理解者との出会い
機能不全の家庭に育った人は、普通という感覚わからないらしい。感覚がマヒしている場合が多いので相手の異質さに気が付かない。往々にして自己評価が低いため難儀な人の被害に遭ってしまう。
そして境界性パーソナリティ障がいの人は他人がいないと生きていけない体質なので人たらしであったり、距離を縮めたりが上手。
普通でない家庭で育った人と境界性パーソナリティ障がいの、この二人が出会った場合に悲劇が起こる。相互依存になってものすごいドラマが繰り広げられることになる。
境界性パーソナリティ障がいの人は往々にして魅力的であったりするので、お付き合いしてから気づくことが多い。この人は大丈夫だ・・・と心を許した人にしか本性を現さないので余計見抜くのが難しい。
私は何度かこのタイプに出遭ったことがあり、まず何かが変だ・・・・と気づけないからトラブルに陥る。
今から8年ほど前、ネットサーフィンをしていたら、特殊な方々の観察記録のような・・・そういった内容のブログにたどり着いた。。
書き手は明日村 蔵人氏(※実在の人。ここでは仮名で紹介。)彼は人の普通の人が見逃すような些細な特徴を書留め紹介してくれている。
その書かれた特徴を読んでいるうちに、あぁ、蔵人さんは日常に潜んでいる発達障がいの人の特徴を書いているんだ・・・!そして独自の研究をしているんだな・・・と、はっきりと理解した。
何回かメールをやり取りしているうちに、(私の方だけかもしれないが)心を許して胸の内を打ち明けたりするようになって私の少ない友人のうちの一人に。
彼の言葉を紹介したいと思う。
---------------「性ホルモンと脳について」(抜粋引用)---------------
Author: 明日村 蔵人
「目で見て分かる、障害のある方」は、ご家族や施設の方に苦労をかけることはあると思います。
ですが、それ以外の方に苦労をかけることはほとんどないと思います。
ところが、「目で見て分からない、発達障害の方」の場合は違います。
家族を含めたいろいろな人を、いろいろな意味で、
巻き込んでいく可能性があります。
問題が生じると、ありえない手段で、一般的ではない手段で、問題を解決しようとするんです。
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この言葉が忘れられない。
この言葉から察し、彼自身も見えない障がいの人に苦しめられた経験があるのだと察したのでした。