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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ずっと

作者: 苑城 佑紀


「おめでとう」


そう言って、帰宅ラッシュの中目立つ真っ赤なバラの花束を持って、店内で古崎知哉(こざき かずや)の前に差し出した。

「…なつ…」

まだ開店すら前。

「おめでとうって」

「開店五年目だろ?」

五年前まだ和哉に出会ってもない笹木夏希(ささき なつき)。会社の二次会でたまたま寄った、小店が並んである横丁に入り、そこで知り合った三年前。それから時々寄っていた夏希だが、和哉が一時期倒れた事で一気に距離が近付きそれからの付き合い。

「覚えててくれたんだ」

「そりゃ」

嬉しそうに受けとる和哉はバラを見つめる。

「和哉」

「うん?」

「これからもよろしくな」

そう視線を夏希に移した時に気づいた。

どうして、店の五年目にバラの花束の理由。

「…こちらこそ」

そう笑顔を見せた和哉。


カウンター五席しかない狭い店。それでも和哉の人懐っこさと可愛さで客は来る。その端に居る夏希は、知哉が作った今日の夕食を取る。

「やっぱりここに居た」

そう言いながら入ってきたのは夏希の同僚である竜一。

「和哉、夏希の隣いいか?」

「いーよ」

まだ入ってきていない客に、夏希の隣に座ると和哉はおしぼりを差し出した。

「りゅうは?」

「任せる」

わかったと冷えたグラスを取るとビールを注ぐ。

「お疲れ」

「マジお疲れ」

目の前に来たビールを持つと乾杯と。

「お前、先に出たからあの後大変だったんだからな」

そうネクタイを緩めた。

「大橋、あいつがよ…」

愚痴が始まる竜一に、苦笑いしながら夏希と同じおかずを差し出す。サンキュと言って箸をつけ口に入れた。

「ご飯あるから」

貰うと、愚痴を言い取りながらも返事する竜一。そう言う所は何となく出来る男みたいでカッコいいと思ってしまうが、夏希の前では言えない。怒ると怖いからで。普段は温厚な性格なのだが。

茶碗に持ったご飯を竜一の前に置いた。

「なつ」

「うん?」

大丈夫?と聞いてきた和哉。何か調子も悪そうで、いつもビールと言うが今日は烏龍茶だった。出した夕食も余り進んでない。

「大丈夫、多分夏バテ」

苦笑いしてありがとと。

「夏希が夏バテなんて、ないない」

「お前酷いな」

「食べれないなら何か作る?」

ふと、店のドアが開き心配そうに見た和哉に何かあったら言うと言っても心配気に離れた。

「夏希、どうなのさ」

「なにが?」

「和哉」

言われて夏希は和哉を横目で見る。

「あのバラ、言ったんだろ?」

夏希が送ったバラはカウンターの端に花瓶に入れ。

「あれは、開店五年目で」

またまたと。

「ただの付き合いで、バラの花束なんて渡さないだろ」

そう言った竜一を見ると隠せないなと呟いた。

「これからもよろしくとは言った」

で?と聞いてくる。

「こちらこそ、とは返ってきた」

ふーん、と竜一は頬杖してお客相手してる和哉を見た。

「かず~それ終わったらこっちな」

手招きしてる竜一に頷く和哉。

「なにすんだ」

「本人に聞く」

「やめろって、わかってる」

心配なんだよ、と竜一は話し出す。

入社してから七年ずっと一緒で、女の噂ないと思ったら毛嫌いしてると聞いてから。昔なにがあったか知らないが、そんな夏希が何となく嬉しそうにしてる顔に、あ、誰か出来たなと思ったら和哉だしよ。

「それでも嬉しいんだよ」

「りゅう、なに?」

前に来た和哉に竜一は見る。

「え?」

「和哉、こいつの事どう思ってる?」

夏希からの視線に一旦夏希を見ると竜一を見た。

「なつ、から言われたよ…」

少し照れ臭そうにして、これからもずっと一緒に居るよ。

そうじゃなくてハッキリ言えって。

「…うん、なつがいいなら結婚したい」

後ろ手に照れ臭そうに夏希は俯く。

「…ありがと」

「はい、おめっと、和哉、向こうにもビール」

「竜一!」

お祝いお祝いと、竜一に全くと思いながら、勝手に乾杯していつの間にか向こうに居る一人の客と話し出す。

「…本当、ありがとな和哉」

「ううん…」

カウンター越しだが、繋がった心で幸せそうな顔で。


『調子どうなのさ』

「コンビニで水分補給の飲料水は買ってきた」

あの後先に帰った竜一。来ない客に今日はダメかなと。多少の眠気に、和哉は夏希に少し寝て帰る?と。お客来たら起こすから、そう言われて夏希は腕枕に寝に入った。一緒に居た一人の客は暫く和哉と話していたが、時間だと帰っていき。

