表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

裏野ドリームランド調査報告書

謎の少年「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ⁉︎」


ソウスケ「はぁ…はぁ…」


タクヤ「良し!」


謎の少年の弾丸→ソウスケの脇腹へ


ソウスケの弾丸→謎の少年の肩へ


謎の少年は、利き手の右手が動かなくなった。


ソウスケは…辞書を仕込んでいた!


タクヤは…


ポンッ!

ポンッ!


『スフィンクスを殺していた!』


謎の少年「く…くそ…」


「あと…もう少しで…」


「献上…出来たのに…」


タクヤ「思ってたよりも…」


謎の少年「ひいッ⁉︎」


タクヤ「アオツメグサには価値があったってことか」


「世界に唯一の薬草…」


「『⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇』の言ってた通りだな」


謎の少年「きっ…貴様⁉︎その名は⁉︎」


「まさか直属の…モゴッ⁉︎」


タクヤ「それ以上言うな」


「大丈夫…ソウスケは気絶している…」


「安心して『こっち』の話が出来る」


「最初はびっくりしたよ」


「『危険分子の排除』と『裏切り者の特定』」


「そう言われて渡された資料に…」


「ソウスケが危険分子って書いてるんだから」


謎の少年「モゴッ…モゴッ…」


タクヤ「うちの親友を殺せって?バカ言え」


「確かに俺は『⁇⁇⁇⁇⁇⁇』の直属の部下だ」


「だがソウスケを殺すことは出来ない」


「まあ、お前を連れ帰って許してもらうとするよ」


謎の少年「モゴッ…」


⁇「おい」


タクヤ「?」


「誰だ?」


⁇「俺が誰かはどうでもいい」


「そいつを離してやってくれ」


「『もはやうちの組織は内輪もめしてる場合じゃ無くなったみたいだ』」


タクヤ「…それって例の…」


⁇「そうだ。俺の髪の突然変色も関係している」


「大遠征について」


タクヤ「…わかりました」


悪いなソウスケ…


嘘つきはお前だけじゃないぜ…










タクヤ「おい、ソウスケ、目を覚ませ」


ソウスケ「うーん…あと50分…」


タクヤ「長いわ」


ソウスケ「あれ⁉︎タクヤ?」


タクヤ「静かに、ここは警察病院だ」


「普通の病院だと事情がアレだからな」


ソウスケ「ああ…そう…」


タクヤ「ここの設備はいいぞ」

「すぐに治る」


「あいつは夢ちゃんと違って、銃の強化に専念してたみたいだからな…脇腹も無傷とはいかないか」


ソウスケ「?なんか言ったか?」


タクヤ「別に」


ソウスケ「…なあ拓也」


タクヤ「なんだ宗介」


ソウスケ「お前は一体何者なんだ?」


タクヤ「…お前の親友だ」


「それ以上は、知らなくていい」


ソウスケ「…そっか」





報告書


裏野ドリームランドは現在、

世界に唯一の薬草:アオツメグサを貯蔵する施設であることがわかった


アトラクションに立ち寄った人間を裏世界に無理矢理引きづりこむことで、それを守っている。


アトラクションごとの詳しい説明は…





…以上が、おぞましい罠の全てである。


この中で、ジェットコースターとメリーゴーラウンドのみ、完全に破壊した。


アクアツアーの『シロナガスクジラ』は、今まさに命の危機に直面しているため、早急に回収するべし。


そして、

あの地獄へ行く場合は、十分注意するように。

私たちが生きて帰ってくるとき、

出口にはこんなことが書いてあった。


『廃園となっても、纏わるウワサは未だ人の興味を引くようです』


『引くのが興味であればよいのですが、ウワサにかかわって貧乏くじを引かぬようご注意ください』


『皆様のまたのご来園を心よりお待ちしております』



無論、もう2度と入ることはない。


木村夢と里村英二が帰ってくるまでは…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