クリスマス外伝 ① グリーンは人知れず頑張っているよ
師走に入り、何かと人々が忙しく動くとある日の事。「メイド喫茶 愛しのチェリー パープル♡シャドウズ本部」 では女神達が嘆いていた。
「最近の辻堂は、ウワキモノにならないために、漂流海賊パイパイレーツと戦うつもりらしいよ。仲間にでもするつもりなのかな」
────説明しよう!
パイパイレーツとは、漂流者をウワキモノの憂き目に合わせた張本人達である。
アップルパイパイレーツ、パンプキンパイパイレーツ、タオパイパイ‥‥は違った。お色気たっぷり乙なパイパイレーツに、グリーンの食欲が惑わされたのも無理はない。
────◇
「またエメラルド姉様が悲しむわね。しょうがない漂流者ね。パープル♡シャドウズがお仕置きするから、元気出してよ‥‥姉様」
グリーンは触手プレイに目覚めた前科がある。エメラルド様の心配は致し方ない事だった。だが、女神様の心配は杞憂のようだ。
パイパイレーツと戦う前に、戦地まで大砲でふっ飛ばされたグリーン砲弾。とかげブルーの絶妙な火薬調整で、飛距離は申し分ない。
騎龍(名前、能力は未定)は置いていかれてお留守番だ。せっかくなので登場させていただいたのに、搭乗出来なかったよ。
グリーンは大砲移動がメインだから、せっかくの騎龍がいても乗れないとボヤいていたそうな。宙空を飛びながら余裕のボヤきはさすがヒョウリュウジャーの性能だろう。
流氷の海に無事に着水したものの、シロクマアイスの群れに襲われ漂流した。どうもそのせいで体調を崩していたようだ。
パイパイレーツとの戦いは、いずれグリーンが語ってくれることだろう。お仕置きされないためにも、林檎の誘惑に漂流せずに、無事に正解へ辿り着く事を祈るばかりだ。
ウワキモノと呼ばれないようにする為に、日夜戦い続けるヒョウリュウグリーン。
────グリーンの今後の活躍、乞うご期待☆
お読みいただきありがとうございます。
season2はどうなるのか知らない。けれどこちらは保存版設定集見て浮かんだお話。
クリスマス外伝は感想に載せようと思ったネタです。辻堂様の保存版に掲載されていない設定があるかもしれませんが、ご了承下さいませ。
⋯⋯どこからか設定増やすなァァァ叫ぶ声がする。なに、いつもの事だ、心配はいらない。
※ 一度完結しましたが‥‥ネタ案用に、連載設定を開けておきます。