本当に夏希には世話になってる和哉。頑張り過ぎて倒れた時に居た夏希。それから何度も病院に足を運んだりしていた。一時期、どうしてそこまでしてくれるのかと聞いた時に、何となく気になる、ほっておけない…つまり、俺は和哉が好きなのか?と言ってきた夏希に、和哉の気持ちに何かハマったのかそうだねと嬉しそうに返した。

じゃ…付き合ってみる?と言ってみた和哉に宜しくと。

『心配だから、店閉めたら行くよ』

「わかった、なら、待ってる」

『…ん』

眠そうな声の夏希に和哉は小さく笑う。

『ね、なつ…大好きだよ』

そう言って返事の来ない声に電話を切った。


マンションの一階の端。

夏希は和哉から貰った合鍵で玄関のドアを開けた。暗い廊下に明かりをつけキッチンで明かりをつけると廊下の明かりは消した。持ってきたおかずやらは結局今日出した残り。それを袋ごと置くと、寝室に向かった。

寝てる夏希の側に寄ると顔を近付け。

「なつ…」

そっと手を差し出すと気配に気づいた様に、夏希はうっすらと目を開けた。

「…和哉」

「大丈夫?」

マシになったかもしれないと和哉の方に体ごと向けると手は差し出していた和哉の手を握る。

「帰らないから」

「……いいのか?」

「うん」

なつの側に居ると離された手に抱き締めた。

「側に居る…なつの」

ありがとなと聞こえた声に少し離れた。

「一緒に寝ても大丈夫?」

「待ってる」

ん、と言うと和哉は寝室から置いてある自分の着替えを取る。

「風呂、俺入ったまま」

大丈夫だよと、着替えを抱き抱えると寝室から出て浴室に向かった。

今まではお互いに休みの時ぐらいしか来ない和哉だが、店の開店準備に夕方に出ればいいと時々泊まりに来る。一方、夏希は次の日が休みだと店によりそのまま和哉の部屋に行く。お互い別方向に住んでる為に。

風呂上がり、キッチンで持ってきたおかずやらを袋から出し冷蔵庫にしまう。水分補給のペットボトルを手にするとキッチンの明かりを消し、寝室に向かう。中に入るとドアを閉めペットボトルをヘッドボードに置くと、静かにベッドに潜り混むと夏希は気付いて抱き締めた。

「今日は竜一が邪魔したな」

「ううん…」

もうずっと決めてたから、なつと一緒になってなつと一緒に住みたいって。

「…りゅうも悪気があって言ったんじゃないよ、きっと」

「わかるけどな」

寝よと呟いた和哉は胸に顔を埋める。頭上から聞こえてきた、後で指輪買ってやるからの言葉に嬉しそうに目を閉じた。


ピピッピピッと鳴り続ける目覚まし時計に気だるげに伸びた手によって止められた。そのままうっすら開けた目に、隣に和哉が居ることに気付く。

腕を引っ込め寝てる和哉の顔を撫でた。自分がこんなに人を好きになるとは思わなかった。

「…大事にする」

そう言って、起こさないように体を起こすとベッドから静かに降りる。寝室から出て背伸びした。

なんとなく調子はいい。

リビングのカーテンを開け洗面所に向かった。顔を洗ってる最中に聞こえた物音はトイレ。タオルで顔を拭き鏡を見てると背後から来た和哉はまだ眠そうで。洗面所に居る夏希に抱きついた。

