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やさしさ、いっぱい

作者: Soraきた

今のやさしさ振り返るくらいが

ちょうどいいからと

降り注ぐ雨を気にしてたら

この先の恋が

あやふらになってしまうね

もっと気持ちを前に出していかないと


テーブルを囲むグループは

さっきから旅行の計画とかで

賑やかにしてる

わたしたちの話も

そんなふうに

楽しく会話ができたらいいのにね

あなたも、たぶん

そんなふうに思っているのでしょう


同じ夢を語ること、あったね

やさしさと引き換えにしなくても

あの頃はなんとなく

余裕みたいなものがあったよね

あなたの笑顔も

いまのように

ぎこちないこともなく


これから、二泊三日の恋に出かけるの

旅行カバンに詰め込めないほどの

わたしの気持ちをたしかめながら


少しは部屋に戻しておきながら

カバンに詰め込む場所を作りつつ、

新しい思い出も

あなたへの気持ちをその場所へと

わたしには

たぶん、それも必要だよね




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