン男性が、自分の名刺よりもセンスの良い名刺を他人が持っているとストレスを感じ、その名刺の主を殺しに行こうとする。それを見て、自己愛型の難儀な人ってこれが中核だよな・・・と腑に落ちたことがある。


仲間を作らないと不安になるらしく、一時的に人のよさそうな態度で周囲を取り込んでいく。

イングレスという陣取りアプリをリアルでやってるような感じだ。嫌がられている人って、人が離れていくから時々親切にしたり愛想よく話したりして人を呼び込む。


取り込まれた人、うまくやれるか?というと、やっぱり嫌になるのか知らないが辞めて行ってしまう。気持ちわかるよ。だって親切な人・・・と思いきや逆のものを見せられるもんな。


自己愛型難儀な人は親切な顔をし続けられないから、たまに本性が出てぎょっとするような言葉をいってしまい、人が離れる・・・そしてまた親切な人を演じる・・・以下ループ。飴とムチを使う人・・・それはほぼジャイアン型の人全員に当てはまった。


繁忙期が近づいて新人さんが数名入ってくる。私は派閥に対するおせっかいな忠告など一切せずに眺めて傍観者として今日も生きている。




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