ドーパミンから難儀な人を読み解く
難儀な人々を理解したい。
素早く見分けて適切な距離を置きたい。
こんな願いを元にここ数年生きて来ました。
で、とある利用者さんをきっかけに視界がぱぁっと開ける。
今まで気づいてきた「点」と「点」が一気に線で繋がったような感じ。
私が関わる利用者さんが、いきなり無気力になり、とてもだらしなくなって動けないようになってしまった。歩き方もすんなり歩けない。ある病気の陰性の症状じゃない・・・?と疑問に思うようになってから理解が一気に進む。
カギとなるのはドーパミン。
よくADHDや統合失調症を説明した書籍に出てくる脳内物質。
精神障がいの方はこのドーパミンが
・適切な時に、
・適切な臓器に(脳や腸)
・適切な量を吸収(または放出)できない・・・んじゃない?
だから生活が壊れるほどの依存症、破壊的な症状が出るんだな・・・そして複数の障がいを持ち合わせてしまうのではないか?
単独の障がいを持っている方が珍しい。
・生活や人間関係が壊れるほどの依存症・中毒症状
・度が過ぎる承認欲求(自己愛型の難儀な人)
・人の好き嫌いが極端
・体を壊すほどの偏食
・病的な虚言癖
・一方的で止まらないおしゃべり
・人間関係を壊すほどの攻撃的な性格
これらの症状が出ている人は大抵 ”難儀な人” であり、ドーパミンが関わっている。
ADHDの人は、ドーパミンの受容体に問題があり、適量のドーパミンを受け取れないために快楽の元となる刺激を欲して無駄に行動的になったり、過度の依存症になったりする。
(※ 最近の研究では後にパーキンソン病になるリスクが高いという報告もある。)
危険な行為や酒、タバコ、ゲーム、異性、友人など何かに過度に依存してしまう傾向がある。
こういった好きな行為にはドーパミンが出るが、やらなければならない義務的な事、やるべき当たり前の事を当たり前にすることができない。
普通の人はやりたく無い事でも何となくこなせるが、本当の障がいを持った人はそれができないため、問題の先延ばしをやってしまうことが多い。
で、私のような支援員は、先延ばし問題を察知して、早めに行動を促し、何とか本人にやって貰おうと奮闘するわけ。
動きたく無い人を動かすのって、山を動かすような感じでなかなかにしんどい。
ドーパミンの受容不足で色々な症状・特徴がでる。
特殊な方々を見分けるのに役に立つので頭の中片隅にでも置いていただけると書いている甲斐があります。
参考文献 : 星野仁彦(著)
発達障害に気づかない大人たち




