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小説を書くにあたって気を付けるべきこと

作者: 鳩胸 ぽっぽ

これは半ば自分用です。

 小説家になろうで小説を最近は読むようになったのですが、新着小説を数タイトル読んで気になったことがあるので自分に対しての戒めも含め記そうと思いました。

 ではさっそく。



 ・会話するときに最初にだれがしゃべっているのかを書かない。

 例:山田太郎さんとその妹の花子が会話しています。

 太郎「宿題やったのか?」

 花子「うん、やったよお兄ちゃん」


 こういう書き方は見ていてちょっと気になります。

 読みづらいというのもありますが、この書き方は小説じゃないです。演劇の台本です。誰がしゃべってるかを明記してしまうのは小説とは言えなくなります。

 書かないとわかりづらいというのなら、口調などで分けてみましょう。

 現実でも同じしゃべり方の人がいないようにしゃべり方には癖があります。書きやすさでいうと「です、ます」といった丁寧口調や「のよ」とかいったちょっと偉そうな女性口調。キャラ付けによってしゃべり方は違うようになりますのでキャラに合うしゃべり方を考えたほうが良いのです。



 ・文の最後に同じ文字を使わない。

 例:山田君が脳内で説明しているとします。

 この日本という国はどこか違う。他の国に後れを取っていると思う。他の国と違うから何か企んでいるのかと勘ぐってしまう。


 自分もちょっとやりがちなのですが、最後が全部”う”で終わってしまっています。これだと片言のように感じる人もいます。文がつながらなくなるといってもいいのかもしれません。

 文末を使い分けるのも小説において大事なことだと思います。

 


 ・会話を多くしすぎない


 これはちょっと例外もあります。

 会話だけで構成された小説もあるので一概には悪いとは言えませんが、なるべく会話を多くしすぎるのは避けたほうがいいです。

 会話が多いと物語がいつ進むのか、がはっきりしません。

 


 ・誤字をなくす


 これは自分にも言えますが、誤字はなるべくなくしましょう。

 誤字のせいで違った意味合いになることがあります。たとえば「山田君はヒーローに変身した」と「山田君はヒーローに返信した」とでは意味が全然異なります。

 意味合いが違ってくると今までのストーリーが崩壊することもあります。なので誤字はなくしましょう。これは自分もです。



 ・きちんと物を表現する。


 これは異世界ものには必須です。

 現実を舞台とするなら現実にあるので想像はできますが、異世界となると現実にはないものがたくさんあると思います。

 魔道具だったり、魔法だったり。

 現実にないものは想像してみることが必要なのできちんと表現していないと伝わらない場合もあります。どういったものなのか、どういうものに似てるのかなどたとえるのも大事です。特に例えることは異世界転移、異世界召喚、異世界転生ものの主人公は簡単にたとえることができるでしょう。日本で生きてたのなら。



 ・熟語を適切に使う。


 これは小説というよりかは文として大事ですね。

 意味を知らないで熟語を使うのはやめたほうがいいです。変な表現になっちゃうこともあります。



 ・句読点などはきちんと使う。


 「、」「。」は本当に大事です。「、」がないと文が長くて逆に読みづらくなったりなどします。ただ、乱用のし過ぎもダメですのでこれは適切に使うことが大事となります。

 また「。」も文の終わりの記号というので大事です。どこで文が終わるのかを明確にしなければなりません。



 ・「…」は二つ使う。


 これは自分も最近まで間違って使っていたのですが三点リーダーは二つ使うのが正しいようです。

 「これは違うんだ…」これがダメな例

 「これは違うんだ……」これがいい例



 ・「?」「!」の後には空白を入れる


 これも読みやすさのためには大事です。

 「それは違うぞ!と言った」これがダメな例

 「それは違うぞ! と言った」これがいい例


 ただし、文の最後やセリフの最後に来る場合は空白は開けなくてもいいです。



 ・読めないだろうっていう漢字にはルビを振る


 これも大事です。たとえば男って書いたら普通は「おとこ」と呼びます。ですが、作者がキラキラネームをつけようとして星野 男だって書いたらなんて読むのかわからないと思います。

 そのままおとこと読めばいいのか。それとも違う読み方なのか。わからないだろうっていう漢字にはルビを振ることが大事です。ちなみに男って書いて「あだむ」って読みます。

 ルビの振り方は二種類あって、漢字にルビを振る場合は漢字のうしろに()で読み方を振ればできますし、分けたい場合は|()という風に書けばルビがふられません。

 そして時折見かけるかもしれない、この書き方(こういう言い回し)は漢字も含まれてるので()ではなく、《》を使うなどとルビの振り方は難しいと思います。



 ・ストーリー構成をしっかりと


 これも作者に言えることです。

 ストーリー構成をしっかりしてないと躓きます。どういった物語なのかをはっきりさせなければもやもやが残ります。



 ・設定に反した行動はしない


 一番大事なことです。

 どういうことかというならば、運動が苦手なのに徒競走で優勝する、目立ちたくないのに目立つような行動をするなどです。

 運動が苦手な設定はどこ行ったのか。目立ちたくないのに何で自分から目立ちに行くのか。設定に反した行動はなるべくしないほうがいいです。

 これもまた例外はあり、運動が苦手だけど徒競走で勝っちゃった理由はほかの走者が転んでけがなどしてしまったから。目立ちたくないのに目立つ行動をする場合は、自分の大切な人がさらわれたりなどして自分がやむを得ず動かないといけないとき……など。目立つ行動をするための動機がしっかりしていればまだ納得はできます。

 要するに動機や理由がしっかりしていれば問題はないんです。最近はこの理由付けが甘い感じがしますね。

 目立ちたくないけど腹立つから自分の力をふるうって思い切り目立ちに行ってるじゃないですかってつっこみたくなるんですね。



 

 まだまだ気を付けることはあるのですが特に気を付けたほうがいいのはここらへんでしょうか?

 自分もまだ改善点はたくさんあるので自分も今後とも気を付けて作品を執筆していこうと思います。見ていただけてありがとうございました。




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