「和哉、眠いならまだ寝てても」

「…おきる」

夜の仕事は大変なのはわかってる。実は夏希も少し飲み屋のバイトをしたことがある。だからこそ、和哉の体調やら気にかけてしまう。

数分和哉を抱き締め離した腕に和哉は顔を上げておはようと。

「おはよう」

「昨日の残り物だけど冷蔵庫に入れておいた」

わかったと夏希は洗面所から出るとキッチンに向かう。

テレビの音と電子レンジの音。皿に盛り付けテーブルに二人分並べる。

「体調大丈夫?なつ」

「良くなった」

なら良かったと、盛ったご飯に和哉が作った味噌汁を置く。並べ終わるとテーブルにつきいただきますと。

テレビからは天気予報。気圧の変化で急に雷雨に気をつけてくださいの音声に和哉は見た。

「店、開けるのか?」

どうやら夕方から明日の朝方までが酷い。

「…ちょっと考える」

そろそろ夏祭りも来る。中心街が一番盛り上がる時期。それに向けても何か考えなくてはならない。先日、店の通りの店舗から色々話が来ていた。

「無理するなよ」

うんと言うもののテレビから目線は外せない。

靴を履いた夏希は鞄を持つと、弁当を渡された。

「ありがとな」

「弁当はちゃんと作ったのだから…今日も頑張って」

行ってくると言うかと思ったら夏希は和哉を抱き締めた。

「なつ?」

「なにか、新婚みたいだな」

そんな事言った夏希に顔が赤くなる。

「…早く一緒になろ」

「そうだな」

離れると行ってくると玄関から出ていった。静かに閉まっていく玄関のドア。

まだ、ドキドキが収まらないと俯く。


「おー、夏希おはよう」

会社のフロアで手を上げる竜一に近寄る。

「体調もういいのか?」

「あぁ」

ふと、鞄と一緒に弁当袋を持ってるのに気付く。

「はは~ん」

なんだその気持ち悪い声はとエレベーターが来るのを待つ。

「お手製弁当」

あぁ、これかと特に気にもして無さそうに。すると、腕を肩に回してくる。

"和哉、泊まったのか?"

"心配だからって言ってて来たからな"

"つかさ~お前らどこまでいってんだ?"

音立ててエレベーターのドアが開く。腕を離した竜一に夏希は先に乗った。ガヤガヤと狭いエレベーター室内で夏希は最後までと。

「はぁ!?」

一瞬にして室内が静かになり注目浴びる竜一はさして気にせずに話し出す。

"最後って…ヤったのかよ"

"そう"

降りる階に気付き竜一は片手上げた。

「すいませーん、降りまっす」

その後を追う夏希も降りた。何気に廊下を歩く竜一だが気になる。別に全部言えとは思わないが…

だからか、昨日の和哉の態度と。何もかも夏希の事をわかってるような。

「普通、じゃないのか?」

「あー、まぁ普通ったら普通かもな」

和哉が女だったならな。ただ夏希は何か訳ありなのは気付いていた。だから入社してから興味本位で夏希に近寄った。同僚として十数年も付き合ってるのに未だに話してこないのは相当なんだろうなと今は守るように側には居ることにした竜一。

和哉は、わかってんのか?と聞こえてきた声にパソコンの電源つけると隣の席、竜一を見た。

「…わかってる」

ならよし、なんて自己解決したような返事。

「…竜一」

「言うなって」

デスクの上にあった書類を眺める竜一に夏希は悪いと呟いた。

「夏希が言いたくなったらでいいし」

「…ありがとな」

昼前メールが来たのに気付く。

―なつ、一旦帰るよ…お隣の店今日開けない話してるから悩んだんだけど、俺も今日は休みにする。

またなつの部屋戻ってくるから、今日はなるべく早く帰ってきて…仕事頑張ってね

返信してから視線を空に。向こうから怪しげな濃いグレーの雲が近付いてくる…



「雨ヤバイよー」

「あ、本当だ」

そんな声がオフィスに聞こえる。夏希もまたつられて窓の外を見た。大粒の雨が窓にあたる。遠くで雷が光る。

「こりゃ、帰るしかねぇな」

何処かに行っていた竜一の声が隣で。

「和哉、店開けんのか?」

「いや、今日は休むとは言っていたからな」

それが正解と言った竜一にデスクの上を片付けた。オフィスからお疲れと出る。会社の出口で傘をさして家に向かった。

さしてる意味がない程の段々と強くなる雨。雷鳴は段々近付いてきてる。夏希の携帯がなってるのにも気付かない程の傘の雨音にやっと着いたとマンションのエントランスに入ると傘を閉じ雨水を払った。

携帯をポケットから出すと和哉からの電話にメール。もう家に着いたの連絡かと思ったが全く違った。

―なつ、ごめん…急用、だから今日行けない

そんなメールに夏希は和哉に電話すると思いの外すぐに出た。

『なつ、お疲れ』

「今帰ってきた…急用ってなんなんだ?」

予想外に返事が帰ってこない和哉に不安が来る。

「和哉…言えないのか?」

『……なつ』

怒らないで聞いてよ…

元カノから連絡が来たそう言った後、夏希は最後まで聞かないうちに電話を切った。

一番、夏希の事を知ってる和哉が女性と会ってる。

しかも、元カノ。

和哉に彼女が居たのは知っていた。それは夏希と出会うもう七年前の話。だから夏希は和哉と付き合う事を決めた。もう連絡しないし向こうからも来ないと言った和哉を信じて。

夏希が…どうして女性と関わり持たないのは母親のせい。幼い頃から母親は毎日違う男を連れ込んでいた。それを父親に子供ながら言ったら父親は帰ってこなくなった。

朝起きたら一人、小さい体で土台を使いアパートのキッチンで自分で出来るだけの朝食を作り、学校に行きちゃんと帰ってきてまた一人食事する、そんな生活をしていた。

夏希が高校にあがる頃、母親は自殺した。父親が居ないことに、今さら気付いて。いくら男を連れ込んでも父親だけは愛していた。そんな母親に夏希は皆そうなんだという目で見れなくなっていた。

そんな時に出会った竜一に和哉。和哉だけはと思っていた夏希。和哉だけが居ればいい。そう思っていた矢先に。

何度も鳴る携帯。メールなのか電話なのか、真っ暗なリビングの上で鳴り光る。

「…大丈夫?かず」

「ごめん…仕事先、後でまた調べて連絡する」

こっちこそ急にごめんねと言うも途中で、会っていた居酒屋から走って出ていく。雷鳴に大雨の中、和哉は傘もささず夏希のマンションに向かった。

「なつ…」

ごめん…なつの事わかってたのに…

着いた玄関のドアノブに手をかけると静かに開いた。

「なつ!」

雨に濡れすぎて寒い。体震えながら真っ暗な部屋に濡れたまま入った。が、どこ探しても居ない。

定期的に光るテーブルの上の携帯に気付くと掴む。

「なつ…」

携帯掴むと和哉は再び雨の中を走る。

不意に鳴った携帯に見ると和哉の文字に不思議そうに出た。

「もしー…」

『なつが居ない!携帯置いてどっか行った!』

どういう事だと、和哉を落ち着かせて話を聞く。言えなかった夏希の過去と和哉の件。

『…りゅう…なつが…やだよ…』

母親みたいに

「夏希はそんな事しねぇよ」

とりあえずと竜一は心当たりがある場所を言う。

「それでも居なかったらまた連絡よこせ」

『…りゅう』

「和哉!夏希を信じてやれよ…今の夏希はお前しかいないんだ」

雨音に混じって泣き声が聞こえる。

「和哉、探してこい…和哉ならわかるだろ?」

『…あり、がと』

切れた電話にオフィスから窓の外を見る。

雨雲は移動してるのか、向こうは月明かりが微かに見えた。


「なつ!……なつ!」

言われた店、場所。行っても夏希の姿はない。

そう言えば…夏希の実家。たった一度だけ、夏希は和哉を連れてきた。それはもう誰も居ない家を解体するため。家から出てずっとそのままだった。役所から封筒が来てやっと夏希は実家を無くす事を決めた。忘れる為に。あんな忌々しい日常を忘れようと思っていた。だがそう簡単には忘れる筈は無く、結局ずっと付きまとってる。

「……なつ」

何もない空き地に夏希は傘をさして黙って立っていた。

その横顔は泣いていて。和哉は走って夏希に抱きついた。

「…和哉」

「なつ、ごめ…」

フッと和哉は力抜けて倒れそうになるのを夏希は傘を捨て抱える。

「和哉?…和哉!」



「笑え、つかもっと幸せそうな顔出来ないのかよ」

「そう言われても、な」

「そーだよ」

笑えるどころか今は幸せな顔は出来ない。

病室で点滴外せないまま二週間過ぎても退院出来ない和哉。あと一歩遅かったら重症の肺炎になるところだったと。まだまだ退院の見込みがない和哉に、竜一は夏希を連れエンゲージリングを買いに。

今回の件で竜一の中で焦れったく思えたんだろう。とっとと一緒になれと。買ったエンゲージリングを持ってそのまま病院に。たまたま個室だった為に夏希は買った指輪を出した。そして和哉の薬指にはめた。

からの携帯を構えての、写真。未だに辛そうにしてる和哉の状況をわかれよと言ったが、竜一の明るさは少し空気が変わる。

「なつ」

「なんだ?」

退院したら…式しようよ

そうだな…

そう少しでも幸せな顔した二人に竜一は写真を撮った。

それを見ると小さく口元緩める。

「なら、俺は帰るわ」

「りゅう、ありがと」

お礼なら、夏希に言えってと病室から出ていった。

「行っちゃった」

「和哉…ずっと和哉の側に居てもいいか?」

「当たり前だよ…なつが側に居ないと…凄く寂しい」

雨の中、死にそうだった。濡れて寒いとかじゃない…夏希が自分の前から居なくなるんじゃ…そう思うと。

竜一に言われ、気づいた。

なつと約束した…ずっと一緒に居る…

そう思ったら夏希の実家を思い出した。

「後で、りゅうにちゃんとお礼言わなきゃ」

「そうだな」


退院した和哉に、部屋に今は写真が二枚。

病室で撮った写真と結婚式の写真が飾られてる。

「なつ!忘れ物」

「ありがとな、和哉」



End

お分かりの通り、季節外れです。

書いては居たんですが暫く保管してました。

久々の短編な気がしますが、読んで頂いてありがとうございました。

ではまた、次作にて。

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